1. デビルマン
ある映画の話をしていたときに俺が「あの役者って大根役者だね」っていったら友達が 「大根に失礼だ。おれは大根好きだ」とかいわれてこいつ頭狂ってると思ったけど、これを見て俺も彼に対抗しようと思います。「棒読みっていうな。棒に失礼だ!」 [ビデオ(邦画)] 1点(2007-08-04 01:28:07)(笑:4票) |
2. サマーウォーズ
《ネタバレ》 本当に素晴らしいアニメというのは実写以上に作り物という印象を受けない その映画の登場人物たちは映画内の世界で生きているからだ すべての場面において製作者はは登場人物の感情に従っていればいいのだ 「時かけ」はそれに気づかせてくれた素晴らしいアニメだった さて、サマーウォーズである やはり製作者たちの只ならぬ才能を感じることが出来た おばあちゃんのようなキャラを魅力的に見せることは困難極まりない なのに引き込まれていく 作為的な所がないのだ おばあちゃんは純粋な一人の人間であった おばあちゃんが死んだ後の、家族達が廊下に座り込んでいる場面に至っては鳥肌物であった 日本独自の「間」である 撮り方も斬新だなあと感じた 花札の場面も並の製作者だったらチープ極まりない場面であろう なぜあそこまで惹きこませることが出来るのだろう でも何故か私は納得いかなかった 「時かけ」のような感情を得ることが出来なかった ヒロインが棒読みとか主人公ならどう考えても数学オリンピックの代表になれるとかそういう要素はこの際どうでもいい 本当に、数学が出来る主人公やラブマシーンの製作者、おばあちゃん、キングカズマ等が一同に集うなんていう奇跡が起こりうるのだろうか そしてタイミングよくおばあちゃんが亡くなることなんてあり得るのだろうか そうだろう 確かにあの展開の中ではおばあちゃんが死ぬのが「映画的に」一番纏まりがよく面白い展開になる ラブマシーンの製作者が知り合いだったならば「映画的に」心情の変化、葛藤等が細かに描かれる しかし、私はもっと・・・ 純粋な世界が見たかった この映画の世界は製作者が作ったものだった 主人公たちは話を盛り上げる要素に過ぎなかった 私は「映画的に」面白い世界など望んではいなかった 多分、この映画の製作者が時かけの人たちでなかったら、私は7点・・・いや8点をつけていたかもしれない だが最初に述べたことに気づかせてくれた製作者たちだからこそ私はあえて5点などという中途半端な採点をする 映画が終わったとき、エンディングまで誰一人席を立たなかった そして映画館が明るくなるや否や、客たちは「面白かった」と言った 確かに楽しかった 貴方たちが正しいのだろうと思った この捻くれた精神をどうにか直したいものだ ただ私も、カズマの指はチュッパチュッパしたいかもしれない(男だけど) [映画館(邦画)] 5点(2009-08-30 06:14:08)(良:2票) |
3. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
数学少年は多いがその中で数学を糧にして生活していける者は ごくわずかだ。しかし数学者になれなかった者は幸いである。 数学者でないものになれたのだから。 フェルマー予想のワイルズが数学者のあるべき姿である。数学 者は俗世にまみれていないが数学界にまみれている。ポアンカ レ予想のペレルマンは数学少年の憧れであるが数学者には後ろ めたさを感じさせた。 数学者を主人公とする映画は幾つかある。 「ビューティフルライフ」「グッド・ウィル・ハンティング」 「博士の愛した数式」 その中で「グッド・ウィル・ハンティング」のみが数学者を描 いている。「グッド・ウィル・ハンティング」の彼は才能を浪 費する世界から旅立ったのか?エスタブリッシュメントの世界 にまみれるために。ペレルマンが戻っていった世界から。 やはり前半がいい。「冒険者たち」のように。数学少年があこ がれる物語だがサクセスストーリにする必要はないだろう。make a difference をしたというのならよいのだが。7点。(親父の評価) 親父・・・言っている事がわかんないぞ!(俺の評価)←評価じゃないだろ [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-14 23:47:14)(笑:2票) |
4. 時をかける少女(2006)
私が同年齢なのかもしれませんが、お世辞抜きで感動しました。私は中高一貫男子校なので青春は皆無です。ですが。やはり青春はいいですよね。うらやましい。ひとまず、 主人公はちょっと天然な女子高生。普通の家族。ちょっと田舎である風景。これがいい。そして、記憶や時間の大切さも教えてもらいました。そしてなにより親友の大切さ。主人公には親友がいます。言葉には表現できませんがとにかく、親友は大事だなと感じました。あと、主人公たちがいつも楽しそうにしていたこと。私は勉強に追われ あまり楽しく生活していません。今の日本では勉強がすべてだとかいう人がいますが、そういう人にぜひ見てほしい。主人公は本当にいつも目を輝かせているから。私も こういう顔になりたい。 などと感動してエンディングの歌に入るとまた歌もいい。こういうストレートな歌詞、本当にだめなんです。感動の二乗です。涙が出てきてしまいました。なんか暖かいもので全身を包み込まれた感じがしました。なに私はクサイこと言ってるんだろう・・。 でもそれくらい感動しました。ありがとうと言いたい。 [DVD(邦画)] 10点(2007-07-30 21:32:13)(良:2票) |
5. 涙そうそう
《ネタバレ》 最後に、にぃにぃが死んでしまった。いや、監督がにぃにぃを殺してしまった。 監督の「やべ~ これじゃあ泣けないなあ・・。にぃにぃを殺しておくか」とか感じのお涙頂戴を狙っている感がバレバレ。人の頑張ってる姿を自然に飾らずに撮っていれば、普通に感動できますってば。こういう映画は嫌いです。 [地上波(邦画)] 2点(2007-10-31 18:21:01)(笑:1票) |