1. アビエイター
ギャングオブニューヨークが長くて退屈に感じ、あんまり好きじゃなかったんですが、今回のアビエーターは前作よりも結構面白かったです。テンポが良くて2時間くらい苦もなく見られました。さすがに中だるみを感じるところもあったけど、最後まで入り込めます。ハワード・ヒューズについては前知識はほとんど無かったけど、一本の映画としてちゃんと見れる映画になってると思いました。映像もなかなか迫力ありました。あざとく感じられるところもあるけど、ギリギリで踏みとどまってる感じ。飛行機が群れをなして飛び立っていくシーンが楽しい。主人公がトイレで必死に手や服を洗うシーンのほうが、後半の心象風景などよりはよっぽど良かったと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2005-04-02 08:50:55) |
2. あの頃ペニー・レインと
母ちゃんがいいキャラしてましたな~。ちょっと前なら主人公に感情移入してたはずだけど、ついつい親視点の暖かみを楽しんでしまいました。ラストの食卓の様子も、ベタだけど良かったです。子供なんていないし結婚相手すらいないのに(笑)・・・・・・・(泣)。母親だけじゃなく、沢山いる登場人物の誰もが魅力的で良かったです。ただ、肝心のペニー・レインだけは浮世離れしてて、神懸りすぎじゃない?とは思いました。特別だからこそでしょうけども。なのでタイトルほどは彼女に思い入れは持てませんでした。70歳になってもまだまだ現役のミックジャガーのように、今ごろこの映画の登場人物はどうなってるんだろうなあ、と想像しちゃいました。 [DVD(字幕)] 8点(2014-02-13 10:30:08) |
3. アイ,ロボット
なかなか面白かったです。個人的には「アンドリュー」や「A.I.」より全然好きです。ロボットを、差別されている人間などのメタファーとして描くのではなくて、純粋にロボットと人間との関係を描いている点は良かったです。ただ、演出やら小ネタやらがハリウッド映画のパターンにはめ込み過ぎててちょっと残念。 [DVD(字幕)] 8点(2006-05-01 23:00:37) |
4. 阿弥陀堂だより
良かったのであります。 8点(2003-12-29 22:22:47)(良:1票) |
5. アザーズ
《ネタバレ》 シックス・センスと同じ…だそうですが、私はシックス・センス見てないもんで、世にも奇妙な物語でよくあるオチだなー、と思っちゃいました。面白かったですけどね。幽霊も生きてる人間の存在に気付かないという設定が良かったです。7.5点でオマケして8点! 8点(2003-10-26 22:58:31) |
6. アニマトリックス
マトリックスを見たときは「まあまあ面白い」程度だったけど、コレみてかなり好きになりましたよ。第一話の映像なんかファイナルファンタジーの時よりもビックリするくらいリアルになってる。ロボットたちも最初は友好的に人間に接しようとしていたのが印象的でした。 8点(2003-10-18 19:06:46) |
7. あるいは裏切りという名の犬
冒頭、2人組が警察の看板プレートを盗むところから始まります。なんだろうこのチンピラは?と思って見ていると、こいつら刑事なのか!(笑)とすぐ後に判明。意外なオープニングでした。一筋縄ではいかない曲者たち、けど仲間思いな連中であることがよく分かるシーンです。映画全体は嘘や裏切り、非情な暴力がタップリで、決して後味スッキリ!というワケではありません。ヴリンクスが100%正しいわけではないし、クランにも苦悩が感じられたりします。「そう簡単に親しみやすいキャラなんて出さないぜい」という作り手のニヤリと笑う顔を想像してしまいます。その中で、守るべきプライドや信頼関係って何なのか、考えさせられました。脇役たちの描き方も良かったですね。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-03 10:07:43) |
8. アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
夢を追っかけてる人に「現実を見ろ」と言う人はよくいますが、逆に夢を追ってる彼らのほうが、よっぽど「現実」に直面してると思うんですが(笑)。じゃあ、「現実」をみてるあなたたちはどういう人生を歩んでるんですかと聞きたい。たしかにそっちのほうが全うな生き方かもしれないけれど、それで彼らを否定する権利はあるんでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2013-08-21 01:47:06) |
9. アイス・エイジ2
