Menu
 > レビュワー
 > ヴレア さんの口コミ一覧
ヴレアさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1351
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  籠の中の乙女 《ネタバレ》 
しつけに厳しすぎる父親登場!(頭のおかしいレベルで) 子供を守るために家を塀で囲み、一歩も外に出さず、独自のルールで縛り付けて生活している。子供と言ってももう成人しているくらいの年齢なのに…。毎日娯楽を開催して優勝者にはシールをくれたり、海の事をアームチェアと言ったり、塩を電話と言ったり、ゾンビは黄色い花?あと、『Fly Me to the Moon』を全くリズム感のない感じで替え歌にしたり、言うこと聞かない子にはビデオデッキで頭を叩いたり、常人には理解を越えた出来事のオンパレードである。  この映画を一言で言い表すなら“奇妙“。 そして、“不快“。  父親は語る。長男は不用意に外に出たが為にネコに殺されたのだと。そう、この家族にとってネコは最も恐れるべき生き物である。という事を家族全員に信じこませ対ネコ訓練として犬の鳴き真似などを大真面目で行っているのである。笑ってはいけない、彼らは至って真面目なのだから…。  簡単に言うと、価値観の違いというのをとことんまで突き詰めたらこうなりましたという感じの映画。 独自のルールで抑圧された世界を描き、その中で安全に一生を過ごすのか、そこから逃げ出そうともがくのか?というテーマはこの監督の次の作品「ロブスター」においてさらなる進化を遂げる事になるので、この作品が気に入ったら是非観るといいですよ。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-02-27 19:41:58)(良:1票)
2.  隠された記憶 《ネタバレ》 
自分の家を監視されている映像が突然送られてくる。 というプロット自体がもう怖くて、自分だったらどう対処するだろうと思いながら、かなり引き込まれた。  ただ、どうやらこの監督はサスペンスをやりたい訳じゃないようだ。謎を呼ぶ展開で観客を引きつけといて、予想だにしない方向へとミスリードしつつ、非日常における人間の内面を抉るような、実験的な映画だった。  この手の映画にありがちな、はっきりとした真相は見せず観客の解釈に委ねているのでモヤモヤが残る。スッキリしたい人には向かない。 突然流れるエンドロールと、謎の定点カメラ。 いかにもなんかありそうと思って他のレビュアーさんのコメント読んだらやっぱりか。なんかデ・パルマっぽい演出だったなぁ。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-24 17:01:01)
3.  回路
子供の頃映画館で見た。ちょうど「リング」を筆頭にJホラーブームの中公開された本作は、明らかに他とは違う異彩を放っていた。邦画特有のあからさまな怖がらせ方ではなくジワジワと追い詰められるような感覚。作り込まれた世界観は息苦しさを感じさせる。  今見直すとそんなに怖くはないが、インターネットが普及し始めた頃なので、ネットというある意味得体の知れないものと幽霊を組み合わせたというのが画期的だったし、逃げられない怖さがあった。ダイアルアップ接続の複雑さに投げ出してしまう加藤晴彦を見て、自分も分厚い説明書を見ながら必死で設定して、その通りやったのに繋がらないという、ある意味恐怖だったなぁと思い起こさせた。  初期の黒沢清作品で一番好き。子供の頃映画館で見た。ちょうど「リング」を筆頭にJホラーブームの中公開された本作は、明らかに他とは違う異彩を放っていた。邦画特有のあからさまな怖がらせ方ではなくジワジワと追い詰められるような感覚。作り込まれた世界観は息苦しさを感じさせる。  今見直すとそんなに怖くはないが、インターネットが普及し始めた頃なので、ネットというある意味得体の知れないものと幽霊を組み合わせたというのが画期的だったし、逃げられない怖さがあった。ダイアルアップ接続の複雑さに投げ出してしまう加藤晴彦を見て、自分も分厚い説明書を見ながら必死で設定して、その通りやったのに繋がらないという、ある意味恐怖だったなぁと思い起こさせた。  それにしても加藤晴彦演じる主人公は何故あんなにも必死にネットをやりたかったんだろうか? それは勿論…エッチなサイトを見るためですね!←
[映画館(邦画)] 10点(2018-03-12 05:21:33)
4.  カリスマ
なるほど難解な映画だ。 一本の木を巡る映画。ある事件をきっかけに何故か森へと彷徨う刑事。ちょっと何考えてるかわからない捉えどころのないキャラで、段々と狂っていく様はいかにも黒沢清的。 カリスマという木を巡って繰り広げられる争いや寓話的メッセージ。一体何が起きているのかわからないんだけど、妙な怖さがあった。 シリアスな場面に流れる軽妙なテンポの曲が、不思議な世界観をより増幅させる。 私の見解は、一種の集団催眠ではないかと。もちろん毒キノコを食べた事によるね。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-11-17 20:43:54)
5.  花様年華
