1. ありあまるごちそう
《ネタバレ》 出演なさっているジャン・ジグレール氏の著書も既読。バイオ燃料として燃やされるとうもろこしの映像が目に焼きついた。一般的に世界市場において公平で誰もが成功をつかめるかのように美化されているが、その実態は支配者層達の都合のいいようにパッケージングされた幻想であることが垣間見える。日本流に言うならば本音と建前というやつ。 考えてみれば日本の市場においてもデッドストックになってしまった食品の廃棄などといった無駄が存在する。その一方で栄養不足や飢餓により苦しむ人々がいる、学校では教えてくれないその理不尽さを知って色々と考察の余地を与えてくれる教科書のひとつとして本ドキュメンタリーをお勧めしたい。 [DVD(字幕)] 9点(2013-11-18 20:15:42) |
2. アバター(2009)
《ネタバレ》 面白いと思いますよ。映像もすごいし、ベタだけど王道シナリオだったし、未来兵器たっぷりでSF好きの自分は十二分に満足できました。パンドラの原住民ナヴィは祖先を敬ったり自然を尊重したりと、アメリカンインディアンが持っている思想や文化が参考にされているのかなと思いました。先進国に生きる我々に失われている考え方ですよね。取りあえず、リプリー:シガニー・ウィーバーがエイリアンだからといってパルスガンぶっ放さなくて良かったですね。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-19 18:07:48) |
3. アイアンマン
アメコミを実写化した映画お約束の熱い展開もけっこうあるし、全体を通しても変に人物相関図もゴチャゴチャさせていないためわかりやすい。 展開を変に深読みする必要もなく、劇中のCGやアクションなどをゆるりと楽しめる映画。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 22:53:23) |
4. アイ,ロボット
《ネタバレ》 原作の書籍は未見。サニーとウィルのやりとりとサスペンスを含んだ終盤までの展開は良かったと思う。デモリションマンのサンドラ・ブロックみたいに、未来世界に懐古マニアがいたりするのもお約束。ただ結末が有り触れたスカイネット的な・・・みたいなことはいかがなものか。 日曜洋画劇場で見たら、時間上しかたのないとはいえラストシーンのカットと当時のCG技術の粗にけっこうゲンナリしたため、テレビ版はここから-2点。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-27 19:50:08) |
5. アザーズ
《ネタバレ》 段々とメンタル的な怖さを煽って追い詰めていくのは見ものだったが、やはり先にシックスセンスを見てしまったことがこの点数の理由。評価が低いことに対してこの映画に罪があるのではなく、あくまで主観である。 これを見たのがその手の映画の1作目ならばもう2~3点は加点しても良かった。 [地上波(吹替)] 4点(2013-11-18 19:34:22) |