前作とくらべるとジェットコースタームービー色が強くなったアドベンチャー。マンモスが子供たちにお話を聞かせてる場面は、スタッフたちのストレス発散シーンなのでは(笑) [映画館(字幕)] 7点(2008-11-08 00:05:05) |
10. アメリ
写真の男の正体が判明するシーンが面白かったです。カット割りだけでなく音の演出も印象的でした。個人的にこういう演出は好きだけど、それがうざったいと感じる人もいるかもしれないスね。 7点(2005-03-23 17:26:38) |
11. OUT(2002)
映画を見る前は「社会問題をこれ見よがしに詰め込んだ映画」というイメージだったんだけど、実際見てみるとそうでもなかったなあ。面白かったんだけど、原作読んでみようかなぁ、どうしようかなぁ、とちょっと悩んでいる。 7点(2004-02-20 00:25:41) |
12. あずみ2 Death or Love
私は1よりは好きですね(あくまで1と比べて、です)。ノリがだいぶ違うので、1が好きな人はダメかもしれません。今回のアクションも嫌いじゃないんですが、高島礼子のあのアクションの編集はやりすぎでは・・・と思いました。ただ、北村龍平のテンションも悪くないかもしれないなー、と。もう一回1を見てみようかな。 6点(2005-03-21 18:18:26) |
13. ALIVE アライヴ
かなり評判悪いですけど、自分はまあ、嫌いじゃないですよ。ヴァーサスは嫌いですけどね(^^;)。 6点(2004-10-05 21:08:05) |
14. アイス・エイジ
ま、そこそこ。ラストの種族を超えたオヤジ同士のアイコンタクトが印象的。あのリス(?)も面白い。けど個人的には良かったのはそれくらい。キャラクターデザインはピクサーの方が上手なのでは、と思いましたね。背景も発泡スチロールで作った模型をCGでリアルに再現したような感じに見えるし。 6点(2003-12-07 00:39:24) |
15. アバウト・ア・ボーイ
「孤島も海の下では繋がっている」っていうのが良かったです。マーカスとマーカスの彼女(なのか?)のギャップがちょっと可笑しかった(笑)。 6点(2003-09-23 18:54:55) |
16. I am Sam アイ・アム・サム
最後の方、ボーッとしてしまって結末がわからなくなってしまった。くそぉぉー。弁護士さんがサムの作った紙の壁を破って部屋に入っていくシーンが印象的でした。 6点(2003-09-13 13:16:10) |
17. 青の炎
《ネタバレ》 義父を殺すところまでは良かったと思う。けど、私の中では同級生を殺してからは安っぽい2時間ドラマレベルに成り下がってしまった。結局そういう2時間ドラマの安っぽい犯人と同じだよ、この主人公って。 5点(2004-02-15 22:03:25) |
18. アマルフィ 女神の報酬
他の方も沢山言ってるように、イタリアを舞台にする意味がない映画。異国モノと言えば、日本が舞台なら「ブラック・レイン」とか「ラスト・サムライ」とかがありますね。まったく価値観の違う者同士が、時にぶつかり合いながら、時に協力しながら困難に挑む。しかしこの映画にはそれが全然ありません。イタリア人たちは賑やかしだけで、深く関わることもなく蚊帳の外に追いやられています。日本人の、ハナシが分かる者同士だけでしかやり取りが無いような、とても排他的な映画です。小学生のバス遠足で、後ろのほうで盛り上がってる連中を見てるような気分です(例え合ってる?)。別にそういうバディものにしろとは言いません。しかし、日本人同士のドラマもいい加減。基本的に、みーんな主人公・黒田の言うことを素直に聞いてくれるいい人たちばかり。文句を言ったりビンタしたりもするけど、すぐ「仕方ないナァ~」と動いてくれるツンデレ連中。だもんだから、物語もすべて主人公に都合のいいように動きます。挙げ句、犯人グループでさえ主人公の紋切り型の説得で改心(?)する始末。犯人グループには、「お前らホントに考え抜いて犯行に及んだのか」と小一時間小突き回したい。「話せば分かる」で済めば苦労しないですよ。「話しても分かり合えないことがある」ところからスタートすべき題材だったんじゃないかと思います。先に挙げたハリウッド映画には、アメリカ側の上から目線を感じる点もあったけど、「分かり合いたい」という姿勢があるだけまだ良かったです。この映画は、「自分のことを理解しないやつは存在を許さない」という態度が見え隠れする非常に傲慢な作品でした。 どうせなら、アンディ・マクナブの小説「クライシス・フォア」みたいにして、黒田と母親が信頼関係を作るも、真犯人は実は母親。偽装誘拐で黒田を利用して要人に近づくも、苦悩の末に黒田が射殺!くらいブッとばして欲しかったなあ。それはそれで変な映画だけど。 [DVD(邦画)] 1点(2013-01-27 03:21:17) |