1. カラオケ行こ!
《ネタバレ》 毎日がひとカラ三昧…無類のカラオケ好きならば観るべき映画。ただカラオケしまくる話ではなく、ヤクザと合唱部所属の中学生が織りなす青春コメディで、しっかりした物語がこの作品にはある。まさに笑いと汗と涙と友情。とっても影響を受けて観賞後すぐにジャンカラでジョイサウンド機種の「紅」をカマしたぜい。傑作。 [映画館(字幕)] 8点(2024-01-14 03:10:18) |
2. 華麗なるギャツビー(2013)
《ネタバレ》 レオ様演じるゴージャスでエレガントな富豪ギャツビーの光と影。他人妻の気を引くため毎晩派手なパーティーを開催。自分の弱さ・臆病さを大盤振る舞いで覆い隠しているかのようです。深い愛憎の末に待つあまりにも悲しく切ない結末。まるで人物がすぐそこにいるかのような臨場感あふれる3D映像が、モダンな香りを醸し出しています。今年有数の傑作。 [映画館(字幕)] 8点(2013-07-09 01:40:09) |
3. 母べえ
《ネタバレ》 日本人なら誰もがその心に刻んでいるはずの忌まわしき戦時中の家族ドラマ。母べえの身を削るような苦労が身に染みました。戦争の辛さは豊かな現代の悩みの何物よりも大きいのではないかと痛感しました。重苦しい後味が長く残る結末でしたね。 [DVD(邦画)] 8点(2010-02-23 00:45:05) |
4. 風が強く吹いている
《ネタバレ》 まさにルーキーズ駅伝版といえるベタベタ熱血スポコンですね。ホントにベタなストーリーだと分かっててもすごく感情移入してしまいます。鑑賞後の余韻で走りたくなりました。 [映画館(邦画)] 8点(2009-12-04 01:34:48) |
5. カリートの道
《ネタバレ》 この作品は二大俳優の名演が際立っていました。やはりワルを演じたパチーノは一級品ですね。独特の凄みを感じました。映画史に残る駅での銃撃戦、パチーノの動きは尋常ではなかったです。ショーン・ペンもエリートからの転落ぶりを見事に演じていました。一度足を踏み入れると決して抜け出せない悪の道の残酷さがひしひしと伝わってきました。 [DVD(字幕)] 8点(2009-09-11 00:34:43) |
6. カサブランカ
《ネタバレ》 名セリフをその象徴とした不朽の名作!酒場の亭主リックがラズロ夫妻出国のために一策を講じる後半の展開には引き込まれました。最後にリックもファシズムと戦う姿勢を見せたことが観賞後の余韻として残っています。劇中何度か囁かれた君の瞳に乾杯というセリフには一人の男の恋愛観が凝縮されているようです。主題歌も物語の雰囲気に合っていました。 [地上波(字幕)] 8点(2007-07-14 20:58:25) |
7. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
《ネタバレ》 二人の双子の王をめぐって展開されるドラマはユニークですごく楽しめました!双子の王を演じた一人二役のディカプリオは好演。四銃士の友情も素晴らしい。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-12 19:29:19) |
8. 彼女がその名を知らない鳥たち
《ネタバレ》 阪神間を舞台にしたラブストーリーの登場人物は、み~んな不器用で愛に飢えた方々。そんなどうしようもなくてエロエロな人たちが織りなすドラマは暗い。決して爽やかなお話でも無ければ涙を誘う感動ドラマでもないけれど、何だか現実的で感情移入してしまった。そら豆みてえな面の蒼井優のラブシーン連発は有難くねえんだけど、良作。 [DVD(邦画)] 7点(2021-01-17 01:08:21) |
9. 怪盗グルーの月泥棒
《ネタバレ》 バナナに毛が生えたようなミニオン、シリーズ第1弾。オイラは非常なる怪盗。標的は「月」、子分のミニオン軍団と共に今世紀最大の犯行を断行。だけど孤児3姉妹との友情が芽生え、心揺れるオイラ。筋書きが読める展開だけど、ハートウォーミングで楽しめた。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2020-05-06 23:32:16) |
10. 紙の月
《ネタバレ》 アタシの美しい転落人生。巨額横領に不倫、捏造…やりたい放題なアタシ。数千万パクりがバレちゃったよ。会社の窓ガラスをバチコンして、逃げろぃ。それでもアタシは自由と居直る、何て悪いオンナだね。そのまま地獄へ真っ逆さま。少女たちの合唱曲が皮肉に聞こえちゃう。いいお話じゃないんだけど、何だか痛快なので良作。 [DVD(邦画)] 7点(2019-04-29 02:29:11) |
11. カーズ クロスロード
《ネタバレ》 1年ぶり2度目観賞は字幕で。意志を持つクルマのアクションアドベンチャー、シリーズ第3弾。ベテランの域に達し、レーサーとして円熟期を迎えたマクイーンの引き際を探る旅。ハイテクレーサーによる新世代の台頭を受けて、これが最期と銘打つレースに必勝を期す。それでも自らを慕う若手にユメの続きを託す潔さ。迫力あるカーアクションに加えて、今作では人生の岐路に立つ、ヒト以上に感性豊かなクルマのドラマが出色の出来栄えで良作。 [映画館(吹替)] 7点(2018-01-23 23:55:57)(良:1票) |
