1. 愛人/ラマン
ベトナムの空気、植民地の圧迫感、流れるショパン。見ててうっとりする映画です。が、何も残らなかった。「老い」たから何?原作者デュラスが82歳まで恋に仕事に元気でご存命だったことを考えると、そういうの言ってる自分が好きなんだろうなあと意地悪い見方をしてしまいます。少女は本当にショロンの男を愛したのだろうか。喪失の哀しみを愛と履き違えていないだろうか。ってか愛って何? 4点(2004-06-14 14:34:32) |
2. アニマトリックス
Beyondが狙いのあざといイヤらしさを含めて一番好きでした。この作品集は日本だけでなく世界に向けられていたので、あざとさが分からないであろう日本人以外の人にブレード・ランナーでもキル・ビルでもロスト・イン・トランスレーションでも七人の侍でもない等身大の日本の日常風景の美しさを知ってもらえたんじゃないかと想像するだけでうれしくなります。 6点(2004-06-14 02:06:22) |
3. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 これを観て何を思えばいいのか。ストレートすぎるメッセージは受け取ってから自分のものにするのが難しいです。大体解決してないしさ…。 6点(2004-06-13 21:40:43) |
4. 赤い航路
ヒュー・グラントが、すごいことになってます。いえヒュー自体はすごくないですが、話を聞きながらソノ気になっていく…という観てる側の気持ちに沿うように作られたキャラクターをやっているんだと思います。が、そんなよく知らないオッサンのエロ話でコーフンすんなー、と終始ヒューの保護者視点で観てしまいました。ノレなかったです。愛って何ですか? 5点(2004-06-13 20:11:48) |