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1.  天城越え(1983) 《ネタバレ》 
こんなに下ネタの多い映画だったとはびっくり。菓子屋の春画に始まって、腹を下していた通報者、良作たちの放尿を浴びたり、布団を汚す土工、腐乱死体、ハナの失禁と続く。それに加えて、建造の母と叔父、土工とハナの交わりは目を覆わんばかりの醜態で描かれる。ハナの妖艶美や菩薩のような優しさは、逆にこれら生の醜さが支えているといっていい。社会的な冷遇を受け続けてすれっからしになっていた彼女は、自分のために泣く少年を前にして素顔に戻るが、この瞬間、初めて少年の罪を悟ったのだと信じたい。奇妙に少年を見つめた後、微笑んで、当人にしか分からないよう小さくかぶりを振るからだ。性欲を抑えられない根っからの娼婦の性や凶暴性と、母性や寛容性など、相反する面をいくつも持っている彼女は、まるで子供をとって食べたという、荒々しくも深い愛情を持つ鬼子母神のよう。しかし、もし土工と出逢わず、無事2人が野宿したとしたらどういう結末が待っていただろう。想像がつくだけに、それはそれで困るのだが・・・・・・。
[DVD(邦画)] 9点(2010-03-04 14:20:46)
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