12. 海賊とよばれた男
《ネタバレ》 出光興産創業者をモデルにした人物の波乱万丈の商戦をまとめ上げた、熱い伝記ドラマ。様々な年齢の闘将を、岡田准一が声色を変えて必死の熱演。事業活動を良い方向へ向けるために全力で生きる人々の体温を、観る人に直にぶつける山崎貴監督はさすが。「国岡のもんよ。アブラ持ってきたけぇ」。低調だった今年の映画館観賞を40本目にて良作で締めくくれるのは、せめてもの救いだ。 [映画館(字幕)] 7点(2016-12-31 05:37:58) |
13. 鑑定士と顔のない依頼人
《ネタバレ》 モノの真価を知るがオンナを知らぬオトコと引きこもりオンナによる壁越しの純愛。オトコがオンナを外の世界に連れ出すことでオンナがココロを開いてゆく。名作「ニューシネマパラダイス」の視点で観ているとこういう筋書きを無意識に想像しまい、まんまと騙された。これはミステリー映画、さすがはイタリアの名匠。作中の高貴でエキゾチックな雰囲気からはあのような結末を全く予想できなかった。全てはオンナの手のひらの上。ナイーブでおセンチな引きこもりオンナが実はドロボー猫だった、何ともあっけない幕切れだが一杯食わされたな。 [DVD(字幕)] 7点(2014-12-31 21:56:16)(良:1票) |
14. 蒲田行進曲
《ネタバレ》 時代劇「新撰組」撮影秘話を笑いと涙で賑やかに表現した80年代邦画の代表作。主演の若き松坂慶子が歌う主題歌は高校野球などに使われてあまりにも有名。「池田屋階段オチ」は命を張ったまさに一世一代の大仕事。派手な演出でムチャクチャな事もやってますが、古き良き時代のニッポンを写し出した快作。 [DVD(邦画)] 7点(2014-05-25 22:26:57) |
15. 鍵泥棒のメソッド
《ネタバレ》 いつも不気味な笑顔の堺正人と変幻自在の香川照之、味のあるクセ者俳優共演にしてジャンル的にも異色のサスペンス・コメディ。売れない役者、プロの殺し屋とその部下など様々な人間を二人が入れ替わり立ち替わりドタバタしながら演じ、サスペンスとして物語は進んでいきます。お笑い満載ながらも予測のつかないサスペンス、間の抜けた雰囲気も相まって不思議な魅力を感じた良作です。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-29 01:57:35) |
16. カジノ
《ネタバレ》 ラスベガスのカジノを取り仕切る腰の据わった総支配人をデニーロ、暴力団を早口で極悪面のジョー・ぺシが熱演。カジノと暴力団の繋がりは持ちつ持たれつ、グロくてきな臭い裏社会の実情がよく描かれていました。後半は見るに堪えないほどにドロドロした夫婦ゲンカと不倫が中心。後味の爽快感はありません。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-08 00:48:51) |
17. 風が吹くとき
《ネタバレ》 数年探し回ってようやく見つけた悲願のDVD。体に班点ができたり、髪が抜けたり…小学生の頃に観て戦争・原爆への強烈な恐怖と衝撃を植えつけられた忘れられないアニメ戦争ドラマです。米ソ戦勃発、被爆した仲のよい老夫婦によるコミカルな会話が続きます。放射能の身体への影響が色濃くなるにつれて次第に重たくなっていきます。そして防護シェルターで夫婦肩を寄せ合い天へと召されるのです。美しい夫婦愛。日本語吹替の森繁久彌の柔らかい語りが老主人の優しさを引き立たせていました。 [DVD(吹替)] 7点(2012-06-11 01:09:12) |
18. ガンジー
《ネタバレ》 非暴力・不服従運動を指揮し身を持ってインドを独立へと導いた男の慈愛に満ちた長編伝記ドラマ。1948年1月30日ガンジー暗殺、衝撃の冒頭シーン。争いを止めるために投獄と断食を繰り返す不屈の男、その姿はまさに聖人。撃たれながらも前進を続ける塩の行進は観ていて痛々しかったですね。主演ベン・キングズレー、その風貌やコスチュームなどはガンジーその人のようでした、よく似せてます。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 00:37:28) |
19. ガチ☆ボーイ
《ネタバレ》 記憶障害を持つ純朴な青年の、笑いあり涙ありのヒューマンドラマ。前半はお笑い要素満載のコメディ、後半は観る者を熱くする熱血スポコン。 [映画館(邦画)] 7点(2008-03-31 22:43:24) |
20. 風と共に去りぬ
《ネタバレ》 3年ぶりの観賞。これぞ大御所中の大御所!70年以上前の太平洋戦争中に作られた作品ですがストーリー、映像共に高い完成度。このような映画を作った国と戦争していたなんてね。3度目の結婚を果たしたスカーレットは夫のレットとの間でケンカと仲直りを繰り返す日々、観ていてひとつ言えることは“ケンカスルホドナカガイイ”。甘いメロディのテーマ曲も印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-09 21:27:01) |