1. アイ,ロボット
《ネタバレ》 そうか、人間を本気で守ろうとすると、きちんと人間を制御しなきゃならないんだな。 人間を滅ぼすものが人間自身であるということに気づいた人工頭脳に乾杯! ロボット三原則にはこんな落とし穴があったんだね。カレル・チャペックもびっくり。 映像はいいし、ストーリー展開もいい。ウイル・スミスも好演していると思う。 でも「ブレードランナー」に比べて、何か足りないと思っていまうのはどうして? 7点(2005-02-01 11:07:22) |
2. アンダーワールド(2003)
俺はかなり楽しめたけどなあ。ベッキンセールきれいだったし。確かにマトリックス臭さがあるけれど、テンポもそんなに悪くないし、クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイアよりはましだと思うぜ。 この映画のHP見ても分かるように武器の説明やらなにやらかなりゲーム世代を意識した作りになっている。絶対プレステでゲーム化されると見た。最近日本のゲームからのぱくりが多い。リーグ・オブ・レジェンドのハイドと対決した筋肉化け物にしてもバイオハザードの親玉くりそつじゃん。こんなところだけ日本文化は強い。 6点(2003-12-02 13:04:34) |
3. I am Sam アイ・アム・サム
同じ年頃の娘を持つ父親としては、この映画は評価できる冷静さなんて持てなかった。ペンの心の痛みは父親やってみないと分からないと思うよ。見終わった後に娘の寝室へ行って寝ている娘のおでこにキスをした。家族で一緒にいられることの素晴らしさを実感させてくれる映画だ。ミシェル・ファィファーは大好きなのだが、マシュマロ食べるシーンで口元にかなりシワがよっていたのが辛かった。美人も年をとるのだなあ。隣人役のダイアン・ウィーストは善人役やらせたらぴかいち。シザーハンズの母親役初め、困った人を放っておけない人のようだ。母親にしたい女優第一位かな。とにかくお薦めの映画である。ビートルズファンなら特に。 9点(2003-03-17 10:40:25) |
4. アメリカン・ビューティー
中年になるとこの映画が切実によく分かる。自分の中で失われていく生命エネルギー。若い娘に恋することで、少しは満たされる気もするのだ。中年の悪あがきなんだろうけど、このまま腐っていくのもイヤだし。そんな悲哀が分かってしまう年頃になってしまった。 9点(2002-03-30 23:33:14) |