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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲 《ネタバレ》 
伝説の猟奇映画の3作目。 非常にガッカリする内容でした。 最初の方こそ良い感じでしたが、 森の辺りから徐々に脱力感を感じます。 ガソリンスタンドでポルノ雑誌を切り刻んいでるエロいおっちゃんはB級ホラーっぽくて良いです。 空にショットガンをぶっ放すシーンなど狂気が出ていました。 レザーフェイスは最初の方こそ迫力がありましたが、 本来の危ない狂気は薄れます。 言語勉強ゲームで”meat”とかやってたのは下らなくて面白いですが、レザーフェイスが勉強している時点でパロディでしょと思います。 人肉一家のママは意味不明です。 最も面白くないのは人肉一家から狂気が薄れ、ホームコメディー化しているところです。 もう1作目の荒涼とした家の雰囲気はないです。 アドベンチャー映画のような不要なアクションが間伸びして退屈でした。 売りのゴア度は少なく感じられました。 エンディングのスラッシュ・メタルがカッコイイです。 DVDパッケージもカッコイイのでシリーズのファンはジャケ買いしてください。 (あと、私の好きな某ゴアメタルのSEは本作からとったものだったという新たな発見がありました) 
[DVD(字幕)] 5点(2015-02-14 00:07:22)
2.  穴(1960) 《ネタバレ》 
本格派サスペンスでした。 ただ淡々と描かれています。リアリティーが凄いです。 作風はシンプルでストレートなのですが、 物足りなさや隙が一切ないです。 モノクロのタイトな作風に痺れます。  終盤あたりでなにか不吉な、嫌な緊張感が漂います。 口で語る以上に物語っている男たちの表情に引き込まれます。 ただ淡々と壁を砕いていくシーンにも退屈さが入り込む隙を見せない。 技巧がなせる完璧な映画だと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-14 23:42:27)
3.  アルカトラズからの脱出 《ネタバレ》 
淡々とプロセスが描かれるところが男らしい感じがします。 とてもタイトな作風であり、そこが非常に魅力的です。 重要なシーンで言葉は多くなく、音楽も控えめだったと思います。 また画面はとても暗いのですが、状況が分かりづらくなることはないです。 淡々としている割にテンポがいいです。 社会派的なメッセージ性が感じられます。 エンドロール画面の"顔"が印象深かったです。
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-14 23:42:21)
4.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 
暴走した無人列車は止まらない!アンストッパブル。 なんだか通勤中の下痢みたいなタイトルです。 まず働く場の人間が少し腐ってます。 こうしてアクシデントは起こるといった感じです。  暴走列車を止めるアクション映画ですが、シュワちゃんやセガールのような最強ヒーローは出てきません。 登場人物の皆が完璧な人間ではなく一般人であるというのはよくありますが、その典型のような気がします。  実話がモデルになっているというので調べてみたら、2001年の「CSX8888号暴走事故」というのがモデルになっているそうです。 どことなく暗いドラマが展開されるところを見ると、(事故の起こった年とは関係なく)まるで今のアメリカらしさが表れている映画のような気がします。 映画の中には自分が昔あこがれたアメリカの姿は皆無でした。
[地上波(吹替)] 6点(2015-01-13 00:02:57)
5.  悪魔の追跡 《ネタバレ》 
よその土地で得体のしれぬ存在に付け狙われる恐怖を見事に描いた本作。 激突!のようなアクション・サスペンス映画にオカルト・ホラーの要素を味付けされた ちょっとユニークな作品です。 なんといってもハードなカーチェイスが一番楽しめた。 70年代的?なアメリカのガソリンスタンドや店内の雰囲気などが個人的にツボでした。 オカルトの要素はほんの味付け程度だと思っていたら、 衝撃のラストで急に本格オカルト映画な色合いをみせます。 超常現象とはまた違ったオカルトの恐怖といえましょうか。 キレのあるB級映画でなかなか楽しめました。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-11 15:11:47)
6.  悪魔の毒々モンスター 《ネタバレ》 
