1. アウト・フォー・ジャスティス
ジーノも含めて登場人物全てがアホばかりで萎える。ストーリーは二の次三の次と承知していても妙に思わせぶりなところにイライラが募る。セガール何時もの無双を半笑いで眺めていましたが、ブヨブヨな体のリッチーの格闘は頭カラッポ振りが際立って興醒めしたところです。レンタル理由が思い出せない作品です。 [DVD(字幕)] 3点(2023-12-01 13:21:26) |
2. アンダーグラウンド(1995)
「黒猫・白猫」のハチャメチャさに大いに楽しませて貰えたのですが、同じようなテンションでありながら「もう、いいから、くどい、つまんない」サッパリでした。 「昔ある所に国があった」1941年から1992年迄その国でのマルコ、クロ、ナタリアの喜怒哀楽が描かれていますが、彼等の心の内を考えようとしても馬鹿騒ぎに邪魔されて、長さにグッタリさせられました。 葬儀から窺える巨星チトー大統領亡き後あっという間にバラバラになって殺し合う国々が再び一つになる事は夢の又夢を感じるラストシーンに点数を。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-07 19:30:13) |
3. アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン
街を踏み潰す復讐鬼と化したジャイアントウーマンが当局との死闘を経て壮絶な最期を遂げる、と言う物語を期待した私をあざ笑うロジャー・コーマンの高笑いが聞こえてきそうな一品。脚本・演出・演技、全てが幼稚であり、胸糞悪さはないものの「アホクサ」で埋め尽くされる一品。グラドルのようなナイスバディな(死語?)三人が惜しげも無くこれでもかっとボイン(死語?今時は巨乳と言うのかな)を晒す(途中から夜店のヨーヨー釣りが浮かんじゃった)のに男性諸氏は楽しめるかもしれない(違ってたらゴメンチャイ) [DVD(字幕)] 1点(2019-09-14 00:28:06) |
4. 嵐の中で輝いて
《ネタバレ》 お目当てのジョン・ギールグッドは魅力を発揮できない役どころで肩すかしを食う。リンダのネットリとした口調が生理的に合わなかったせいなのか、その行動は我儘で無鉄砲にしか見えない。エドが彼女の窮地を救う姿にも都合の良さばかりが目について盛り上がらない。突っ込みどころ満載のつまんない作品のまま終わりそうなのをラストで登場するエドに救われる。はにかんだ笑顔に胸が熱くなった。 [DVD(字幕)] 6点(2017-11-13 11:21:28) |
5. あなたに降る夢
実話をもとにしたお伽噺の物語。人を愛する男女とカネを愛する男女がはっきりと色分けされて、それぞれの結末も想定通り。好演の4人のなかで登場した時から胡散臭さ漂うシーモア・カッセルが絶品。なかなかの良作。 [DVD(字幕)] 7点(2017-02-28 16:39:07) |
6. 愛の風景
《ネタバレ》 学生同士の惚れた腫れたのくっついたり離れたりにイライラが募る前段。結婚してからの二人に気分が鎮まり最後まで鑑賞。夫婦はこの先もくっついたり離れたりするのだろうと想像させられるラストに、長々とこんな風景を観た疲れが噴き出しました。嫁に手を上げたり、ペトルスを殴り続ける直情径行さにこんなのが牧師かと呆れ果てました。 [DVD(字幕)] 4点(2014-01-04 16:29:16) |
7. あげまん
当時、男性陣の揃いも揃った身勝手さに、憤然としたものです。今はそれに加えて、都合のいい女で悦に入るナヨコにも共感出来ません。男女問わず、上がるも下がるも自分自身。「それ」にすがるさもしさが何ともはや。着眼点が陳腐な上に観察眼も見るべきものがない伊丹監督にしては凡庸な作品です。 [映画館(邦画)] 5点(2010-03-01 18:59:58) |
8. アウトブレイク
ウイルスの怖さを実感させられますが、スケールが大きそうでその実、密度の薄い物語で満足感は今ひとつです。存在感が光っていたケビン・スペイシーが印象に残ります。 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-27 18:11:58) |
9. アンジェラの灰
《ネタバレ》 プライドだけは人一倍で、飲んだくれで、養う気概もないくせに、次々に子供を作る父親。親も時代も選べない子供が精一杯生きてゆく姿が描かれています。長男を応援していました。それなのに、自分が世話になった強欲金貸しばあさんの死体を横目に見て大金をネコババして、得意気に船代を払うのには糞尿バケツシーン以上に吐き気がします。あの行為は清濁併せ飲む行為では決して無いと自分は考えます。生きるためには誰でもそうするとでも言いたいのでしょうか。彼はその後の人生の一大事においても、「見つからなければ何をしても良い」という考えに基づいた行動をとるのでしょう。後味の悪い映画です。 2点(2004-12-13 17:56:57) |
10. 赤い航路
《ネタバレ》 究極の愛って何なのでしょうか。過激なセックス。何でも出来るサディスティックと何でも受け入れるマゾヒスティック。他人には真似の出来ない事を自分達は出来るのだという思いも愛の形だと思います。しかし、それだけでは行き着く先はオスカーとミミのような最期ではないでしょうか。互いを思いやれて尊敬し合える事、共に精進していく事。まだまだあるかと思いますがこれらも愛の形だと考えます。「愛に貪欲すぎた」と散っていった二人ですが、一つ二つだけでなく色々な愛に貪欲になれるのは幸せな事で、二人一緒に最期の時まで歩み続けて行けるのが究極の愛の形なのでしょうか。監督が奥さんを起用して奥さんが演じたのは他人には真似のしにくい二人の愛の形だったように感じました。 9点(2004-08-23 00:49:23) |
11. 愛と精霊の家
愛を欲しがるばかりで決して人には与えないエステバンが孤独になっていくのを見て『市民ケーン』が思い浮かんだ。ブランカが拷問されたのは因果応報というか神がエステバンに与えた罰なのだろうか。豪華キャストの中でアイアンズの超老け役は良かったが、何よりフェルラ役のグレン・グローズが素晴らしい。朽ち果てたような最期の姿は強烈で、もっと生きていて欲しかった。 6点(2004-03-05 15:32:11) |
12. アサシン(1993)
マギーがレストランからボブの所へ戻ったシーンを見て、二人のラストが3通り予感されたけれど、どれも外れていたのは物足りなかった。ハーベイ・カイテルの存在感とバーンの殴られぶり、蹴られぶり、絞められぶりに6点献上。ニキータのリメイクとは知らなかったので早速観てみよう。 6点(2004-02-27 21:48:56) |