Menu
 > レビュワー
 > はち-ご= さんの口コミ一覧
はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  悪魔を見た 《ネタバレ》 
妻投稿■この映画を見て「私の心の中にも悪魔が潜んでいる」と感じるのは無理だと思う。仮に私が殺されたとしても、みんなで育てているチビが殺されたとしても、私の旦那は加害者への復讐に走らず、自分は何ができるかを考えて、残された人、それがいないなら社会福祉のために身をささげるだろう(ただし私の命を守るために他に方法がないなら、6人くらい殺しそうな一面はある)。殺人被害者家族や暴力被害者当人の方々も、その多くが憎悪に苛まれつつも、他者の権利を尊重する原則を固持し、激しい無力感の中で社会的義務を果たしていかなければいけないのが現実だ。犯罪被害者家族の気持ちの側に立って(・・たような気になって)加害者への死刑を連呼する人たちも、被害者家族が復讐のために社会に反逆したら、たちまち非難に転じるに違いない。■犯罪被害者家族が犯人を殺したいと思うことは、悪魔に魅入られているということなのだろうか。極自然な事なんじゃないのか。そして「悪魔に魅入られる」というキーワードの下に、犯人を憎むことと、周囲を巻き込んで犠牲にして復讐する事を同一リンクで扱っていいのだろうか。両者には大きな断絶があるはずで、その断絶とは何か、何と戦わないといけないかが提示されていることが、こういう種類の映画の価値だと思うが、この映画はそこを素通りし、さも「犯人に殺意を持つことが既に悪魔に魅入られている」という描き方をしている。■「私の心の中の悪魔の発露」はもっと思いもよらないところにあると思うんだけどなあ(特に「多数派」になったときは注意すべき)。
[インターネット(字幕)] 5点(2011-09-23 03:17:38)(良:1票)
2.  相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 《ネタバレ》 
妻投稿■まずこれほどまでに映画の内容が予告編で予想できる映画も少ないのですよ。予告編でそれらしく見せかけて別の方向に持っていこうとする相棒の常套手段を期待したのですが、ストーリーは「過去に船が爆発」→「籠城事件」→「警察組織の陰謀」→「右京と神戸が官房長と監察官に捜査をさせてもらえない」→「官房ちょおおおおお」と、名探偵コナンの映画並みに予測可能でした。多分映画館でデジャビュに襲われた方も多いはず。これは人間が知らず知らずに頭に描くストーリー予想そのままの展開をしたからだと思います。■相棒シリーズは私が知る限り外務省、防衛省、厚生労働省、財務省、国土交通省、法務省などでやりたい放題してきたある種のゲテモノドラマシリーズなのですが、いくら話を大きくしても女の人が涙を流すパターンとかが一緒だと飽きてきちゃいます。杉下右京シリーズはどんな小さな事件でも大きな事件でも風変わりな事件でも面白く対応できる物凄く守備範囲の広い、それこそ世界中から食材を供給可能なレストランみたいなシリーズなので、映画第3作を作るとしたら、国家的陰謀話以外のあっというような謎をひたすら追求するミステリーを期待するのですが。■あ、最後に一つだけ。うちの旦那はやたらと「官房ちょーーー」と言いながら、キッチンにいる私に指で浣腸をしてくるのですが。そんな事は(顔を震わせて)、けして許されるものではありません。恥を知りなさい。
[映画館(邦画)] 7点(2011-01-19 11:40:18)
3.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 
