1. 快盗ルビイ
《ネタバレ》 小泉今日子のPVですか? いやいや、貶してる訳でなく、むしろ褒めてます。それくらいキョンキョンがかわいいってことで。当時22歳か、若いな~。全然世代ではないけど、一時代を築いた理由がよく分かった。相棒は30手前の真田広之。二人が繰り広げるゆる~い犯罪ムービー。メイン二人もさることながら、サブキャラを上手く光らせてるという印象だ。特に宝石店のおじさんには恐れ入った。少しだけだがミュージカルシーンもあり楽しい。そして最後は爽やかなハッピーエンド。これはもう十分に及第点。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-03-28 00:26:03) |
2. 蒲田行進曲
時代設定はリアルタイムの1982年なんだろうけど、明らかに邦画全盛時代を意識している(汐路章のエピソードが基だから当たり前か)。松竹映画でありながら、スターと大部屋俳優の明確な上下関係を必要とするため、スターシステムで有名な東映を舞台にしているのも面白い。そんな古き良き時代(と言っちゃっていいものか…)を思わせる映画界に生きる大部屋俳優ヤス。そのエネルギッシュな生き方はおかしくも悲しいものだ。映画はスターだけでは成り立たない。普段、日の当たらない端役を輝かせたこの作品に映画好きの端くれとして低い点は付けられないって気分。そして意表を突いたラストシーンに+1点。この頃の松坂慶子は魅力的。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2012-04-26 00:31:00) |
3. 影なき男(1988)
《ネタバレ》 冒頭、宝石店のオーナー夫人が人質に取られるが、これがもう怖すぎてびっくり。異常な緊張感に包まれたが、その後は良し悪しは別として落ち着き、少し笑えるような場面もあった。年を取ったシドニー・ポワチエがお荷物になりながらもトム・ベレンジャーについて行くという迷惑な話でもあるんだけど、最後には友情で結ばれ、めでたし、めでたし。なかなか楽しかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-29 22:31:02) |
4. ガンジー
この映画のピークは南アフリカ時代だと思いました。インドに移ってからはちょっと間延びしたかも。青年時代から最期までを一人で演じたベン・キングズレーには拍手。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-14 12:33:50) |
5. 家族ゲーム
《ネタバレ》 とにもかくにも松田優作、ネタバレだけど終わってみればただの家庭教師だった。変わり者だが、裏の姿があるわけじゃない。しかし与えたインパクトは強烈。さすがに一時代を築いた俳優は違う。ただ、この映画は一体何だったのか?と考えたら良くわからない。コメディとしても例の“最後の晩餐”以外、大笑いできる場面は無かったように思う。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-09-22 19:03:26) |
6. 影武者
《ネタバレ》 黒澤監督が「編集でもっと切りたかった」と言っている通り、無駄と思えるシーンが多く、長さを感じる。その点は外国版でいくらか改善されているらしいが、逆に影武者と竹丸のエピソードなどはもっと時間を割いても良かったかもしれない。それにより別れが一層悲しいものになったと想像できる。 [DVD(邦画)] 5点(2010-08-17 18:08:43) |
7. 風の谷のナウシカ
世界終末時計なるものがあって、1981年に4分前、1984年には3分前を記録した。冷戦、核兵器、環境破壊…ナウシカはそういった時代背景から成り、人類に警鐘を鳴らす。壮大なスケール、作画レベル、声優陣、素晴らしい音楽、ほとんどパーフェクトな作品だと思っている。 [地上波(邦画)] 10点(2006-02-04 07:20:45) |