1. カンフーハッスル
《ネタバレ》 ん~~~。 達人の大家夫妻とか、殺し屋とか、強烈なキャラが居るのに、なんか物足りなかったな。なんでだろう?少林サッカーの方が、面白かったですね。 主人公が達人に目覚めてからのアクションシーンに入ってからはワクワクドキドキしたんだけど、伏線もなく突然目覚めちゃうし、その確変モードに入るまでに尺使いすぎだし無駄が多いっちゃあ多いような気がする。 ジャッキー映画の蛇拳とか酔拳なんかも、最初主人公ヘタレなんだけど、映画の尺の中で、なぜ強くなったのか、その過程がキッチリ描かれてるんだよね。 比べてはいけない別物だけど、その部分を全キャンセルした分、なんか納得行かない気分になった。 [地上波(吹替)] 4点(2011-10-16 20:35:59) |
2. 蟹工船(2009)
《ネタバレ》 ん~~~。原作がなんかメディアに取り上げられて勢いでリメイクの映画まで作ってしまいましたが、ちょっとなんだろうな。 もっと泥臭くて、重ッ苦しい描写が主となると思いきや、 かなりコント臭いやり取り随所に見られた。 が、正直この空気感というか、原作の持つ閉塞感というか、 全然マッチせず不協和音が最後まで響いた。 終盤ようやくらしい展開にはなるが、時既に遅しじゃないだろうか?いくらなんでも。 [DVD(邦画)] 4点(2011-06-12 23:01:48) |
3. カイジ 人生逆転ゲーム
《ネタバレ》 ダイジェスト仕上がりでガッカリ。 限定ジャンケンだけで映画一本分作れるくらいの濃さなのに。 藤原竜也は良かった。香川照之も、まぁまぁ。 天海祐希が中途半端だった。 一応原作未読者が読んでみようかな?くらいの作品にはなってたのが救いかな。 でも、残念ながら原作の方が恐ろしいくらいに出来が良いと言い切れるのも確か。 [地上波(邦画)] 4点(2010-10-16 23:21:15) |
4. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 原作未読。 バラバラのエピソードが、一つのエピソードへ向かっていく感じは面白かったですが、 ちょいとご都合主義。まぁ、しかしお笑い芸人の処女作と思えば、全然許せる範囲。 映画だけを観てくと、さすがにダイジェスト感が否めないというか。 かなり雑に作ってると思いました。テレビ放送バージョンがいろいろカットしてるならあれだけど、大差ないなら、ちょっと伝わらなさすぎ。 それでいて、なんかやたら泣かそうとする演出や音楽で映画に置いてけぼり状態でした。 丁寧に作れば面白くなる素材というか本だと思うので映画としての評価は低めです。 [地上波(邦画)] 4点(2010-06-04 23:36:06) |
5. 火山高
吹き替えの声優陣が無駄に豪華だったので、吹き替えで観てしまいました。 どうせ同じような顔した東洋人だしね。 見る前は、少林サッカーみたいなお馬鹿アクションコメディだと思ってました。 いやジャンル分けすればお馬鹿アクションコメディなんでしょうけど、まぁ、なんでしょう?コメディの部分はスベリまくってるので、アクションの部分だけに目が行ってしまいます。 古き良き日本のツッパリ少年漫画みたいな感じで大筋のストーリーは楽しめました。 ただ、アジア映画全般に言える「笑わしてやるぜ!」みたいなオーラ丸出しの殴られた後の寒い決め顔とか普通に多用してるのを観ると、日本って突出したお笑い大国なんだなぁ。って思いました。 [DVD(吹替)] 5点(2010-01-07 20:29:16) |
6. カーズ
車のキャラクター達の物語とはいえ、これでもか!というほどの人情話。 車のキャラクターに置き換えなくても別にいいんじゃないの?その方が田舎の自然を強調したストーリーも映えるし。なんて思いながら途中まで観ながら思っていましたが、 クライマックスシーンの3台による優勝決定戦の流れというか、 一連の車たちとの触れ合いによって成長した主人公が良く描かれており、 話の締め方も綺麗だったので、観ながら感じていた雑念は払拭されました。 [地上波(吹替)] 7点(2009-12-07 22:20:38) |
7. 風が強く吹いている
《ネタバレ》 もうオッサンになってしまい涙もろくなったせいなのか、ここ何年か連続で箱根駅伝を見てると泣いてしまいます。 なので、この映画の予告を観たときに絶対観ようと思いました。 作品自体は、わざとらしく盛り上げるような演出も無く、音楽もシーンとミスマッチにも思われる使い方が多々あり、映画の出来自体は、そんなに高くない。 なんて思いながらも、やはり所々で泣いてしまいました。 たぶん、「私、映画は年間200本くらいは観てますよー」とか言っちゃう映画ファンから見れば、なんてことない映画なのだと鼻で笑われるというのは、頭ではわかっていも、 なぜか、涙は止まりませんでした。 2人の陸上経験者と、残りは多少走りこみをした程度の素人が1年弱で箱根なんて出れるか!甘くみるな!! と多分、こんな感想を持つ人も居るんだろうな。 でも、ドキュメントじゃないんだから、俺はフィクショナリーを純粋に楽しみたい。 お金を払うのだから、なおのこと。 誰でも彼でも打てば響く映画ではないし、正直地味な映画ですが、 陸上だとか、もっと大雑把に言えばスポーツに限らなくても、 仲間と一緒に、俺やってやったぜ!って経験がある人なら、どこかしら響く作品だと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2009-11-04 07:36:48) |
8. カムイ外伝
なんとも感想をどう表現して良いのかわからない作品ですね。 捻りがなさ過ぎというか、ホントにアクションムービーなんですよ。VFX?しらんけど、CGとかふんだんに使われてはいますが、どこが良い!とかどこが悪い!っていう点が、なさすぎ。 っていうか、このホンならクドカンである必要あったんですかね? 時代劇とクドカンの相性が悪いのか? 崔監督とクドカンの相性が悪いのか? たぶん、後者なんでしょうけど。 あんまりベテランというか、大御所と組んでもクドカンは駄目なのかも。 三池監督の「ゼブラーマン」も、「GO」や「ピンポン」のホン書いた人とは思えない感じだったし。 [映画館(邦画)] 5点(2009-09-21 20:31:13) |