21. 雨よりせつなく
《ネタバレ》 なんだか物悲しい話だけど、結構好きかも。 男の方は亡くなった昔の彼女を忘れられない。 これは一途ともとれるけど、今付き合っている彼女からしたら辛くて仕方ないだろう。 でも忘れろ!と言える訳でもないし、言ったところで無意味だろう。 結局、別れることになるが、彼女の方はどこか未来を感じる。 それに対し男の方は一生、昔の彼女のことを思っていそうだ。 何が幸せの基準なのか考えさせられる。 切ない内容だけど、とても深い映画。 そして静かで大人な映画。 (p.s) 主演の田波涼子さん、完璧なまでに美しかった。 この映画の数年後、実業家の社長と結婚した模様。 ん?!結局は経済力かよ!金かよ! この映画でしんみりした後に、お金という現実を突きつけられ、なんとも複雑な気分。 まあ、映画は映画、現実は現実と割り切るしかないね。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-12-19 00:05:28) |
22. 明日に向って撃て!
《ネタバレ》 破滅の美学。 途中、しつこく追われる場面は緊張感があって面白かったものの、最後の方は伸び悩んだ印象。 女にも見放されて、最後は実に虚しさがあふれる。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-17 17:48:16) |
23. 明日の太陽(1959)
《ネタバレ》 大島渚が松竹の新人紹介短編を撮った模様。 大島渚らしさは微塵も感じられず、言ってみればただのCM。 ただし本作が、後々の個性豊かな大島作品の起点と考えれば興味深い。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-11-23 14:15:20) |
24. アバウト・タイム 愛おしい時間について
《ネタバレ》 前知識なく見始めたので、タイムトラベルものだと知らずに見てしまった。 愛に溢れた映画だが、タイムトラベルものは苦手。 一人目の子供が産まれたところで、アッサリ終わるのも良かったのでは? [インターネット(字幕)] 5点(2022-11-19 16:19:52) |
25. アモーレ
《ネタバレ》 2話構成。 1話目はひたすら恋人だか夫だかとの未練話を聞かされる。 2話目は奇跡による懐胎と出産の話。 メンヘラと宗教の話でお腹いっぱい感。 ただ2話目の映像は素晴らしい。 ラストの丘をひたすら登っていくシーンは、どこか幻想的だった。 [DVD(字幕)] 4点(2022-11-17 18:55:32) |
26. 遊び
《ネタバレ》 最後に乗ったのが泥舟なのが気になる… 何もかも失った若者同士の破滅的な逃避行。 案外、楽しめた。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-11-03 21:30:30) |
27. 愛のまなざしを
《ネタバレ》 あの万田監督の作品という事で、期待し過ぎたかもしれない。 展開はスピード感はあるものの、飛躍し過ぎというか、話を広げ過ぎで、最後はどうでも良くなってしまった。 前半部分はとても面白くて、興味を引かれただけに残念だ。 これまでの万田監督作品と比べて明らかに見劣りするのは、ヒロインの存在感。 森口瑤子の魅力や小池栄子の迫力には遠く及ばなかった。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-09-27 21:44:10) |
28. 悪魔の美しさ
《ネタバレ》 全てを手に入れると不幸になる、清貧こそ最上の幸せ。 良い教訓だ。 話は少々、分かりにくさはあった。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-25 21:08:52) |
29. 愛のそよ風
《ネタバレ》 ラストの会話、これはとても素晴らしい。 運が良くて一年だろう 一年もあると考えればいいのよ 前向きでとても良い! 何故だか元気をもらえた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-19 13:48:02) |
30. i 新聞記者ドキュメント
《ネタバレ》 とても面白かった。 やはり私はドキュメンタリー映画が大好きなようだ。 それにしても、望月さんのパワー、へこたれない胆力、もの凄いな。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-08-15 01:16:37) |
31. あさっぱら
《ネタバレ》 彼女に忙しいから早くどいて!言ってた割には、鼻風船で遊び続ける。 アカンやろ! [インターネット(字幕)] 4点(2022-08-14 15:14:55)(笑:1票) |
