21. 愛のメモリー
デ・パルマ映画っぽさが弱い気がする。あの「ファントム・オブ・パラダイス」の後に作られたというのが信じられないほどふつうの映画だった。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-12 23:54:26) |
22. 明日に処刑を・・・
ラストシーン以外は「こいつらいつも再会と別れを繰り返してるな」という印象しか残らない。逆に言えば、ラストシーンは素晴らしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-11 04:03:50) |
23. 暗黒街の弾痕(1937)
初のボニーとクライドを題材にした作品、(ラングにとって)初のフィルム・ノワールが強いアメリカ期の作品と、初づくしの本作。一度定められた運命を前にどうすることもできない2人の姿を、メディアや民衆を批判しながら描いている。新聞屋はあらかじめ3つの一面記事を用意していて、いずれも大衆を煽ることだけを目的としている。ヘンリー・フォンダの死刑が決まると、ニヤけ顔で死刑の紙面を指差す下品さ!2人に退去を命じる宿主や、ちっぽけな理由でヘンリー・フォンダをクビにする社長、冤罪をなすりつけるガソリンスタンドの店員など、2人と敵対関係にある人物は総じて下品に描かれている。米国に渡ったラングは終戦までプロパガンダ映画を作り続けるのだけど、本作と『激怒』は少し毛の色が違う。標的はナチスではなく、メディアと大衆である。話はそんなに面白くないけど、本当に暗闇と霧の使いかたが上手い監督だ。ヘンリー・フォンダが脱獄するシーンの緊張感はラングならでは。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-11 03:22:04) |
24. 有りがたうさん
ロードムービーというジャンルがそもそもあまり好きではなく、元々サイレントで撮影され、セリフがすべてアフレコによるもの(!)ということに違和感を抱き続けて終わった。環境音がないというのは不自然の極み。 [DVD(邦画)] 5点(2016-05-31 00:44:01) |
25. アデュー・フィリピーヌ
あふれる生命力に気圧されるも、いまいち乗りきれないまま終了。クライマックスの「青春の終わり」感はとても好き。 [映画館(字幕)] 5点(2016-05-31 00:35:56) |
26. アルコール夜通し転宅
チャップリンの酔っぱらい演技は素晴らしい。無表情で重そうなキックを見舞うのが痛快です。本作はキーストン社時代のいくつかの作品を彷彿とさせますね。セットや構造が同じ作品がいくつか思い浮かびます。それらの作品よりもドタバタ喜劇としてはいくらか優秀で面白いけど、マスターピースには程遠いかな。 [DVD(字幕)] 5点(2015-06-17 13:08:13) |
27. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 主人公に全く感情移入できませんでした。映画の出来そのものは凄いんですが好きになれません。ラストのどことなくバッドエンドの雰囲気を帯びた、見つめ合う二人のショットは良かったですね。 [DVD(字幕)] 5点(2013-09-27 18:48:56) |
28. アメイジング・スパイダーマン
完全にエマ・ストーン目当てに見ました。金髪のエマも美しい…お話はサム・ライミ版のほうが好きですけど。 [映画館(字幕)] 5点(2013-08-27 00:12:34) |
29. アリス・クリードの失踪
よくできた作品だと思いますけど、面白いかどうかは微妙なところです。クリードが失われた世の中についてのメッセージが込められているのかなーと思ったら、そうでもないみたい? [DVD(字幕)] 5点(2013-08-17 19:44:50) |
30. 悪の教典
《ネタバレ》 マジモンの「三文オペラ」を見せられてしまいました。三文オペラをわざわざ劇中歌に起用する辺り、三池崇史の思い通りに見てしまったとも言えるのかもしれません。ちなみに、二階堂ふみが主役級のキャラを演じているはずなのに、全然出てこないなーと思っていたら映画が終わってしまいました。生き残った女の子が二階堂ふみだと知ったのは、家に帰ってレビューを見た時でした。すごい、のか?二階堂ふみ! [映画館(邦画)] 5点(2013-08-15 12:28:42) |
31. アルコール先生 ピアノの巻
《ネタバレ》 オチが無いの勿体無いよー。ロバがピアノの重みで宙ぶらりんになっちゃうところは笑ったので、もう一度ロバギャグが見られるのかと思ったのに。チャップリンがピアノを担ぐところも面白かった。残念なのは、ここ以外に大した見どころがないこと。階段を使ったギャグなんて本当に最初の頃からやってるし、いい加減見飽きてしまった。 [DVD(字幕)] 4点(2015-06-04 01:19:27) |
32. アンダルシアの犬
言いたいことはないけど、表現したいことはあるんだ!という意気で撮られたのではないかと思いますが、とにかく記憶に残る映像の連続です。手のひらのアリは絶対忘れられない。 [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2013-08-27 00:16:40) |
33. アルコール先生 公園の巻
『夕立』からキーストン社の要素をごっそりカットし、『恋の二十分』を足した感じの作品。新しいスタイルを模索しているのがよくわかります。フォード・スターリングのクドい演技がなくなったおかげで見やすいけど、ギャグはあんまり笑えないのが残念。 [DVD(字幕)] 3点(2015-06-17 13:11:04) |
34. あすなろ物語
実写化する目的がよくわかりませんし、こだわりを感じられませんでした。黒澤明は何を考えてあすなろ物語の脚本を書いたんでしょうか?全くわかりません。役者の演技もいいとは思いませんでしたし、原作の大ファンな私はキャスティングにも首を傾げたくなりました。こればっかりは小説発表当時の方々の感性がイコール正解になるのでしょうから、言っても仕方がありませんが。 あと、子役が尽く演技ヘタクソなのも目につきました。私は子役の演技指導がうまい人は名匠だと考えているのですが、堀川氏は違いますね。 [映画館(邦画)] 3点(2013-08-25 19:41:22) |
35. あるアメリカ消防夫の生活
後半で、シーンの順番を間違っちゃってるのが残念ですね。「火事だ!」とくらべて見新しいところもないのもまた残念。 [DVD(字幕)] 2点(2014-06-24 20:04:41) |
36. アフタースクール
《ネタバレ》 大嫌いな映画です。大泉洋が佐々木蔵之介に言い放った一言は、監督から観客への痛烈なメッセージだと感じました。つまり、「この映画のこと、つまんねーと思う奴はお前の理解力が足りないだけ。俺は悪くない。お前が悪い。文句があるなら俺の映画を一生見るな」と。はい。見ません。 [DVD(邦画)] 0点(2013-08-13 23:28:12)(笑:1票) (良:1票) |