究極的にゴミな映画です。 しかし多くの人から愛されているみたいです(バカっぽさが)。 ほんと糞みたいな内容ですが、アメリカ人らしい単純さと、バカなまでに分かり易い物語が愛しいです。 あと、この音楽にこのスポーツジムのノリだとなんかそれが癖になりそうです。 産業廃棄物がヒーローになっちゃったのがすごく面白いです。 ある意味でスーパーマンよりもアメリカっぽいヒーローです。 内容は0点に近いですが、愛嬌が点数にプラスされます。  ここまで下らないものにお金と時間を浪費してこそ大人のたしなみというものです。
[DVD(字幕)] 5点(2015-01-11 15:11:40)
7.  アンチクライスト 《ネタバレ》 
意味不明なんですけど深い感じがします。何となくですが。 芸術性を感じますし、グロテスクな対象に詩的な美しさをもたせています。 自分には関心がもてない話でしたが 嫌いではない感覚です。 この監督にとって観客のブーイングはきっとおいしいことでしょうね、 スタンディングオベーションとブーイングで会場が真っ二つに割れることはラースフォントリアー監督にとっては大成功なんでしょう、きっと。 私にはちょっと感情移入しがたい話でしたので、以前見た彼の数本の作品よりも胸糞悪さは無かったです。 詩的映像表現や静寂の自然描写、音の使われ方、難解さと寓意性などでタルコフスキーっぽいものを感じてましたが、 どうやら気のせいではなかったようです。 それを思うとなんだか荘厳な作品のような気がしてきました。 
[DVD(字幕)] 7点(2014-12-16 23:22:47)
8.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
最近では聴かない日は無いほどヒット曲、 「ありのままの姿見せるのよ♪」といった主題歌を聞いて「どうせ女子力アップの映画だろ」とか思っていた。 また同じ主題歌を聴いて「ありのままの姿見せるのよ」なんてそんな堂々と開き直って言う事でもないだろと 少し違和感を感じていた。 さらにこの映画の大ヒットに妙なもの(それについては書かない)を感じていたが、 映画の内容自体は良かった。  自分で見ておいてなんですが、自分はミュージカルが少し苦手なので、最初のテンションに乗り遅れてしまった。 歌にしてもちょっと恥ずかしくなるのがいくつかあった。 曲的には「Let It Go」より「ドアを開けて 一緒に遊ぼう」のほうが可愛らしくて好きです。 ちょっと歌の感じはアニーに似てるかもしれない。  視覚的には、クリスタルのような氷の表現はファンタジーとしてかなり良かった。 幻想的な美しさを感じる。 ラプンツェルに比べると寒色系の色をメインに使われているので、 夏に観れば清涼感アップだと思う。  CGグラフィックは最高水準だったと思う。 でも大ヒット中の主題歌「Let It Go ありのままで」が いってみれば女王様が自分のまわりに壁を作ってしまうとき、もしくは悪堕ちのような状態で使われてるのもどうなのか。 いや、シーン自体はいいですが。 自分の特殊能力で城作っちゃうなんてカッコいいし。足を強く踏みしめるところが好き。 なんか孤独な女王見てて涙出た。 本作ではヒロインが二人いることが話題になった。 自分は冷たい感じの姉エルサよりもドジっ子で明るい妹アナが素敵だと思った。 (しかしこういうのも最近はちょっと変だと思う。 城で育って、ましてや門を締めきって隔絶されて育ったのに、 あんな素直で快活な女性に育つワケがないと思う。だからって評価を下げる気はないが) あと、雪だるまのキャラ”オラフ”が凄く良かった。ちょっと病んでるが。 ラプンツェルには少し劣るが良作だと思う。 ディズニーのCGアニメは全部ピクサーだと思ってたら違ったですね。 
[映画館(吹替)] 7点(2014-06-03 22:44:37)
9.  アパートメント:143 《ネタバレ》 
ネタが明かされた後は失笑ものだった。 ポルターガイストものではありきたりで、 モキュメンタリー映画としては退屈で、 最高につまらない結末に持っていったと思います。 ドキュメンタリー風にやってるのに 分かり易い映像処理がされているので作り物だって丸わかり。 さり気なくやってほしいところを強調してやってる風に感じたし。 まるでドキュメンタリータッチな作風が生きておらず、 その方法の利点ってあるのか疑問です。 (自分の感情移入の問題だと思いますが・・・) 終盤で父親が語る場面では、彼の放心状態からは言葉以上のものは全く伝わってこなかった。 最後だって何かやりたいんだろうなって魂胆が分かり易過ぎ。待たせて待たせて「はい、出てきたー」って、 やってることがつまらないし、 「観客は自分の思うとおりにビビってくれるだろ」って心中が伝わってきてちょっと嫌でした。 