妻投稿■職場レイプで女の子を産んだ友達と映画を鑑賞。「人間がそれ自体に価値があるのか」あるいは「人間は誰かの利益の為に存在させてもらっているのか」という大命題を知りたい20代女2人が頼ったのがよりにもよってマイケル・ベイというのは不徳の致すところだが、2人とも軽度知的障害なもんで、導入部ってものが必要でしょうと言い訳してみる。■内容は、日本でマイケル・ベイが嫌われる理由ってこれじゃないかと思えるような「どんだけ巻き込まれ死傷者が出てもラストで美男美女がイチャイチャ出来れば万事解決」というものだが、お母さんが赤ちゃんを抱っこ出来ずに殺されていくシーンを見てボロボロ泣いている友達(彼女は控室に待っているクライアントのアジア系の旦那が、自分を強姦した奴に見えたと言ってた)を尻目に、私は「自分自身が殺されたくない、体を切り刻まれたくない…という感情を持つ事が許されない」世界をベイ・リズムに乗ってやりたい放題で逃げ回る主役の2人に爽快感を相当感じていたような気がする。■さて、先ほどの「人間は果たしてそれ自体に価値があるのか」という問いだが、私は「人間というのはただそこに存在している」のであり、しかし存在しているゆえに「私という人間に価値がある」と思いたい自分自身と「お前は俺様の目的の為に存在することが許されているのだ」という倫理を押し付けたい他人の思惑との対立が発生するのだと思う。しかしクローンという存在は、そうした対立が発生しえない極めてアンフェアかつアンバランスな問題をはらんでいる事は映画を見てわかった。ただこの映画はクローン自身の生存要求に終始してしまっていて、そのクローンの「生きたい」という動物的要求を社会に生きる人間が自身が生きたいと思う故に無視した結果、そうした歪みが社会にとっても不幸な結果を招くというメッセージはやはりベイには描けなかったようだ。「クローンの生きたいという要求」などクローンに我慢させれば社会の誰も困らないのだから。私は「人道」そのものはメッセージにはなりえないと思う。
[地上波(吹替)] 7点(2010-11-01 00:11:58)
4.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
妻投稿■第2次大戦後世界各国で植民地が独立しましたが、その中でももっとも大規模な独立戦争が起こったのが北アフリカアルジェリアです。(朝鮮半島やベトナムは冷戦の戦争です)。どれくらい凄いのかと言うと、植民地の戦闘が宗主国本土にまで波及して、宗主国の政府がつぶれてしまうくらい(しかも宗主国は国連常任理事国のフランス)凄かったんです。「植民地独立の責任を取って大統領が辞任します」というものではなく、政府そのものがつぶれてしまったんですよ(それがきっかけで第5共和国がフランスに出来ます)。日本ではアルジェリアと言えば某頭突きサッカー選手のルーツという認知度しかないですが、あそこの国は、今、アフリカではリビアと並ぶ長い平均寿命の国でありながら、北アフリカ有数の移民排出国であり、そしてタリバンが子犬くらいに思えるイスラム系山賊武装組織の民間人虐殺が問題になっている場所でもあります。■私は結構アルジェリアと言う国に興味があったのですが、週刊こどもニュースには絶対出てこないし、活字で理解するにも限界があるので、こういう映画に巡り合えた事は本当に幸運でした。■内容は詳しくは伏せておきますが、欧米列強の時代の「白人は有色人種より優秀である」という説の虚構を、もっとも「負」の形で証明した内容になっています。同じ知性とハートを持った人間を人間が無理やり支配する社会だとこーいうーことが起こるんだ…と言う事を、人道的にと言うよりは生物学的に表現しています(第2次大戦後の戦争映画の描き方としては大正解)。全ての人が見るべき映画とは言いませんが(フランス人には勧められない)、人間の生態を研究している宇宙人さんにはお勧めの一本です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2010-10-10 22:14:17)
5.  アマデウス 《ネタバレ》 
妻投稿■これアニメじゃなかったんかい!!!!パッケージに騙された!!!■それはともかく、「シベリア超特急」が「映画を見る人」ではなく「映画が好きな人」に対して、ソファの向こうからくまさんの手袋人形で語りかけるような映画なら、この映画は「映画を見る人」ではない「映画が好きな人」に対して、暗い部屋で懐中電灯を下からかざして語りかけるような映画だ。■この映画を見ている人は、モーツアルトに同情するにしろサエトリに同情するにしろ、自分たちを「凡人」「普通の人」という定義で見ているのだろう。私はモーツアルト派だった。