"女は顔を伏せ近づく機会を男に与えるが 男には勇気がなく女は去る" この映画冒頭に登場する一節だが、まず、嘘つけ!と言いたい。 勇気がないどころかトニー・レオンてばマギー・チャンを口説きまくり、え?そんなにグイグイ行っちゃうの?と思わず笑っちゃうほどの押しの強さ。 互いの配偶者が浮気?ならこっちもしちゃうもんねと開き直り、一緒にタクシーに乗ればすかさず手を繋ごうとするし、小説を書くから手伝って欲しいと、事あるごとに部屋に呼ぶというね。「2046」でも同じキャラが出てくるがこちらは終始ニヤケ顔でさらに色男になってるので要注意!  たびたび流れる夢二のテーマがとにかくこの映画の雰囲気にあってて良い。特に意味の無いシーンでも、取り敢えずこの曲を流してスローモーションにしとけば格好いい画が出来上がるので大変便利だ。この時代の雰囲気は良く再現されていたんじゃないかと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2014-10-08 00:45:30)
6.  カナリア
 95年に行われた教団への強制捜査にて、警察は毒ガス攻撃に備えてカナリアが入った鳥篭を持って施設に潜入したのだという。カナリアは有毒なガスなどにとても敏感で微量なガスでもすぐに死んでしまうからだとか。そのカナリアはまさにこの物語の少年と少女を表していると言えよう。厳しい現実社会に無防備なまま立たされた少年少女が、反発しあいながらも時に協力して必死で生きていこうとする姿は感動的だった。たしかに、一瞬で頭髪が白髪になる(科学的にありえない)など、わざとらしい演出もあったが、現実の宗教団体をモデルにしたと思しき教団のリアルな描き方や、少年少女のロードムービー的な面白さもあって、あくまでエンターテインメントとして昇華させているので、すごくこの物語に引き込まれたのです。  また、俳優たちの演技も素晴らしかった。とくに主演の石田法嗣と谷村美月の演技には圧倒されました。いつでも遠くを見つめているような眼差しが印象的で、それは自分たちを取り巻く社会への不安と明日を見つめる希望に満ちていたのではないでしょうか。
[映画館(邦画)] 8点(2006-10-29 21:32:17)(良:1票)
7.  亀も空を飛ぶ
 戦乱の中、過酷な現実を背負ったクルド人の子供たちの様子が凄くリアルに描かれていた。生きていくために地雷を拾い、それを売ったお金で生活している子供たち。両腕を失った子供が口を使って器用に地雷の信管を抜いている・・・。また、地雷を持って市場に行った子供たちが屋台で銃を借りている。次々と信じられない光景が目に飛び込んでくるが、それらはフィクションではなく現実に当たり前のように行われているのだという。なんという過酷な運命だろうか。しかし、そんな現実にも絶望することなく、しっかりと生きていこうとする子供たちの力強さがとても生き生きと描かれているため、決して暗くなることなく楽しく見ることができた。  バフマン・ゴバディ監督の「酔っぱらった馬の時間」という映画では、イランとイラクの国境にある山岳地帯の村を舞台に、両親を亡くしたクルド人の子供たちが助け合いながら生きていく様子がドキュメンタリータッチで描かれていた。今作では時代背景こそ現実的だが、フィクションとしてもよりよく作りこまれた作品であると思った。例えば、両腕を無くした兄と敵の軍人に襲われた妹の描き方は作品により深いテーマを投げかけているし、地雷地帯に迷い込んだ幼い子供を助けに行くリーダー格の少年のシークエンスなんかはまさに映画的な場面だ。この監督は次の作品ではどんな世界を見せてくれるのか、凄く楽しみである。
[映画館(字幕)] 9点(2006-10-29 20:44:23)
8.  頑張れ!グムスン
ペ・ドゥナ出演作品にはずれなし!と、意気込んで観に行ったのが迂闊でした。これは文句なしにつまらないですね。何しろストーリーは単純すぎる上に行き当たりばったり的な展開でグダグダだし、中盤以降はただ延々とペ・ドゥナとヤクザが追いかけっこして時間を稼ぐというほんとどうしようもない内容でした。キャラクターも薄っぺらすぎるし、途中からヤクザが主役になっちゃってるのもほんとどうでもいい感じです。ペ・ドゥナが一児の母親役というのは新鮮でよかったが脚本がこれじゃあ可哀相すぎますね。
[映画館(字幕)] 1点(2006-07-13 00:17:09)
9.  かもめ食堂
小林聡美演じる主人公の、ああいう奔放かつ適当な生き方にはちょっと共感しました。ファンタジーかといえばそうかもしれないけど、地球上のあちこちにはこんな素敵なお店が無数にあって、そこではちょっとへんな人たちが働いてて、だけどとても温かくて心地よくて、ついつい何度でも足を運んでしまう。そんな不思議な魅力がありました。
[映画館(邦画)] 6点(2006-06-18 21:30:16)
10.  亀は意外と速く泳ぐ
そこそこ面白い映画です(笑) この間「茶の味」という映画を見たのですが、それとどこか似た雰囲気のゆる~い映画でした。それにしても、この手の映画の主人公は絶対天然系なんですよね。まあ全ては「アメリ」が走りなんでしょうけど。上野樹里が良かったです。やっぱり天然系が似合う(笑) とにかく全編くだらない細かい笑いが満載で、それらに対して全くツッコミはなく放ったらかしで話は進むので、どこで笑えばいいのか困惑しつつ、いつの間にかこの得体のしれない世界観にはまってしまいました。現実に疲れた時などに、軽い暇つぶしのつもりで見るといいかも(笑)
[DVD(邦画)] 6点(2006-02-18 23:35:48)
11.  火山高
せっかく面白くなりそうな設定と、濃いキャラクター達を用意したのに、それらを全然ストーリーに生かせていない。もっと熱い戦いを見たかったです。
[DVD(字幕)] 1点(2005-11-22 23:56:00)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS