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1.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
全米ランキング3位になっても尚、次のマッチメイクまでは切り詰めに切り詰めて安モーテルを泊まり継ぎ、果ては生活費稼ぎに”泥レス(ポロリ付き)”までせざるをえないカリフォルニア・ドールズ一行に漂う浮き草人生のペーソス。アメリカ女子プロレス界に生きる厳しさ・侘びしさが観る者にひしひしと伝わってくるかのようだ。派手なリング上でのファイトとは対照的な、裏舞台の地味なディテールを手を抜かずにじっくりと描いたアルドリッチの演出が確実にタメを醸成し、ラストの全米女子チャンプ「トレドの虎」とのタッグマッチで一気に爆発する。とにかく、ドサ回りからラストの決戦まで(ミミ萩原の日本ペアとも対戦)彼女らの試合を惜しみなくタップリ見せてくれるサービス精神が嬉しい。見世物ムービーはこうでなきゃ!ドールズ役の二人も激しいプロレス演技は勿論のコト、なかなか夢を実現できない焦りや対戦相手に選ばれる為に興行主に身を鬻ぐ哀愁まで実にうまく演じていたと思う。コロンボ以外での映画出演では余り感心しないことが多いピーター・フォークも今回のマネージャー役はグッジョブ!といって差し支えない名演だった。イケメンの若造じゃアノ味は逆立ちしても出せまい。ハッピー・エンドで後味も爽やかだし、私もスポ根モノでは「ロッキー」より断然こっちだなぁ。ドールズに乾杯!!
8点(2004-12-07 03:10:32)(良:1票)
2.  彼女が水着にきがえたら
 ホイチョイ・プロってか馬場康夫&一色伸幸のあざとさが横溢して全く好きになれないタイプの映画。前作「私をスキーにつれてって」もそうだったが「若い観客にウケる要素をばっちりマーケティングして完璧なマニュアル通りに作りましたーイヤ絶対ヒットしますってコレ!」と得意満面で云うきやつらの声が聞こえてきそうw。加えて原田知世も織田裕二も個人的に大嫌いなもんで。何ともペラペラ&スカスカなリゾート・ムービーの迷作に…4点。じゃあ、観なきゃイイだろって?そりゃごもっとも。恐らく二度と観るコトはないでしょうw。でもね、真の映画ファンなら名作・傑作・佳作のみならず、駄作の地雷をも臆せず踏み続け修羅場を潜り抜けてナンボかと…。
4点(2003-10-09 23:06:42)(良:2票)
3.  カメレオンマン
 本物の1920年代のニュース映画や記録フィルムにウディ・アレン扮する冴えない小男ゼリグという男がヒョロッと紛れ込む何とも言えぬ可笑しさ。デッチ上げドキュメンタリー映画であるコレはもうPRE「フォレスト・ガンプ」と言っても過言ではないだろう。個人的に自嘲的な作風とユダヤ人色が濃い笑いに余り好きになれない監督&俳優なんだが、本作は意外に楽しめた。正直なハナシ、「フォレスト・ガンプ」にあれだけオスカー受賞させるくらいなら、本作が全く無冠てのは解せないナァ…。発想のオリジナリティでは断然こっちが上だろう?トム・ハンクスの感動ストーリーに「庇を貸して母屋を取られる」ってな趣かな。そんな哀れなアレン(ゼリグ)に…8点。
8点(2003-03-03 10:51:44)
4.  蒲田行進曲
 角川映画(松竹と合作だが)にして故・深作欣二監督作品なれど、つかこうへい原作&脚本を得た本作は…秀作と言えるデキ。MVPは古き佳き戦後の邦画全盛期を背景にした秀逸なシナリオを提供した原作者つかこうへいだろう。松竹にはメインの大船以外に蒲田にも撮影所があったが、本作の舞台は正に其処であり、そこで巻き起こる役者たちの悲喜劇をユーモラスに描いている。儲け役である大部屋俳優ヤスを演じた平田満は確かにウマイ。「コレ(女房)がコレ(おめでた)なもんで」の台詞と共にズタボロに怪我が増えていく様は思わず笑ってしまうし。だが、個人的には我が儘な大スターだが小心者の「銀ちゃん」こと銀四郎を巧みに演じた風間杜夫の気障なイヤらしさの方を推したい。明らかに損な役にもかかわらず、決してそうなっていないのは風間の力演なればこそ。悪趣味な迄にド派手に装飾した銀四郎の車も爆笑モノ!!松坂慶子の小夏は、まぁ可もなく不可もなし。深作演出も実にテンポ良くエネルギッシュで正攻法を貫いており見事。80年代邦画ではオススメの逸品。ラストのフィナーレは…チト蛇足かな?2点マイナス(^^)。
