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自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

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1.  穴(1957)
赤線地帯でもそうだったが、京マチ子がセリフの中でしれっと言うアドリブ(たぶん)がたまらなくおもしろい。コミカルでキュートでグラマラス。なんて魅力的なんだ。もちろん物語の面白さもあるけど終始、京マチ子の軽快で小憎たらしい演技に圧倒されました。そんな彼女について少し調べました。80を超え、もう隠居かなと思っていたら、なんのなんの去年は京都南座の舞台で主演されてるではないですか。今年はお休みのようだが行きたかったなぁ。ここならすぐに行けるのに・・。これから南座は要チェックです。そして更に驚いたのは、この歳まで彼女は独身を通したらしいのですよ。信じられません。しかも現在も演技されている。この銀幕のヒロインが現役のうちに是非、その演技を目に焼き付けたい。若尾文子といい香川京子といい、この時代のヒロインたちは今も尚、本当に元気で美しいです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-25 01:40:20)
2.  赤線地帯
何かお化けでも出てきそうな始まりに(おや?いつもと違うぞ)と思いながらコーヒーを啜っていると、どうやら音楽が奇妙なだけでそれからはいつもより少し明るい映像の溝口作品が始まった。吉原遊郭のネオンに彩られた狭い路地をフラフラと行き交う男達を、あの手この手で引っ張り入れる女達の姿を映し出してゆく。面白おかしく表現してはいるが、彼女達一人ひとりの抱える問題は大きく、世間の風当たりも冷たい。器量とずるさが無ければ抜け出せず、そうでない者は年を取り、行き詰まる。何時の世もそうだ。力のある者だけが笑う。だが強い者だけでは生きて行けない。光と影は一体なんだ。弱い者が消えれば、強い者たちから影は生まれる。かっこつけたがそんな感じがするんだ。社会からも身内からも蔑まれながらも空元気で生きていく彼女達の姿が立派だった。現代のクリーンすぎて面白みの無い街づくりや何かにつけ過剰に反応する逃げ道の無い社会批判に警鐘を鳴らされているようでした。それにしてもミッキーを演じた京マチ子のいけいけっぷりには笑ってしまった。「八頭身や」って。そうそうラストであの奇妙な音楽がマッチするシーンがありましたよ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-06-21 21:33:30)(良:1票)
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