あと、自分この作品でも結構ビビったけど、今思えば音だけでビビってたような気がします。 小さな弟は物語にほぼ関係ないし、もしかして制作者が娘コンプレックスなだけなんじゃないの?ってのは偏見でしょうか。 「性の目覚め」といいつつそれらしい描写がなく、娘コンプレックスゆえに「性」の描写から回避してるように思う。 モキュメンタリーホラー映画にしては技術に金かけてそうだし、技術が高いし、 そういうところがまた面白くない。 スパニッシュホラーらしく作りも演技も丁寧ではあるが、 なんかモキュメンタリー映画ファンとしては久々にキレた映画だった。 特筆すべきは「モキュメンタリー映画」+「名探偵要素」の斬新さか。 てか、このおっさん貫録あり過ぎて最初から存在感浮き過ぎてんだよ。 
[DVD(字幕)] 4点(2014-05-09 23:57:30)
10.  アローン・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
僕の印象にある"アローンインザダーク"というと昔プレステでやった "アローンインザダーク2"です。 プレイ後そのあまりの難易度に3日で辞めましたが、ゲームの持つインパクトは凄かったです。 そのシュールで理解不能な世界観を映画にも期待しましたが、 全くそれとは違う内容だったのが残念です。 まぁ自分はPS3の"アローンインザダーク"シリーズ最新作をプレイしていないのでなんともいえませんが、 この映画はその最新作を映画化したものだったのでしょうか。 感触としてはあまりにも普通なB級SFモンスター映画でした。 ほんの少しクトゥルフの要素は感じられましたが、 それ以外は普通のモンスター映画だったと思います。 スケールを大きくするならばせめて手前で起こってることの状況は分かり易くしてほしいと思います。 B級映画にしては、ゴーストタウンを撮るなど、なかなか大がかりなことをしていたと思います。 唯一印象に残るのは瀕死の女性隊員でした。 全く意味不明で、そのくせどこかで見たことのあるシーンが多かったです。 あと銃持ってる主人公にロングコート着せとけばいいみたいなのこれブームなんですか? 中二じゃないですか。
[DVD(吹替)] 4点(2014-05-09 23:57:19)
11.  ある戦慄 《ネタバレ》 
未体験な戦慄を覚える 圧倒的なまでにトラウマな映画でした。 人々の腐った様を前半から見せられますが、 お腹がキリキリと痛むほど嫌な気分になります。 しかしこの"性格の悪さ"がよく人々の特徴をとらえていると思います。 これが病んだアメリカの肖像なんだと思いました。 ソリッドなモノクロ映像がなかなかいい感じです。 最初はイタいだけの人にも見える二人の迷惑者ですが、しかしだんだんと度を超えてこの二人が悪魔にしか見えなくなってきます。 隔離された特殊なシチュエーションの中で起こる 迷惑者二人によるある暴力はまさに異常でした。 その不条理さは観客の神経を逆立てます。 もしかするとファニーゲームの先駆けなのかもしれません。 人々の裏の表情をどんどん暴いていく面白さと、人々を追いつめていく緊迫感が素晴らしく、 社会派な感じもして面白かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-06 00:53:40)
12.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 
凄い良い作品だった。 自分的には感動系アニメの最高傑作。 感涙必至の感動作。 「自分が本当になりたいものになれる」というメッセージが込められる。 また銃や兵器が最大のヒューマンエラーであることを伝える。 物語はテンポがよくすんなりと見れるがメッセージは深い。 大きなメッセージが大きくならずに自然に童話絵本のようなアニメの世界に溶け込んでいる。 なかなか夢もある。友情、そして別れが訪れるが希望の残る別れだったので良かった。 「公のために」とか圧力を持っていう人はだいたいがそれを自分のためにしかしない。 ガンダムのモビルスーツが好きになれなかった自分にとって、ロボットっていったらラピュタだけだったけど この作品のロボットは良いと思った。
[DVD(吹替)] 9点(2013-05-13 22:39:00)(良:2票)
13.  アイアンマン
