1. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 あれだけの恨みの種を撒き散らしてしまったデレクが最後は家族円満に暮らしていきました・・なんてハッピーエンドで終わる訳無いんだよな、って事は途中から感じてただけに、中盤からラストに至るまでのストーリーがとてもキツかったです。恨みとは人を悲しませるものであり、憎ませるものであって結局は新たな恨みで返ってくるものでしかないんだ。人種に対する怨恨、デレク本人でなく弟が殺されるラストからは痛々しいほどそれが伝わってきました。しかし、デレクの恨みの対象は人種によるものとなっているのだけど、本当にそれだけであれ程までに膨れあがるものなのか。それを考えただけでも恨みって・・・ねぇ 9点(2004-10-09 19:03:05) |
2. 悪魔のえじき/ブルータル・デビル・プロジェクト
ほんともうこの監督何考えて構成考えてんだろなー。観てても、その場その場での思いついた事を無理やりくっつけたようなストーリーにしか思えないんだよな。失笑の連続でええかげんにせえよ~・・・と途中までの感想。後半からは、もう見事にハマリマシタ。誰が何で何がどうかなんてこの映画には全く必要無し。主人公だろうがボスだろうが弱い奴は黙って残虐に殺されとけやー!唯一伝えたい事はそこに尽きるでしょう。とはいっても、第4弾には期待しています。クドイ様だけどこの監督、何考えて映画作ってんのかな?製作はワンマンショーだしね。 4点(2004-09-30 01:00:30) |
3. 悪魔のいけにえ
ジェイソンの後に見た、このレザーフェイス。登場してきた時は化け物的存在だと思っていましたが・・・なんじゃこの馬鹿家族はー(笑)また追いかけっこのシーンなんて、迫ってくるレザーフェイスがしつこくてしつこくて、加えてあの距離は圧巻です。それにしても感想としては、怖いシュチュエーション、怖いシーン、怖いキャラクターをこれほど巧く描ききったのは本当にお見事。血や内臓なんて見せなくても、シュチュエーション、その見せ方を巧くする事でこんなにおもしろい異色のスプラッター映画というものが出来上がるのかぁって。だってあれほどの残酷描写がある13日の金曜日やエルム街の悪夢とかと比べても、圧倒的恐怖というものを感じる事ができるのはやはり悪魔のいけにえですもんね。なのに前者2作と比べると、観終わった後でも不快感をほとんど感じさせないし。ホントにホラーというジャンルにおいてはBEST10に入れたい名作です。 8点(2004-09-30 00:23:05) |
4. アンデッド
スケールの大きいB級ゾンビ映画。ただチープではあるけれど、見せる所はなかなか見せてくれます(笑) またゾンビの他にもSF、コメディった要素を取り入れて、中盤以降結構見応えあります。荒削りではありますが・・似たような映画で最近見たドーンオブザデッドと比べると、スケールというか、もう、内容という点ではこちらの方がはるかに凄いものを感じました。ただ怖さという点では、若干コメディ色が強い為にゾンビに追い詰められようが、どうという事は無かったです。 今気付いたのですが、製作から脚本から音楽から全部2人でやってるんですね・・・やりますなぁ(^^; 6点(2004-09-19 00:34:03) |
5. アザーズ
いかにもイギリスのお屋敷で起こりそうなお話でした。こういった怖さには、結構なんとも感じない方なのですが、ラストの以外性に全てが集約されていて、「シックスセンス」を観終わった後味に似ていました。それ以外にあまり感想は無いのですが、やはりラストが美しいです。胸がスーッとした感じがしました。 6点(2004-09-18 23:46:42) |
6. “アイデンティティー”
う~ん・・・これだけのサスペンスをよく2時間程度でまとめ上げたなー。凄い。しかも最後の最後まで推理の連続で・・明かされる真実。うわっ そうだったのか。もう一度観たくなる作品です。それにしても、ストーリー展開、殺され方等が本当に見事で、観ていても2時間という時間があっという間に過ぎちゃいます。なかなかオススメの作品です。 8点(2004-09-18 22:56:09) |