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 > にじばぶ さんの口コミ一覧。9ページ目
にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3356
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 16
今泉力哉 22
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ロベルト・ロッセリーニ 15
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 16
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 28
アルフレッド・ヒッチコック 55
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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161.  あした来る人
川島作品にしてはどうもイマイチだった。 三橋達也がどうにも煮え切らない役でイライラしたし。 山村聡は、演技はうまいかもしれないが、これまたどうも好感が持てない。  出演陣の中で唯一良かったのが三國連太郎。 まさに役になりきっている。 ほんと凄い。
[映画館(邦画)] 5点(2009-08-08 23:24:27)
162.  按摩と女 《ネタバレ》 
清水宏監督作品としては『有りがたうさん』を更に超える素晴らしさ。 温泉宿の旅情、高峰三枝子の妖艶たる美しさ、盲目の人に対する等身大の表現、日本映画的な素朴さ、その全てが実に良い。  これだけのものを1時間という短い尺の中で表現できるのが凄い。 ムダに長い映画はこの作品を見習うべきだ。  按摩の高峰三枝子に対する恋心。 これが痛いくらいに伝わってくる。 盲目というハンディキャップは間違いなくそこに存在する。 それをあるがままに描いた本作は、1930年代という時代だからこその成せる業であり、そういう意味でも貴重な作品である。 本作の様に、盲目の人のハンディキャップをあるがままに描いたら、現代では間違いなくバッシングされるだろう。 現代とは、いかに息苦しく、そして制約が多く、つまらない世の中だろうか。 綺麗ごとや、決まりきった常識やらが偉そうに闊歩する現代において、更に輝きを増す作品なのではないだろうか。
[DVD(邦画)] 7点(2009-08-02 21:22:19)
163.  アレクサンダー大王
テオ・アンゲロプロス作品を観るのもこれで何本目だろう。 結構観た気がするが、この退屈感は何本観ても解消されることはなかった。 特に、本作は殊更退屈だった。 退屈プラス理解不能。 話が陳腐とかではなく、むしろ高尚な感じのするものなのだが、そもそも冒頭からラストまで何が言いたいのか解らない状態が3時間半持続し、致命傷を負った次第である。  共産主義体制であるとか、宗教であるとかの問題が背景にドデーンと据わっているのは分かるものの、それに対する知識も造詣もないので、やっぱり解らない。  あと、この監督の作品とは波長が合わない。 何も起らない作品が嫌いというわけではないが、この作品の何も起らない感じは、どうにも私の感性とマッチしないようである。
[ビデオ(字幕)] 1点(2009-07-26 23:04:54)
164.  青の稲妻
製作国は中国・日本・韓国・フランスとあるが、極めて台湾映画的な雰囲気を感じた。 台湾映画の“自然な語り口”としての良い所と、台湾映画独特の“退屈さ”、その両方を感じたのだ。  ホウ・シャオシェンの作品にも似た作品だったが、ホウ・シャオシェンの作品はもっと直接的な暴力描写やイベントが発生するのに対し、本作はそれが見られない。 それと、ホウ・シャオシェンの作品は、日常を映し出したにすぎない映像の中から、映画としての作為的な部分が自然と感じられるのに対し、本作は映画的な作為性が前面に押し出されているという点において、その趣きを異にしている。 そういった厳密な部分で言えば、ホウ・シャオシェンの作品とは異なるし、台湾映画的とは言えないのかもしれないが、日常的な雰囲気を纏ったその作風は、存分に台湾映画の匂いを感じるのである。  北野武がプッシュしていることからも分かるように、芸術映画としての魅力も感じることができる作品だ。 ただし、北野作品ほど面白くもないし、衝撃的でもないし、心が温まるわけでもないし、音楽が素敵でもない。 そういう点において、北野作品には遠く及ばないのではないだろうか。   しかしそれにしても、邦題が悪い。 青の稲妻?! 観終えた後でも全くピンとこない邦題だ。  英題は“Unknown Pleasures”。 これは実に的を射ている。 言われてみれば、本作は全編に渡って、主人公の少年二人を中心に退屈さと絶望が渦巻き、女性との関わりでさえ楽しさは微塵も感じられない。 それは地道に努力して生きていくことを断念させ、銀行強盗や宝クジの様な一攫千金への即席的な興味に少年達を走らせる。 アジアの倦怠というか、何というか、どうにもならない鬱積した空気が本作には漂っているのだ。  題名一つでここまで理解の深さが変わってくることを考えると、この『青の稲妻』という邦題のダメさ加減が非常に気になってくるのであった・・・
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-06-21 16:30:08)
165.  明日は月給日
人情喜劇としては普通に楽しめるレベルだが、川島作品としてみると少し物足りなさが残る。 卒なく楽しめる反面、どこか物足りない。 もう少しハチャメチャな喜劇であったら良かっただろうし、どこかに毒気があっても面白かったかもしれない。 それにしても、あの未亡人役を演じた女優さんは綺麗だった。