32. あの子を探して
《ネタバレ》 主演の女の子の執念に敬服しました。 テレビ局長が眼鏡をかけていると聞いて、テレビ局の門から出てくる全ての眼鏡の男に声をかけます。 丸一日、それをやります。 夜には疲れ果てて、路上で寝てしまいます。 でも、翌日もテレビ局の門の前に居ました。 この執念が実り、局長の目にとまり、ハッピーエンドとなる訳です。 この当時の中国の惨状を映画を通して知ることが出来ました。 それだけでも、大変、興味深かったです。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-10 20:05:14) |
33. 雨の朝巴里に死す
《ネタバレ》 邦題でネタバレという… 梅宮辰夫のようなオヤジが、後悔すでに遅しの事をしでかすが、周囲の人たちがやたらに優しいので、どうにかなりました的な内容。 終盤はやたらに駆け足に進み、強引にTHE END。 少し強引で乱暴な構成。 可もなく不可もなし。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-02 22:57:53) |
34. あの頃。
《ネタバレ》 ノリとしては嫌いではないのだが、末期がんの描写はエグくて、良いとは言えないかな。 そしてクドイようだが、今泉監督は自身の脚本でないと、その魅力は発揮されない、これだけは間違いない。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-16 02:10:08) |
35. あん
《ネタバレ》 永瀬正敏が樹木希林から、あんの作り方を教えてもらい、そのおかげでお店が繁盛する話かと思いきや、後半は全く関係のない話へ。 新井薬師前駅の桜並木とか東村山市青葉町の全生園とか、馴染みのある場所が出てきたのは楽しかったけど、ハンセン病がらみの話は今更感が強く、しかも真面目すぎるし、樹木希林は死んでお涙頂戴だしで、退屈してしまった。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-08-01 17:53:20) |
36. 赤ちょうちん
《ネタバレ》 途中まではそこそこ面白いんだけど、最後なんで気がふれたのかが腑に落ちない(夫がダメ男だからか?)。 70年代のテイストは嫌いではないが。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-07-26 23:00:32) |
37. 朝が来る
《ネタバレ》 今年見た映画の中で、今のところナンバー1。 子を持つ自分としては、ラストは号泣してしまった。 今自分が置かれている環境が、いかに恵まれているか、思い知らされた。 原作、監督ともに女性だけあって、男の卑怯さ、弱さ、役に立たないところ等々、これ以上なく容赦なく突いてくる。 逃げたくなるほどに鋭い視点で描かれており、男の私としては、もはや降参。 永作博美の演技も傑出して素晴らしい。 胸に突き刺さる、強烈な作品。 [インターネット(邦画)] 9点(2021-07-03 02:29:34)(良:2票) |
38. 青い車
《ネタバレ》 麻生久美子と宮崎あおいの共演、これだけで見る価値あり。 ARATAが姉妹両方に手を出す展開。 そこは我慢しろよ、と言いたい。 麻生久美子はあっさり事故死。 その結末にはがっかり。 だけど画面に漂う映画的な雰囲気はとても好き。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-20 09:56:53) |
39. 悪魔のいけにえ
《ネタバレ》 とっても楽しめた! あの四人家族、家族愛があって素晴らしい! 特に年長者のお爺さんを大切にする家族。 お爺さんを誇りにする心。 一方で、捕まった女は終始ギャアギャアとうるさい。 どうにかならんものか。 最後は都合良く逃げすぎ。 そこまでが面白かったから、ま、いいっか! [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-17 18:29:52) |
40. 青の光線
《ネタバレ》 現代日本の生きづらさ、葛藤、苦悩、そして僅かばかりの希望。 とても親近感の湧く内容で、新大久保や百人町界隈でのロケを多用しているのも魅力的。 それはさておき、黒川芽以の脚がとにかく綺麗! どこか影のあるキャラも、見事にハマっている。 コンパクトにまとまっており、見て良かったと思える日本映画。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-11 01:00:09) |