1. クリード 炎の宿敵
《ネタバレ》 アポロ息子 vs ドラゴ息子。1試合目で負けたアポロ息子が激しいトレーニングを積み再戦で勝利。よくこんなベタなストーリーで映画化できましたね。ロッキーシリーズを愛するスタローンファンとしてはがっかりです。ブラック音楽もうるさいです。唯一印象に残ったシーンは、再戦でドラゴ息子がこれ以上戦ったら死んでしまいそうになった時にドラゴがタオルを投げ入れるシーンと、最後ドラゴ親子が2人でランニングをするシーン。この2つのシーンで、ドラゴは単なる殺人マシンではなく息子を愛する普通の父親だということが良くわかりました。 [DVD(字幕)] 4点(2019-04-07 02:08:53)(良:2票) |
2. フィフティ・シェイズ・フリード
《ネタバレ》 フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの第3弾。前作でアナにセクハラをして解雇された元上司がアナに復讐をします。同時にアナは妊娠しグレイと喧嘩をします。前半はアナとグレイのセックスのオンパレードですが、変なSMではなく普通のメイクラブで、ダコタ・ジョンソンがとても美しく撮影されています。後半はチープなサスペンスアクションです。また、グレイは家庭においてはとても頼りなく行動力もないため、会社買収や飛行機、豪邸を購入したりする億万長者のやり手青年実業家には全く見えません。フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ シリーズもこれで終わりにした方が良いでしょう。しかしダコタ・ジョンソンはますますきれいになっていますので、彼女のファンは満足すること間違いなしです。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2019-04-21 14:47:46)(良:2票) |
3. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
レイは魅力的でしたが、他のキャストには愛着心を持てませんでした。それと、全体的にやたら戦闘シーンが長く、アメリカ人が見たら「戦争はかっこいい!やったぜビクトリー!」というような愛国心を植え付けるような作りになっています。アメリカ人は敵をやっつけるヒーローものが大好きですからね。しかし、スターウォーズシリーズの壮大な物語の最終回というのならば、もっとストーリーを面白くしてほしかったです。延々と続く戦闘シーンは見ていて疲れました。。。 [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2019-12-20 08:49:20)(良:1票) |
4. 復活の日
子供の時にこの映画をどうしても見たくて、父に連れて行ってもらいました。壮大なストーリーに感動しました。人類は愚かな人間によって二度も滅びます。そして何とか生き残った草刈正雄が最愛の女性に会うためにワシントンDCから南米チリの最先端まで何年もかけて徒歩で向かいます。究極の愛です。ジャニス・イアンの主題歌も完璧です。何度見ても感動します。映画のメッセージの受けとめ方は人それぞれです。たくさんの人に見て色々と感じてほしい作品です。 [DVD(字幕)] 10点(2019-09-21 17:09:37)(良:1票) |
5. 万引き家族
《ネタバレ》 この夫婦の生き方は、真面目に働いて納税している人たちへの冒涜であり、全く同情できません。子供たちはこの身勝手な夫婦の犠牲者です。自分たちが笑顔で生きるためなら他の人に迷惑をかけても良いのでしょうか?人生が辛いのはあなたたちだけではありません。この夫婦は下品で見ていて不快でした。。。特に夫婦のラブシーンは見ていて気持ち悪くなりました。こんな映画が多くの賞をとったことが驚きです。。。 [DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2020-02-05 11:40:40)(良:1票) |
6. ヴェニスの商人
《ネタバレ》 「ヴェニスの商人」という題名は有名ですが、自分は小説を読んだことはなく、同時の時代背景も全く知らずにこの作品を鑑賞しました。当時のヴェネチアではユダヤ人に対してこんなに酷い仕打ちをしていたのですね。。。シャイロックはお金に困っていたアントーニオに親切にお金を貸しただけではないですか。金貸業ビジネスですから担保や返済不可能になった時の条件を求めるのは当然です。それを理不尽な裁判にてシャイロックは有罪になり全財産を失いしかもキリスト教に改宗させられてしまうとは。。。この作品、ユダヤ人が見たら不快この上ないでしょうね。シェイクスピアの作品は主人公が死ぬ「悲劇」が多いですが、この作品は「喜劇」だそうです。しかし、自分は喜劇の要素は全く感じず、酷い悲劇としてしか思えませんでした。このストーリーが例え「作りばなし」であったとしても最後に笑う気にはなれません。ラストシーンでのアルパチーノの表情が悲哀に満ちていましたね。。。なお、裁判で法学青年に扮したポーシャには僕も途中まで気づきませんでした。。。 [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2019-11-24 14:22:53)(良:1票) |