[映画館(邦画)] 5点(2009-05-01 22:13:42)
166.  或る夜の出来事
突然最後で物分りが良く成り過ぎる富豪の父親とか、二人の絶妙なタイミングのすれ違いとか、アメリカ映画、いやアメリカ文化特有のご都合主義は、当アメリカ映画でも健在。  だが、話的には楽しめたので、まあ、そこそこということで。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-28 02:14:26)
167.  アオス
グロテスク極まりない、しょーもないアニメ。
[DVD(邦画)] 0点(2009-04-13 20:01:55)
168.  アモーレス・ペロス
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの作品としては、一般的に一番評価の高い気のする本作だが、確かに楽しめた。 この監督の後の作品には批判めいたものを聞いたりするが、私的には後年の作品の方が好きである。 音楽と映像の両面において、『バベル』や『21グラム』の方が優れているからだ。  だが、本作の脚本については、かなりの出来栄えで、様々な人間模様を描きつつも、登場人物たちを交錯させ、関連性を持たせて描いているのが面白い。  アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、脚本選びよりも映像と音楽選びに才能が光る監督なので、今後ますますパワーアップしていくに違いない。 少し寡作気味なのが気になるところだが、新作を早く観てみたいものだ。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-27 00:30:20)
169.  雨に唄えば
身体能力が高いだけの男と、線が太すぎて繊細さに欠ける女とが、踊って唄うミュージカルコメディ。  センスの悪い衣装、豪華が過ぎるセット、トーキーに順応できないリナを悪者扱いする差別的な内容、人生の悲喜こもごもが伝わってこない浅いストーリー、そしてミュージカルというリアリティを欠くジャンル、全てが私の肌に合わない。  私のミュージカル映画嫌いを決定づけた、偉大なるアメ公映画の決定版!
[CS・衛星(字幕)] 0点(2009-03-19 04:03:58)(笑:2票)
170.  雨の味
うーん、主人公の男がいただけない。 それが全てに影響を及ぼしている。 映像感覚もそれほど悪くないし、シンガポールの近代的で綺麗な町並み、そしてゆっくり流れる雲など、いい雰囲気は出ているのに勿体ない。  他人とのコミュニケーションに障害を持つ青年という設定だから、終始暗い表情で、気持ちがハッキリしないという設定は理解はできるものの、それで最後まで通されると、こちらまで感情を奪われてしまう。 そして、無感動となってしまうのだ。  最初から最後まで、ゆっくりとしたムーディな雰囲気で進むのは、それなりに心地良いが、静かな中にも何か強いメッセージとか希望とか、そんな何かが見えてこないと、単なる雰囲気だけの映画で終わってしまう。  わざとらしいストーリー展開があるのはそれはそれで嫌だが、本作のように、大した刺激も感動も感情移入もできない作品ってのも、それはそれでシンドイものがある。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-19 21:55:49)
171.  アッシャー家の末裔
眠い、眠い。。眠いったらありゃしない! もっとも、深夜に観ていたらから、元から眠かったんだけど。 それにしてもつまらない。 後からつけられた音楽も眠さを増長するばかり。 染色した意義もよく分からない。 幻想的な感じは出ていたかもしれないが、だからどうした!という感じ。 サイレントでも、ラングやグリフィス、シュトロハイムは大丈夫だけど、このサイレントの名作とやらは無理だった。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2009-01-25 02:33:30)
172.  赤ちゃん教育
スクリューボール・コメディとやらは、全く私には合わないようだ・・・ 出てくるキャラがウザイウザイ! 今で言う“ノリツッコミ”が延々と100分。 ふはぁ。。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2009-01-09 21:34:05)
173.  安城家の舞踏会 《ネタバレ》 
没落華族の最後を描いた傑作群像劇。 森雅之、原節子、津島恵子らが輝きを放ち、華族がまさに没落していく中で、最後の舞踏会を怪しく豪華に演出している。  殺人が起るのではないかというサスペンスに満ちた展開の中、華族という特権階級の没落の悲哀、男女の感情のもつれ、家族や親戚間のいさかいなどが、緻密に描かれている。  特に森雅之が突出したダンディズムを発揮。 森雅之は数々の名作に出演しているが、本作はそれらの中でも特に彼の味わいが滲み出た作品ではないだろうか。 クールに煙草をくゆらす森雅之がかっこよくて仕方ない。  ただし、唯一の難点と言っていいのが、ハッピーエンドすぎるところだろうか。 群像劇という、ただでさえ尺を必要とする内容なのに、90分という尺の中で全てをまとめようとする意図が明らかで、強引な仕上がりになってしまっている。 それが惜しくてならない。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-12-31 15:19:10)
174.  兄いもうと(1936)