8点(2003-02-27 22:49:54)
5.  家族ゲーム
 何と言ってもアノ横一列の食卓シーン!!に尽きる。森田芳光監督の才気が殆どプラスに作用した奇跡的な傑作がコレ。しかし、勝因は演出よりもキャスティングの見事な迄のアンサンブルにあると思う。デビュー直後の宮川一朗太が新人らしからぬ達者な演技で曲者揃いの共演陣に一歩も引かず見事。伊丹十三扮する父親の「ちゅうちゅう出来ないじゃないか!」は名台詞として残るインパクト。本来歌手である(今じゃ姉と二人で童謡歌手?)由紀さおりが、こういう典型的な主婦を演じる可笑しさ。三流大学の家庭教師・吉本を独特のコメディ演技で怪演した松田優作は中でも出色の存在感。小津安二郎をパロディ化する森田監督の度胸の良さに当時は相当に注目したものだったが、その後「そろばんずく」や「愛と平成の色男」など駄作を連発して激しく失望。以後は彼の監督作は観てないが「失楽園」の悪評ぶりから判断すると、やっぱり本作はフロックだった…のか?甦れ、森田芳光!!
8点(2003-02-27 19:31:32)
6.  カリブの熱い夜
 なーんかゴチャゴチャ込み入っているけど、今イチ面白くない映画だわ、こりゃ。特にジェフ・ブリッジスとレイチェル・ウォードのラブシーンは、かの有名な「地上より永遠に」のバート・ランカスターとデボラ・カーの不倫場面をパクろうとしたフシがあるが、てんで及ばない安っぽさ!!役者が違うっての。しかも、私ゃ別にフィル・コリンズのファンでも何でもないから、主題歌「見つめて欲しい」?にも格別思い入れは無いし。恐れ多くもジンネマンの名作(の名場面)をパクろうとした不届きさに…5点!
5点(2003-02-07 03:06:57)(良:1票)
7.  がんばれ!がんばれ!ベンジー
 「ベンジー」シリーズ4作と共に真っ白に燃え尽きたジョー・キャンプに呆れを通り越した敬意を表して…3点!!ディズニー映画ともなれば悔いはあるまい、…合掌(死んでないって!)。
3点(2003-01-26 19:53:07)
8.  影武者
 黒澤明にとって日本映画は「どですかでん」以来10年ぶりだったが、カンヌ映画祭で見事グランプリを獲得。角川の「天と地と」を思えば、重厚な様式美に満ちた格調のある映像は矢張り黒澤明と思わせるモノがある。だが、惜しむらくはキャスティングが弱い。仲代達矢は熱演だが、彼の力量では3時間持ちこたえるのはチョット無理があった。無名塾期待の新鋭だった隆大介演じる織田信長のショボさは数ある映画版信長の中でも最低ランクと言って差し支えなかろう。デビュー作「天国と地獄」で名演を見せた山崎努とは大違い!あと、仮に勝新太郎が降板せずに主役を演じたとしても、3時間を持たせられたかは…甚だ疑問。そういや、コッポラとルーカスも参加してたよナァ。憧れのヒトだったんだろーな。個人的には黒澤の復活は嬉しかったが、作品の方は手放しに絶賛はできなかった。
6点(2003-01-26 03:33:10)(良:1票)
9.  ガープの世界
 何と言っても「When I'm sixty four」のメロディに乗ってフワフワ浮いてる赤ん坊!の粋なオープニングで先ずやられた。エキセントリックな登場人物ばっかりなのに殺伐とせず、何とも「まったり」したムードなのはロビン・ウィリアムスのキャラクターが活きていたからかな。「ポパイ」の失敗を糧にして見事に主人公になりきっている。尚、アーヴィングの原作は村上春樹のダサイ邦訳が持ち味を可成りスポイルしているので要注意!
8点(2003-01-16 17:37:48)(良:1票)
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