1. AKIRA(1988)
10年以上前に、CGなしであの映像に仕上げたこだわりとパワーにひたすら圧倒されます。CGを多用して確実に映像が進化しているはずの最近のアニメ映画でもこれほどインパクトを受けた事はありません。とにかく映像としてはこれと同じモノを今作れと言ってもなかなか作れないんじゃないかなと思わせるスゴさがある。間違いなく日本の映画として世界に誇れる作品の一つでしょう。ただ、元々大友作品自体絵が劇画調で地味なのと、宮崎駿作品とは対象的なマニアックなストーリー故に、賛否両論あるのは理解できるのですが、ファンの目から見てもストーリーは端折り過ぎかなと思います。せめて2部構成にしても良かったんじゃないかな・・・。まあ、連載の方が完結するよりも先に映画化されたので、しかたが無かったのもわかるけど・・。 9点(2003-07-18 14:30:42) |