成瀬巳喜男がリメイクした『あにいもうと』を観た後だったので、話の展開については新鮮味がなかったが、それでもその完成度の高さに唸らされた。 1時間という短い尺の中で、家族それぞれの人間像をとても巧く描いている。 頑固オヤジだが一家を支える父、常に優しく人思いの母、やさぐれてはいるが妹との会話で優しい一面を見せる姉、純情可憐な妹、そして悪態をついてばかりいるが実は誰よりも妹思いの兄。 こういった家族像を明確に描いた上で、優男の大川平八郎が登場する。 明らかに肌色の違う都会の男と、泥臭い田舎の一家が不協和音を起こす。 そこに起る悲劇。 しかしそれを支える家族愛。  美しい音楽と、躍動感溢れる映像がそれを支え、見事な掌編と相成っている。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-12-25 22:55:40)
175.  愛のレッスン
どうも軽すぎるし、ベルイマンの魅力が出ているとは言い難い。 そして、私はどうやら、ベルイマンには寓話めいた話を期待しているようだ。 『処女の泉』や『第七の封印』のような・・・
[ビデオ(字幕)] 4点(2008-12-24 23:05:12)
176.  赤い風車
旅先、札幌にて何気なくBS鑑賞。 「宿題映画」に日々終われる我が映画生活において、こういうのもたまには良い。  たまたま観た映画ということで、大きな期待がなかった分、それなりに楽しめた。  それにしても、「スター・ウォーズ」でおなじみのピーター・カッシングとクリストファー・リーが出演とは!! ピーター・カッシングはすぐ気づいたけど、残念ながらクリストファー・リーは人物を特定できなかった。 二人ともかっこいい俳優なんだけど、二人ともイギリス人なのかな?? だとしたら、イギリス人俳優ってのは、独特のカッコ良さがあるね! ダンディでどこか冷徹で、それでいてスラっとしてスタイルが良い。  話としては障害者が破滅死していく伝記もので、少し暗い内容なんだけど、肉体的コンプレックスを持った人の、人生絵巻を体感できたのは価値があった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-11-12 13:59:15)
177.  赤坂の姉妹 夜の肌 《ネタバレ》 
作品の冒頭、古き日の赤坂の俯瞰図と、実写による遠景が出てくる。 今となっては決してみることのできない赤坂の風景。 国会議事堂がそびえ立ち、赤坂の街を見下ろしている。 その向こうには東京タワー。 赤坂がいかに面白く、混沌とした街だったかを偲ぶことができる貴重なワンシーンだ。  赤坂が政治家たちの夜遊びの社交場として栄え、そこには他の地域には決して見られない独自の風俗が息づいている。 平成の世となっては、その面影は残すものの、ビルが乱立するばかりで、麻布などと同様、この作品で見ることのできる風情や風景は絶滅してしまっているのだ。 そういった当時の貴重な東京風俗をフィルムに残したという点において、同じく川島雄三監督の『洲崎パラダイス 赤信号』と並び、極めて貴重な作品と言える。 本作は、東京で生まれ育ち、且つ都心部のこういった地域風俗に興味がある人が観ることによって、その魅力を初めて感じ取れる作品なのかもしれない。  ところが、私は淡島千景という女優に、女としての魅力を全く感じないので、淡島千景に翻弄される政治家たちの心情というものに全く共感できなかった。  川島雄三監督作品ならではの、個性あふれるオープニングクレジットは本作でも健在で楽しむことができた。 特に、最後の最後で、でかでかと「フランキー堺」の文字。 この演出にはしびれたし、フランキー堺がさぞかし活躍するのでは?という期待も高まった。 しかし、フランキー堺はそれほどの見せ場もなくブラジルに行ってしまった。 これにはとても不満を感じた。 もっとフランキー堺を暴れまわらせてほしかったのに・・・
[映画館(邦画)] 7点(2008-10-19 23:12:10)
178.  青空娘
若尾文子の肉感的でいて健康的な美しさを堪能できる作品。 話としては決して好みではないが、元気に溌剌な空気、そして青空が画面いっぱいに広がっており、すがすがしい気分になれるのが良い。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-10-06 00:07:45)
179.  アルジェの戦い
ううむ・・・ 戦争というもの、民族闘争というもの自体に、「不毛の争い」という問題が内在する以上、本作を手放しで楽しむことは、私にはできなかった。 非常に強く訴えかけてくる作品だと思うが、どこかで感動し、共感し、もしくは楽しめない限り、高い評価をつけることが私にはできない。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-28 21:24:04)
180.  秋津温泉
桑田佳祐、、いや違った、長門裕之がこの役にマッチしているかは別にして、男女の愛のもつれ、腐れ縁を美しく叙情的に描いている。  内容的には「雪国」とそっくりだが、「雪国」のモノクロ映像と比較してしまうと、どうも不満が残る。 映像は綺麗ではあるが、もう一つ雰囲気に欠ける。 ただカラー映像で映しているだけと、私は感じた。  そしてメロドラマといえば音楽。 確かにメロドラマっぽい音楽なのだが、どうも音楽が一人歩きしていて、映像にマッチしていないように感じた。 「乱れ雲」の様に、もう少しストーリーに華を添え、音楽と映像とストーリーの相乗効果をもたらすような音楽がほしかった。  だが、ストーリー的にはメロドラマの王道をいくもので、卒がない。 なかなか濃密で、満足はできた。  話の内容はいいだけに、演出面でもう少しプラスがほしかった。  ただし、それとは別に、主演ふたりの演技は素晴らしくうまかった。 
[DVD(邦画)] 7点(2008-09-07 22:11:14)
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