ヒーローもので面白かった。 アイアンマンって地味なキャラの印象があったのに、 モテモテのリッチマンだったのですね。 なんか裏切られたような気分です。 なんかヒーローって日常では冴えないのび太君がパワーを得てヒーローになるというのが個人的な理想ですが、 このアイアンマンは日常でもヒーローなのに、 自分の才能でヒーローになってもまたヒーローって凄いなと思います。 秘書は美人ですし、もうどんだけって感じです。 前半で自分を救った試作品がその後どうなってくるかが面白かったです。 メカはカッコいいが、秀でたカッコ良さは感じられないかも。 中盤から後半にちょっとダレたかもしれない。 
[地上波(吹替)] 6点(2013-04-30 01:55:07)(良:1票)
14.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
ミュージカルの真髄を見た気がした。 一流のエンターテイメントだと思った。 僕はミュージカルが特別好きというわけではないですので、 やり過ぎともいえるミュージカルに戸惑うところもありますが非常に愉快でした。 中盤の「雨に唄えば」の場面が非常に感動的で素晴らしいと思いました。 ミュージカルは人に感動と希望を与えてくれると思いました。 ミュージカル映画の中では個人的にtop5以内に入る映画だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-20 23:53:03)
15.  愛情物語(1956) 《ネタバレ》 
良い映画だと思った。 感動作だ。 恋愛の持つ両面を描き、やがて愛情にかわってゆく。 人は愛情に生き、愛情に生かされてるとさえ思える。 愛情が人から人へと渡る様がささやかに描かれる。 ショパンのピアノ曲の繊細さは人生の儚さを思わせる。 しかし人は、愛情というかたちで人の心の中に永遠に生き続けるのかもしれない。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-20 23:50:47)(良:1票)
16.  アポカリプト 《ネタバレ》 
キ○スト様をフルボッコした映画から3年。 その血なまぐさい衝撃を今度はマヤ文明で!? これは現代のエルトポであろうか? どの場面を切り取っても正に神。まるでナショナルジオグラフィック! 迫力がすごい。並みの映画とはスケールが違う。これが映画だ!とでもいうかのようだ。 並みの映画は反省するしかない。 映像の中に神が宿る映画を久々に見た。 当時の恐ろしい儀式の再現度は神がかり。 博物館や図鑑でしかなかなか見ることのできない文明をハイクオリティーで映像にしただけで資料的価値と意義がある。 なんだか違うと思うけどパゾリーニのアポロンの地獄を思い出した。 この映画は人の原始の美しさ、勇敢さ、そして野蛮さを体感することができる。 音楽が非常に良い。 疫病の巫女少女は印象に残る。 お腹がキリキリと痛むような人間の腐敗ぶりと暴力はパッションに通じるかも? 人間と自然の迫力は僕の知る映画では頂点に近い。
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-28 23:15:55)
17.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
メタルにかける熱い男たちの魂の声を聞け! アンヴィルです。  この映画を見て熱い男の魂に触れました。 凄い感動です。 大きな話、人生の目標が見つかります。 オッサンどものメタル魂の熱さ、夢へ向かう情熱の真直ぐさに心打たれます。 ヘヴィメタルって(まるで絵に描いたような)男らしさの象徴なんです。 だからこの作品は、たぶん男らしいです。 男とは一生夢を追い求める生き物なのだ。そしてワイルドなのに繊細でもあるのだ。 ヘヴィ・メタルってのはどこか非現実的でファンタジーなところがあって、 そんな音楽を演奏しているのは北欧神話の神みたいにマッチョで超人的な存在だと思っていたら彼らの実に現実的でヒューマンなところが見えて面白かったです。実に人間らしい。  僕はとくにメタルとか結構たくさん聴いてましたから、この作品では神がかり的な大きなパワーを感じられた気がしました(全てのメタラーはまるでそこに向かってゆくのではないでしょうか。一つの大きな力に引き寄せられるかのように)。 たとえ無名なバンドであれ、それを長年続ければそこに「何か」が宿るはず。それはただ事ではなくなってくる。やがて真実味を帯びてくる。 その大きな力をもった「何か」が自ら命を持って一人歩きしたとき人々に感動を与えたり奇跡を起こしたりするのだと僕は思います。 実際に彼らのやってきたことは映像作品となり多くの人に感動を与えている。 こんな素晴らしく熱いパワーに触れたのは久しぶりです。  ラウドパークの映像、、、絶対みんなにアンヴィルって言わせてるだろ! アンヴィルが神話になったラウドパークにアンヴィルもっと来てくれ!
