1. アルマゲドン(1998)
再度見る機会があったので投稿。 アメリカ万歳感はみなさんの言うとおり 鼻につくところもあるし ストーリーは定番ではあるが、 音楽がよく、演出・脚本とも 魅せるべきところは押さえ、 ブルースウィリスの確かな演技に ささえられてなかなかの出来と思う。 残念なのは、 ハリーが 「仲間も一緒ならやってもいい」 とまでNASAに押しこんだ あの問題だらけでそそっかしいハリーの仲間たちが ”宇宙に行ってもやっぱり問題だらけでそそっかしかった” ところ。 「これはひどい連中だ、 こんなんで大丈夫か? いや、だがハリーがあんなに押したのだ。 それぞれの才能をみせつけて ”やっぱやるときはやるんだね!” ”だからハリーはあんなに押したんだね!” ”これがプロってものか!” を見せてくれるに違いない!」 という期待を少なからずもったのではないだろうか? そこにカタルシスがあるかのような前振りをしていながら 期待をはずされる感触。 力を入れて作られた作品であるにも関わらず 評価が今ひとつになってしまったのは わかりやすさを優先した娯楽大作に対する 反感だけとは思えないのだった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-05 08:07:21) |