7. フラッシュダンス
大好きな映画です。ストーリー、演技、音楽は最高です。光や照明を細部にまで意識しかなり凝った撮影をしています。各シーンも丁寧に撮られて無駄なシーンは一つもありません。私はアレックスに影響されて、高校時代は自転車通学をして、赤いマルボロを吸ってました。しかし実は、主人公アレックスよりも、スケート大会で失敗してストリッパーになってしまうアレックスの友人ジニーの方が好きでした。そのジニーを演じたサニー・ジョンソンが公開の翌年に脳内出血で亡くなったのがとても残念で悲しかったです。。。オーディション(役をつかむためのオーディションではなくダンス学校に入学するためのオーディション)に全力でぶつかり、合否は見た人の想像に任せるようなエンディングも好きです。何度見ても良い映画です。 [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2020-01-09 12:45:18)(良:1票) |
8. ロッキー
ストーリー、演技、撮影、音楽、全てが完璧です!見れば見るほど新しい発見があります。これからも何度も見直していくことでしょう。 [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2019-10-21 13:36:11)(良:1票) |
9. エントラップメント
ショーン・コネリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの2人の息がぴったりです。そしてアクション/サスペンスを背景としながらも、これはラブストーリーですね。そして何より、キャサリン・ゼタ・ジョーンズがただ美人というわけではなく、キュートでセクシーで素晴らしかったです。ショーン・コネリーはキャサリン・ゼタ・ジョーンズから見たらおじいちゃんくらいの年齢かもしれませんが、2人の間のロマンスは本物に思えました。最後も2人にとってハッピーエンドで終わって良かったです。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2020-12-23 15:20:28)(良:1票) |
10. Fukushima 50
最初から最後まで全体のトーンが同じで、抑揚もクライマックスもなく、最後は「この責任は自然の脅威」でまとめてしまっています。出演者たちもどこかで見た様な人ばかりで新鮮味がありませんでした。それに、ところどころ挿入される米軍のシーンは本当に必要だったのでしょうか?そもそも「Fukushima50」という単語は普段の生活の中で耳にしたことがありません。映画としてはつまらなかったです。。。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-05-05 08:42:57)(良:1票) |
11. ロッキー5/最後のドラマ
《ネタバレ》 ロッキーが破産し、原点のフィラデルフィアのスラム街に戻り、若手ボクサーを育てながら、息子や奥さんとの葛藤を経て本物の家族愛を見つけます。クライマックスはロッキーが自分が育てたにもかかわらず裏切られた若手ボクサーとストリートファイトをするところですが、そもそも既にロッキーはリングには立てない身体になっていたわけですから、舞台をストリートにしたのは仕方ないと思います。無理にリングに上げる方が非現実でしょう。ロッキーをボクシング映画とみている人にはストリートファイトは冒涜でしょうが、ロッキーを元チンピラ青年の成長/成功物語とみている自分にはストリートファイトは原点に戻った感じでこれで良かったと思います。少なくともロッキー4やロッキーザファイナルよりは断然素晴らしい内容です。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2019-08-20 10:15:02)(良:1票) |
12. マネーボール
この作品のテーマは野球ではなく、一人の元メジャーリーガーの苦悩と成長です。将来のスーパースターと期待されたメジャーリーガーが選手としては挫折し、スカウトに転向し、GMになり、離婚をして、定期的にしか会えない一人娘を気にしながら、自分を見つめなおしていくストーリーです。そこには大金の契約金につられて名門大学の奨学金を蹴ってまでしてメジャーリーガーを選んでしまった後悔の念が常につきまといます。そんな複雑な心情の男を演じきったブラピの好演が光ります。彼のキャリアベストの演技でしょう。またアシスタントGM役のジョナ・ヒルも良い味を出しています。野球のシーンは実在の映像と俳優陣を効果的に混ぜながらうまく編集をしています。2001年、2002年当時のアスレチックスの試合をリアルタイムで観ていた自分にとっては感慨深いまさに特別な作品です。 [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2019-09-07 10:28:16)(良:1票) |
13. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
宗教の意義について考えるきっかけになる作品ですね。よくぞ、スコセッシが作ってくれました。大切なのは自分が信じる神様を自分一人で心の中で信じれば良い、ということ。信じる神様が他人と違うということで他人を不幸にしてはいけない、ということ。自分の中の神様は自分だけのものなのです。そして、自分の中の神様の存在を他人に言う必要もない、ということ。ジョンレノンが言うように、宗教のない世界は平和な世の中になるのかもしれません。でも神様が必要な人も多いことでしょう。一人ひとりが自分の信じた神様を他人に強要(布教活動)することなく自分の中だけで信じれば良いのだと思います。。。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2022-09-10 02:28:21)(良:1票) |
14. 11ミリオン・ジョブ
《ネタバレ》 主人公のクリスは両親からたっぷりと愛情を注がれて真面目に警備会社で働きながら暮らしています。同僚が犯罪に巻き添えになり殉職して警備会社から不当な扱いを受けた時は、遺族のために一肌ぬぎます。ここまではクリスは良い奴だったんです。ところが警備会社の倉庫に大量の現金が転がっていることを大バカな友達のエディに話してしまいます。ここからクリスはタダのアホな人間になってしまいます。クリスの醜い行動のために周囲の家族、友人がどんどん不幸になっていきます。全てはクリスの自業自得です。立派なお父さんや素敵なガールフレンドがいるのに何をやっているんでしょうか、、、同情の余地はありませんね。刑事役のドウェイン・ジョンソンは脇役に徹しておりあまり印象は残りません。ガールフレンド役のエマ・ロバーツはとても可愛くもっと出演シーンが多くてもよかったです。最も印象が残ったのは大バカな友人役を演じたマイケル・アンガラノです。最後まで憎たらしい大バカな友人役をみごとに演じきっていました。 [DVD(邦画)] 4点(2019-09-12 09:04:56)(良:1票) |
15. 男はつらいよ お帰り 寅さん
正直、この作品を作る意義があったのか疑問です。満男とゴクミのストーリーだけでは2時間もたないので、寅さんの回想シーンをインサートすることで、なんとか1本の映画の尺にしたという感じ。寅さん映画ファンとしては納得のいかない1本でした。。。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-01-16 09:42:56)(良:1票) |
16. 卒業(1967)
初めて見たのは小学生高学年の頃、日曜日の昼間に民放テレビで放送したものだったと思います。初めて見た時の衝撃や感動は40年位以上たった今でも残っており、その後何度も繰り返し見ています。そして毎回見る度に新しい発見があります。各登場人物の演技、セリフ、映像、カメラワーク、音楽、、、どれも完璧です。しかし、ベンは全く完璧な人間ではなくどちらかと言うとダメダメ人間です。でもそれで良いんです。完璧な人間なんかいませんから。現実の世界は理屈だけでは通用しません。ちなみに、S&Gの名曲をバックに、ベンが肉体的(連日の情事)にも精神的(将来への不安)にも疲れてプールで虚ろにフロートで浮遊しているところに情事のシーンがカットバックされるシークエンスが好きです。文句なしに名作です。 [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2019-07-22 14:29:55)(良:1票) |
17. あの頃、君を追いかけた(2018)
予備知識ゼロでみました。高校生の青春と純愛をベースにしたストーリーがゆったり進んでいきます。一人一人の人物描写がしっかりと描かれており、特に友人役の松本穂香さんがとても良い味を出していました。自分の高校時代を懐かしく感じました。時代は変わっても、高校生の考えていることは変わらないんですね。奇抜でどんでん返しがあるようなストーリーがちやほやされがちな世の中ですが、この作品はとてもシンプルで逆にそれが良かったです。高校生だけでなく、大人にも見てもらいたい作品です。 [DVD(邦画)] 8点(2019-05-17 03:22:55)(良:1票) |
18. オットーという男
心温まるヒューマンドラマです。周囲を固める登場人物たちも憎めない人たちでした。トム・ハンクスが主演なので、最後まで安心して観れました。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2023-05-02 07:24:17)(良:1票) |
19. 探偵物語(1983)
公開当時は高校2年生で、クラスの中にも薬師丸ひろ子ファンは大勢いましたね。。。今は無きテアトル鎌倉で観ました。あのボブカットとタイト目なワンピース姿がとても似合ってました。ラストの空港のキスシーンも良かったと思います。薬師丸ひろ子ファンにとっては満足のいく内容だったと思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-20 15:39:48)(良:1票) |