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-26 22:37:20)
18.  アイドル・ハンズ 《ネタバレ》 
これはサイコーな奴らが出て来てやらかす楽しい青春ホラーでした。 素敵な堕落ぶりがいい感じです。 あぁティーンの頃に戻りたい。。。 外人の笑い声が聞こえてきそうなコメディーな感じでしたが、 グロいけど非常に明るい。 友人が死霊化したあたりからはブラック過ぎて笑えません。 でもそこがまたクセになるという。 セクシーあり、友情ありでゆうことありません。 生と死を超えたところに友情があっていつまでも一緒、みたいなところが友情映画として良いです。 エンヤの歌が聞こえてきたとか面白過ぎ。 見終わった後はまさに若い青春の明るさです。でも悪趣味! 巨大パイプとか結構ブッ飛んでいて面白いです。 
[DVD(吹替)] 7点(2012-05-09 02:31:29)
19.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
(2009年映画メモより) 流石に素晴らしい作品でした。 観る前から既に面白いのとは想像してましたが、遥かにそれ以上でした。 主人公の男性はとてもヒョウキンで面白くて人柄に惹かれました。 歌いながらスパゲティを作る彼のブッ飛び様には大爆笑です。 テニスラケットを麺の水切りにしてしまうなんて、なんて素敵なんでしょう! ヒロインの女性はまたとても上品で繊細な美しさがあって良かったです。  ビリーワイルダー監督の映画を以前も一つだけ観ましたが、この映画もそうですが、観た後でこんなにも幸せな気持ちにさせてくれる作品を作れる人はなかなかいないのではないかもしれません。 幸せというか、なんだか心が温かくなったような感じです。 
[DVD(字幕)] 9点(2012-03-06 00:32:03)
20.  悪魔の棲む家(1979) 《ネタバレ》 
この作品は「エクソシスト」「オーメン」「シャイニング」等のA級ホラーと同等に語られるべき重要な作品なのです。 しかし、有名にわりには良作として語られることはほとんどありません。 確かに映画としての面白みに欠けるのかもしれません。 この作品がまったく「つまらない」筈なのに「オーメン」等のホラー映画と同じく一級作品として位置づけられ、超ヒットを記録して、ホラー好きな誰もがタイトルを聞いたことがある程に超有名作品となってしまったところを評価したい!と思います。 そもそもホラー映画には「魔力」みたいなものがあると思います。 それが強いと評価されるみたいです。 あるいは邪悪な「存在感」ともいえそうです。 それが強力なほどホラー映画として良い。といえると思います。 逆にそういったものが無いとすぐに忘れ去られます。 「悪魔のいけにえ」「エクソシスト」には堂々の邪悪な存在感がある。 「シャイニング」「オーメン」等は、映画としての出来も非常に素晴らしいので映画史で堂々の存在感を放っている、のだと思います。 しかしこの「悪魔の棲む家」は、映画としては面白くもないし、大したモンスターが出てくる訳でもない地味というハンディを背負いながらも、ここまで有名で堂々の存在感を放っている大御所というのは、やはりそれだけの根強い魔力のようなものを秘めているのでしょうか。 つまらないのに有名になって世界興収第5位にまでなってしまうのには、何か理由があるとするならば、その部分を評価したいと思う(当時の全米がオカルト好きに染まっていただけ?)。 何も無いところに煙が立たないように、何もない作品に「有名」だとか「高収入」だとかは起こらないからです。 この作品は実話らしくて、もしかしたらそれを意識すれば少しは面白くなるかもしれません。 あと「実体」の無いものに家族が怯えているところが良いのかもしれません。 これは実際に起こった霊現象を一番忠実に映画化した作品といえるでしょう。 あと、そこら辺のB級ホラーには無い「リアル」「不安」「本気度」「重厚感」のようなものは感じられました。  そうです。無理やり誉めているんですよ。どうですか?この捻じ曲げられかた。 いや、僕はDVDを所有している程にこの作品を気に入っています。 実態のつかめない邪悪さ、その狂暴さは評価できる。  
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-23 01:01:46)
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