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コメント数 1395
性別 男性
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1.  會議は踊る
 米にミュージカルあれば、欧にオペレッタありき。十九世紀初頭のヨーロッパ再編を討議せんと開かれた1814年(受験生当時、”祝い夜までウィーン会議”なんて語呂合わせで暗記したっけナァ…)のウィーン会議を背景に展開する何とも洒脱な映画である。各国の思惑が錯綜し紛糾、連夜の舞踏会でお茶を濁すオーMYガッ!な状況にプロイセン代表ハルデンベルクが漏らした一言「会議は踊る、されど進まず…」が本作のタイトルの由来。最大の見所は既にどなたも触れている「ただ一度だけ」のメロディに乗っての長い長い馬車の移動撮影(名手カール・ホフマンによる驚異のワンカット!)だが、個人的には狡知に長けたオーストリア宰相メッテルニヒを絶妙に演じたコンラート・ファイトの名演も推したい。史実のメッテルニヒもかくや、と思わしめる説得力は流石!ウィリー・フリッチュ演じる露皇帝アレクサンドル1世の粋なダンディズムも今時のアクターにはチョット出せまい。ま、こちらは史実の姿と違い過ぎるのが御愛敬だけど。初監督でコノ名作を生んだエリック・シャレルの鮮やかな手並みと可憐な歌姫リリアン・ハーヴェイに敬意を表して…9点。戦前のドイツ映画は秀作揃いですなぁ…!!
9点(2003-07-21 07:53:15)(良:1票)
2.  風と共に去りぬ
 原作はマーガレット・ミッチェルの同名小説。セルズニックが映画化権を買い取ってから、スタッフ&キャストは二転三転して御存知の顔触れとなった曰く付きの作品でもある。監督も最終的にはヴィクター・フレミングとなったが、ジョージ・キューカーとサム・ウッドも関わっており、正に超大作の名に恥じない。レット・バトラー役にはG・クーパーも候補に挙がったらしいが、原作者の支持でキングことクラーク・ゲーブルと相成った。今では彼以外に考えられないという方も多いハズ。一番難航したスカーレット役には当時のハリウッドの錚々たるトップ女優達がオーディションを受けたが、プロデューサーであるセルズニックの強い後押しで英の無名女優ヴィヴィアン・リーに決定。コレ又現在では彼女以外には考えられない程のハマリ役となったのは周知の通り。ただ「長い」という理由で敬遠したり低評価する向きもあるようだが、原作のダイジェストとしては理想的なヴォリュームだと個人的には思うが。自分としてはアシュレー役のレスリー・ハワードには余り魅力が感じられず、スカーレットが一途に彼を慕うストーリーに今イチ説得力がないような気がした。オリビア・デ・ハヴィランドのメラニーにも同じような印象(今イチ)を受けた。しかーし!主役二人の圧倒的なハマリ具合と、父親役のトーマス・ミッチェルや乳母マミー役のハティ・マクダニエル(黒人初のオスカー受賞!)ら脇を固める助演陣の好演も相俟って、そんな些細な不満はアッサリ吹き飛ぶけどネ。尚、一説ではヴィヴィアン・リーはキューカーが降ろされた後も彼に演技指導を受け続けたらしい。事実であれば「女性映画の第一人者」の面目躍如たる裏エピソードである。マックス・スタイナーの主題曲も格調高く良し。アカデミー賞8部門に輝く本作に…言うまでもなく10点っしょ?
10点(2003-07-04 05:50:18)(良:2票)
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