モーツアルトみたいなアスペ的人(アスペ=天才という意味に取らないでね)が私の周りにうようよいて、なんとなくモーツアルトの曲の良さは理解できない私でも、モーツアルトが自分のこだわりに忠実なだけなのになんで周りが良くも悪くもやいやい言うのかがわからない気持ちがわかる気がするからだ。■しかーし、私の「映画に対する理解」とやらも、旦那(彼もアスペだが「天才」ではなく凡人にすらなれない「不良品」)の感想、一言で打ち砕かれた。「凡人だって同じように嫉妬されているかもよ(笑)」。旦那は「不良品」<「凡人」<「天才」あるいはその逆というヘゲモニーを頭の中で成立させているわけではない。「何が天才」で、「何が平凡」かは、多数派である「凡人」が決める権利がある事は間違いないからだ。■ここで映画の情景に戻ろう。近世ヨーロッパなんだけど、共○主義独特の無機質な情景。蝋燭の不気味な光。これって単に「リアル」を追い求めた結果なんだろうか。実は「私は凡人でこの世界の多数派」だと思っている観客は、映画の中で知らないうちに自分らが「凡人ではない」という少数世界に迷い込んでいるのではないか? 私は少なくとも迷い込んでいた。だからとっても怖かった。
[レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-05-24 22:13:29)(良:2票)
6.  アルティメット・エージェント(2007) 《ネタバレ》 
妻投稿■ギャグでバタバタ100人以上人が殺される割りに、なぜラスボス悪党は生きて逮捕されるんだ? この人の映画。
[インターネット(字幕)] 5点(2010-01-17 01:30:22)
7.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
妻投稿、原作未読■この映画で牢屋の中の女の子は男の子にこう言う(内容は以下のようなものだったと思う)。「生物が進化したのって、進化論なんだけど。こんな知性や文明は何によってもたらされたのかしら。不思議じゃない!」「バクテリアに知性をもたらすその力に憧れちゃう(正確にいえば畏怖しちゃう)」。そう人間はその「力」に畏怖し、自分たちの存在証明のよりどころにし、そして利用してきた。その「力」から様々な宗教が生まれ、神話=「力と力のドンパチ物語」を自分たちのドンパチに置き換え、あらゆる残虐行為や国家総動員を正当化し、自分たちの権威の後ろ盾にしようとしていた。■だがそもそもその「力」は本当にこの世に存在するのだろうか。こういう話になるとアメリカで進化論を教えるべきか否かという頭がこんがらがりそうな問題に直通しちゃうが、映画の中では女の子を殺す力が鉄男には確実に存在し、アキラという「力」は存在しなかった。つまり監督は「力」の有無を結論として出すより、「力」を盲信して本質を見失う事を警告しているのだと思う。■ところでこのアニメ、アニメファンの間で低評価を付ける人が「わかっていない」と言われるくらい国際評価が高いそうだけど、「マモー・チルドレンズ」に全てを語らせている時点でこの映画はアウトだと私は思う。説得力という名の狂気は、私たちと変わらない普通の人間が語ってこそ現実感としての怖さがある。「マモーなこどもたち」が全てを動かす設定は、確かに大友ワールド特有の特異性はあるのかもしれないが、私たち観客にとっては「ああ言えば上祐」みたいな冷笑で終わってしまっていて、それがこの作品では致命的な欠陥となっているのではないだろうか。
[インターネット(字幕)] 4点(2009-11-05 19:35:24)
8.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
妻投稿。この映画の題名は「Developed Story」にしたほうがいい。先進国の成熟した男がどういう生き物かを超的確に表現した作品だからだ。後ろにマンがつこうがカントリーがつこうが、developedという単語には「成熟」という意味と「あとは真っ逆さま」というニアンスがあり、そこに虚しさと傲慢さ、おまけにたくさんのお金が存在するわけだから、カオスが出現するのは間違いない。「american beauty」だと今のアメリカ社会がロリコン変態オヤジ的カオスに陥っている事を言い表すには良いかもしれないが、私はロリコン変態オヤジ世界度は日本のほうが高いと思うし、アメリカ社会はむしろ男色にまっしぐらしていると思う。いずれにせよ、developedという単語を持つものは、実は裸の王様だという事をこの映画は言いたいんだなと私は解釈した。
