1. 阿修羅のごとく
三女の恋人を演じる中村獅童を見るだけでも、相当楽しめる作品。旬の役者と言う感じが溢れている。ドラマと比べるのはナンセンスだけど、私も四女を演じる深田恭子は、ドラマの風吹ジュンに負けていると思った。森田芳光監督の演出はオーソドックスで、「家族ゲーム」「ウホッホ探険隊」より前の、近過去を描いているのが興味深い。 5点(2003-12-05 20:10:49) |
2. 悪魔のいけにえ
ベトナム戦争とアメリカ、70年代の時代の空気みたいなものがわからないと、理解出来ない映画だと思う。実際の事件を元にしているので、単純にホラーとして片づけてしまっていいのだろうか?と言う思いがずっとあって、監督の意図したことはともかく、当時のリアルなアメリカ人の暗黒面を描いた作品として、私は評価したい。 6点(2003-12-05 18:59:07) |
3. アイコ十六歳
理屈じゃない映画です。メーキング「グッバイ夏のうさぎ」とともに富田靖子に胸キュン。私はキモい中年になってしまいましたが、映画は今でも新鮮だ! 10点(2003-11-29 15:34:35)(笑:1票) |
4. アフター・アワーズ
コミュニケーション不能に陥ったマンハッタンの不思議の国のアリス。テリー・ガーの魅力。チーチ&チョンのコメディーリリーフ。 6点(2003-11-11 08:33:15) |
5. 悪魔のいけにえ2
理屈抜きに面白い映画です。前作は実際の事件に基づいた陰湿な作品だったが、パート2と言うよりは、パロディーである(監督も明らかにそういう風に撮っている)この作品は、コメディー・ホラーの一つの到達点だったと思う。東京国際ファンタスティック映画祭で初めて見たファンは「なんだこりゃ!」と驚いた。1作目を単純に有難がるファンは、本当のファンじゃないと思う。現在のホラーを評価しなさいと言いたい。 8点(2003-11-08 02:13:03) |