2. あずみ
日本映画としてはワリとよくできているほうだとおもいます。もちろん、黒澤の用心棒とは比較にならないくらいお粗末です。監督さんはサムライミを意識しすぎ。確かにこれまでのコミック原作ものでの失敗点を克服しているのはいいけど、監督さんは少し天狗になっているのが気にかかります。でも、二作目をつくらないならあれでいいかと・・・・200人斬りはありえないと批評するあなた!あたりまえのことだけどそれは”映画”を楽しめない人です。東映の時代劇・・・全部だめでしょう。細い腕でどうのこうの言いますがそれもおかしい、筋肉がつきすぎていて鈍いやつもします。しなやかな筋肉がついている人もいるんどえす。あずみは自然体んで道場で鍛えたような肉づきとは違うのです。原作でも不思議なのはあずみはただの一度も刀の手入れをしていません。その昔、TVものの時代劇ですら刀の手入れしているシーンがあったのに・・・・だからその程度のリアリティなんで気にすることはないってことです。ダイ・ハードをみた無線愛好家の友人が、あんなんで通信できんわいといってました。確かに映画はいろんな場所で通信してますが・・・通信ができない場所が発生してないですね。そういうことをいちちつっこんでいたら娯楽映画の90%は楽しめないでしょう。ベン・ハーですら、なんであいつら英語話しているの?とつっこむようなもんですよ。 6点(2003-05-26 09:25:21) |