[地上波(吹替)] 10点(2009-03-24 00:30:29)
9.  アタック・オブ・ザ・キラートマト 《ネタバレ》 
①「嘲笑」や「失笑」の意味での【笑】投票。②感想とは言えないコメント。③売買、営利を含む内容。(以上抜粋)・・・はこのレビュワーサイトでは禁止だそうです・・・・・ヘットホンをしているトマトを見たとき、突如広告が現れたとき、どうやってこの映画をレビューすればいいんだろうと本気で悩んでいました(特に③)・・・・  
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-23 18:27:44)
10.  I am Sam アイ・アム・サム
この映画は「知的障害者を純粋に描いている」以前に「知的障害者を単に脳が7歳のままの青年みたいに描いている」時点で間違っている。これじゃあ、「ジャック」における「人間の4倍成長する10歳の子供」と区別がつかない。知的障害者にも「人間能力」の中で普通の人と変わらない部分と苦手分野とするところがあり、さらに日常生活の衝撃に脳が過剰反応してパニックになるなど、映画と比べて健常者と変わらない点、および映画にはない知的障害者ならではの困難がある。勿論「個人差」もあるのでショーン・ペンの演じる人みたいな人もいるだろうが、少なくとも知的障害者が認知している世界は映画のように子供が見るような平和で美しいものではなく、「スターリングラード」や「戦場のピアニスト」に見るような、自分を守ってくれる秩序のない、いつ誰かにぶっ殺されるかもしれない恐ろしい世界だ。こんな世界で障害者は障害者なりの執念と防衛術、恐怖に対する自制心を持って24みたいな一日を送っている(これは知的障害を持つ妻から聞いた)。そこを追求して映画を作ってくれたら、障害者ネタは極太の感動大作にもファンタジーにもサスペンスにもなるのだ。それが許されないのは「差別」「偏見」という言葉が一人歩きしてしまっている結果なのだと思う。でも障害者にとって一番怖いのは差別ではなく、間違った知識を持たれること「そんな人いない」として扱われることだ。僕はこれからの障害者映画は「健常者社会との融合」「愛の感動作戦」以外にも様々な角度からその世界観を広げて行って欲しいと思うし、それは自分の事を分かってほしい障害者にも、当たり前にがんじがらめになっている健常者にも、そして何より映画という素晴らしい芸術作品に新しいフロンティアが出来る意味でも素晴らしいことだと思う。
[DVD(吹替)] 4点(2008-11-09 02:36:24)
11.  アンフェア the movie 《ネタバレ》 
映画としてのクオリティーの低さとか、テロリストが病院を占拠してワクチンがどうのこうのとかそういうのが在り来たりだとか、そういうものならまだ許せる。しかし、ラストのあの描写、あの持って行き方は、はっきりいってそういう「クオリティー」とかそういうもの以前に観客を舐めくさった態度だ。雪平がぶっ倒れた? だからなんだよ。
[地上波(邦画)] 2点(2008-05-01 00:43:07)
12.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 
馬鹿映画。死霊の盆踊り級。あれくれ野郎が宇宙に行って岩石をぶっ壊すというガキオヤジの単純な妄想が現実化しただけの薄っぺらな悪乗り映画の分際で、派手な音楽と大げさな編集とオーソドックス過ぎる感動シーンがくっついて、ワンパンチ的に観客に向かって突進してくる。観客にとってはまさにアルマゲドンだ。そしてそんなアルマゲドン級の馬鹿映画、僕は大好きである。
[地上波(吹替)] 10点(2008-03-25 16:20:13)(良:1票)
051.53%
182.45%
292.75%
3164.89%
4206.12%
5278.26%
6309.17%
75617.13%
86921.10%
94714.37%
104012.23%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS