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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 858
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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1.  かがみの孤城 《ネタバレ》 
なかなか面白かったけれど少々気になる点も。まず狼の仮面を被った少女はスバルのお姉さんであったわけで、私が亡くなったら神様にお願いしてスバルの願い事を叶えてあげる...であのかがみの孤城が誕生したみたいなのだが、それにしてもなぜ孤城?病室に孤城ののドールハウスがあったけれど、別にスバルは孤城を望んでいなかったしスバルの望みはお姉ちゃんと一緒に学校に通いたい、だったはず。だからそこがちょっと疑問。それと1番のクエスチョンはなぜ門限過ぎると狼に食べられちゃう設定になっているのか。物語終盤で実際にスバル食べられちゃってたし、あれでこころも城にいたらみんな死んじゃってたってことでしょ。いや~そこがやっぱり腑に落ちないな~...。例えスバルに成長をするための試練だとしてもあまりにも酷すぎないか。あとこの作品にとって個人的にとても好きな、個人の願いかみんなとの思い出かの二択がいとも簡単になかったことにされちゃったこと。あれは究極の二択だからこそとても深い意味があるわけで、覚えていなくてもそれでも運命的な出会いをみんなしていくほうがドラマチックだったと思うんだよな~。本当にあれはそりゃないよだった。それとアキのお婆ちゃんが亡くなった通夜の日にお父さん?義理のお父さん?よくわからないけど、なんで急にアキのことを襲おうとするんだ?あの展開がよくわからなかった。前々から狙っていたけどお婆ちゃんがいつも家にいるから邪魔だったのか?なんかね、あまりにも急な展開すぎては?てなってしまった。てかそもそもアキはその襲われる前から登校拒否になっていたはずで、アキの登校拒否の理由だけはよくわからなかった。  色々と不可解なところもあるけれどそれでもこの作品の根底にあるテーマは好きだし、物語のキーパーソンである北島先生が年代ごとにちゃんと年相応な顔立ちになっている細かい演出もなかなか手が込んでいて好感は持てる。(←見返して気付きました)  それと一番グサッときたのは、ウレシノがどうせ笑ってるんだろう!て言ったあとにこころが、うんうん笑ってない...いや笑った...ウレシノだからいいやって笑った,,,ここ!ここですよここ!笑われてた者が自分よりも格下に見える相手を笑ってしまうこの負のスパイラル。さらっと流して物語は進んでいくけれど、これははっきり言って刺さりましたね。  傷つきやすい多感な時期の少年少女の繊細な心理を描いている作品なので、アニメ映画ならではのダイナミックさや躍動感はあまりないけれど、観たことで色々と考えさせられる点もあって記憶に残る映画になりました。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-04-17 21:49:44)
2.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 《ネタバレ》 
MCU単体作品の中でもダントツに安定した水準を保ち続けているシリーズ。今回もまた、ご多分に漏れず非常に出来の良い内容だった。  まず物語の「起承転結」にあたる「起」のところだが、前作で恨みを買ったソヴリンの女王アイーシャが、人口ポッドで生み出した息子アダムにガーディアンズ襲撃を決行させたところからはじまるわけだが、この「起」が後に「転」のところにうまく繋がってくるんですよね。本当に憎たらしいくらいに良く練られた脚本です。そしてこの襲撃で負傷したロケットを助けるのが本作のメインストーリーとして動き出すわけです。全くもって無理がない展開。  そして「承」では過去から来て行方不明だったガモーラがなんと!ラヴェジャーズの一員として登場するというサプライズ。やってくれますね~。さらに、何やら怪しい研究をしている惑星が登場するんだけれども、これがまたオリジナリティに溢れていて、ガーディアンズの世界観を見事に表現している。エゴの惑星もなかなかだったけど、こちらも負けず劣らずに気色悪い惑星です(笑)  「起承」の流れの中でロケットの過去が徐々に明らかになってゆくわけだが、多くの人は科学者に改造されたアライグマ、ていうくらいの認識はあるわけで、案の定そういったものを見せられていくんですね。でも、単に改造されるだけでなくそこにはロケットというキャラの内面がしっかりと描き込まれているから、彼のバックボーンや心情を知ることで、この物語が単なるエンタメアクション映画に留まらない、レベルの高い作品に昇華せれていることを感じられるんです。なんか良いものを観た、て。  でクライマックスの「転」でアダムが死にかけのクイルを助けたり、そのアダムの母、アイーシャが死んだり、マンティスが宇宙怪獣アビリスクを手懐けたり、ロケットを作り出したマッドサイエンティスト、ハイ・エボリューショナリーとロケットの対決でロケットのIQが上回り、さらに仲間の助けで勝利する流れはお見事。さんざん独りよがりで最終的に味方がいなくなってしまったハイ・エボリューショナリーと違ってロケットには仲間がいたんだっていう、ガーディアンズらしさがここにドッカーンと現れていて最高にクールです。  今作のラスボスであるハイ・エボリューショナリーはまあマッドなだけでただの科学者ですから、あの重力パワーさえなんとかしちゃえば全然楽勝の相手なわけで物足りないかと普通ならなるのだけど、本作のメインは決して強敵を倒すのが目的ではないので、物足りなさなんて感じなかった。   そして「結」クイルとマンティスの脱退。ロケットの新リーダー就任。アダムと助けられた女の子となんだかよくわからないペットの新加入。新ガーディアンズ誕生っていう運びにはビックリ。クイルが抜けたのが1番ビックリだったけど。でもそのクイル、なにやらまだMCUに登場しそうな終わり方でしたね。ふふふ...。  とにかくここ最近のMCU作品の中でも非常にバランスのとれた素晴らしい作品でした。各キャラの見せ場やキャラ同士による相乗効果や化学反応も、文句のつけようがないほど仕上がっていた。  あ!それと地球をモデルにして作った惑星と住人たちを、失敗、という件はサラリと流すにはめっちゃすげぇ風刺でっせ、監督さん(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2023-05-03 16:13:18)
3.  監視者たち 《ネタバレ》 
う~ん、前半はめちゃくちゃ引き込まれていったんだけど、犯人グループがほとんど捕まってあとはボスだけになってからがちょっと失速した感が否めないかな~。  まずはそのボスが、自分の師匠であり依頼をいつもしてくる元締めを殺しに行くシーン。なんでみんな格闘なの?なんで銃使わないの?頭悪すぎて興ざめしちゃいました。ああいうシーンを見せたいんだっていうそれだけのために思えて仕方なかった。  それともう相手に顔バレしてるのに尾行の形で後を追うのもよくわからなかったし、顔がもう分かっているんだからそこまで執拗に今すぐに追う必要あるのかとも。だって指名手配や監視カメラ、検問等、いくらでも方法ありそうなものだし、自ら危険な中にわざわざ向かって行ってるんじゃあ、監視、でもなんでもないじゃん。普通の犯罪アクション映画と何ら変わらない。もっと監視システム、監視能力を駆使して敵を追い込んでいく、そんなのを期待してました。主役の彼女の能力と、敵ボスの能力を活かしたような攻防戦を見せて欲しかった。派手なアクションじゃなくって。  とは言いつつも、映画としての見せ方の工夫やチャレンジ精神はとても評価できるのでこの点数にしました。   それと、主演のハン・ヒョジュさんが、若かりし頃の上戸彩さんみたいで可愛くって惹かれちゃいましたね。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-15 21:34:54)
4.  仮面病棟 《ネタバレ》 
緊急搬送された身元不明の患者。その患者の臓器を勝手に抜き取り、社会的地位の高い患者に移植する。無許可の違法手術で。闇取引で。身元不明っていうのもそうじゃない場合、病院側が身分証などを処分してでっち上げちゃうんだからタチが悪すぎる。でもね、ん?てなる。緊急搬送するのは消防署の救急車なわけで、搬送中に身元確認とかしないのかな?それに強引に身元不明患者にされても、医院長や違法移植に関わった者たちが不在のタイミングさえあれば、いくらでも逃げ出せるのでは?まあ強引に身元不明にされたのが、たまたま永野芽郁ちゃん姉妹だけだったのかも。  とここまでは重箱の隅をつついてみましたが、なかなかどうして思いのほか楽しめました。ただ一つだけ言わせてもらえるならば、やはり永野芽郁ちゃんにはちゃんと罪を償ってもらいたかったな。お守りを返したあとに自首したかは想像にお任せしますじゃなくってね。つうかよくよく考えてみたら、病院内で堂々と大谷亮平さんを殺害しちゃってるんだから半年もよくまぁ逃げおおせたものです。はい。あ!結局また重箱の隅を・・・(^_^;)  でもね、面白かったですよ、普通に。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-12-03 18:47:23)
5.  海底軍艦 《ネタバレ》 
57年も前の作品なので、温かい目で観なければいけません。有料ネット配信の良いところは、現時点での放送禁止用語を遠慮なく聞けること。昔WOWOWであしたのジョーが放送された時は、ピーの連発で興醒めしちゃいました。やっぱり「オリジナル」をそのまま視聴できるのは時代も感じられて、とってもノスタルジーです。  海底軍艦に付いている砲門から何も発射されなかったのがちょっと物足りなかった。  水中で冷凍光線発射してるのに、海水は凍らないのね(笑)  警察に届いた爆発物かもしれない小包を、なんの躊躇もなくソッコーその場で開封しちゃうぶっ飛んだ展開が大好きです!w  囚われたムー皇帝が、ムー帝国の心臓部についてハッキリと答えちゃって、嘘のつけない不器用な奴で好感度UPです!  音楽がやっぱり格好良い!  エキストラたちのへんちくりんな踊りも、なんだか愛くるしく見えてくるから不思議w  今見て思うのは、古きものは淘汰されていく、てことですかね。でもこの古き映画には、たしかなるロマンがある!過去は永遠です。
[インターネット(邦画)] 5点(2020-09-08 14:43:03)
6.  学校Ⅱ
正直言って私は障害を持った人が苦手である。なぜなら彼らと対峙した時の自分が、あまりにも醜いから。偏見と差別で彼らを見てしまうから。これは本当に隠しようのない私自身の性なんです。  そんな私にはこの映画はあまりにも大きく寛大で、手の届かない理想郷のようなものでした。こんなにも生々しく心に訴えかけられたら、己の本性を剥き出しにされてしまいます。とんでもない映画です。  「子供たちに迷惑をかけられるのが教師の仕事でしょ」「教師が楽できる手のかからない人間を作ることが学校教育だと思っているの?」  この作品を教員免許習得前に観せることを、どうか義務付けてほしいものです・・・。
[インターネット(邦画)] 8点(2019-11-29 22:25:48)(良:1票)
7.  ガフールの伝説 《ネタバレ》 
300のフクロウ版て感じかな。悪くはなかった。映像もビックリするくらい綺麗で、とにかく飛行している時の羽のヒラヒラは、ちょっと触ってみたくなるほどリアルだった。それにフクロウをフクロウのまま描くとこと、人間ぽいとこのバランスが素晴らしかった。ネズミや芋虫を食事にしてたり、消化できなかったものを吐いたりとフクロウらしい描写もあれば、国や組織、武器なんかも作ったりして、そういうとこの良い感じの調和が、ファンタジーな物語の世界観を見事に構築している。ただ一つ残念だったのが、クライマックスのバトルシーン。もっとわんさかと兵士が現れるのかと期待してたら、ほんの数羽って・・・。大集団同士の組んず解れつのバトルが見たかったです。  お兄さんのクラッドは、まるでダークサイドに落ちてくみたいだった。
[インターネット(吹替)] 6点(2019-05-07 23:28:30)
8.  怪盗グルーのミニオン危機一発
まあまあお気楽に楽しめる映画。ただどうしてもネファリオ博士の行動がピンボケしているように見えてしまうのが、唯一の欠点かな。
[インターネット(吹替)] 5点(2018-01-13 19:20:21)(良:1票)
9.  海底47m 《ネタバレ》 
余計なものを一切排除して、ただただ海底でのことに9割方注ぎ込んでいる。なので鑑賞中は終始息苦しくもあり、良い意味で緊張感は途切れませんでした。ラストのどんでん返しは、個人的にはやられた~て思いました。そして間違いなく、サメなんかのいる海になんか生涯、ぜ~ったいに入らないと誓えるでしょう!
[DVD(字幕)] 5点(2017-12-14 06:47:03)
10.  カーズ クロスロード
例えば、プロ野球選手を目指して頑張っている子供たち。でも思うようにはなかなかいかない。そんな子たちでももしかしたら他の可能性が、選択肢があるかもしれない。例えば、職場で長いこと頑張ってきた大人たち。でも、時代の流れにだんだんついていけなくなってきた。そんな大人たちにももしかしたら新たな可能性、選択肢が見つかるかもしれない。  この映画が、それを教えてくれた。
[DVD(吹替)] 7点(2017-12-05 06:05:51)
11.  海賊とよばれた男 《ネタバレ》 
会社というのはやはり人なんだな~、ということを改めて実感した。そして、トップに立つべき器のある人物には、自然と人が集まってくるんだな~、としみじみ感じた。  敗戦して、日本がアメリカにいいように手懐されていく中で、日本人の誇りを最後まで捨てずにいた主人公に、素直に胸が熱くなったし、今の日本において一体どれだけの人がその誇りを持っているのか、そんなことも考えさせられた。  時代背景的にどうしても体育会系のノリになり、言葉使いも仰々しくなってしまうのは仕方がない。けれど、もう少し抑えても良かった気もします。映画というより舞台劇な印象。  岡田くんは悪い俳優ではないが、特殊メイクによって実年齢よりもかなり高い年齢の容姿となり、高齢者の演技をしていましたが、どうしても身体全体から滲み出てくる哀愁を感じられなかった。特に90歳になり、ユキのことを告げられ号泣するシーンは、半世紀近い歳月の憂愁さを醸し出せず、ごくありきたりな号泣になっていた。まああそこのシーンは、かなり難しいとは思いますけどね。  歴史に詳しくないので良く分からなかったのですが、日章丸が我国は独立国家で云々とイギリス海軍に通信を送っただけで、どうしてさんざん危険だ!危険だ!と騒いでいたのを回避できたのか?あそこんところがイマイチあっさりな感じで、どうもしっくりこなかった。勉強しろって言わないで、映画の中だけで納得したかったな。  CG,VFX,特殊撮影、かなりレベルが良くって、自然と映画の世界に没頭できた。うん、なかなかどうして、日本の技術も捨てたもんじゃない。
[DVD(邦画)] 6点(2017-08-15 00:49:26)
12.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 《ネタバレ》 
前作のようなノリと、予告編から感じ取れるノリ。そんなノリを思い浮かべて鑑賞。結論。良い意味で裏切られた。こうも芯のしっかりとしたものを見せられるとは予想だにしてなかった。なんなんだよマーベルスタジオ!シビル・ウォーといい今回のこのガーディアンといい、どんだけ優秀な脚本家を抱えてるんだよ。いや、脚本は前作と一緒で監督さんがやってるみたいだから、どうやらプロットやアイデアを出し合いそれを上手くまとめあげてるんだろうな。たぶんだけど。本当にビックリするぐらい無駄のない脚本だった。それぞれのキャラクターが意味を持ち、その意味がちゃんと互いに連動し合っていく。一番感心したのは、ヨンドゥがピーター少年を依頼主の父親に届けなかった理由。ちゃんと全てがきれいに繋がるんですよね。最後の花火も粋で良かった。でこの花火を打ち上げた中心人物、スタカー・オゴルド。スタローンが演じてましたが、どうやらこちらはこちらで別チーム、別映画として始動しそう。もう楽しみが多すぎです。 アベンジャーズのキャラがエンドクレジットに登場するかと思ってましたが、なかったので早く絡むのが待ちきれないです!
[映画館(字幕)] 7点(2017-05-13 16:29:38)(良:1票)
13.  帰ってきたヒトラー
ドイツの歴史や現在の社会情勢を知らないと、半分位は楽しめ(?)ないかも。それでもヒトラーという人物に対する僅かな情報しか知らない私でも、この映画の怖さは十分に伝わってきました。平和な時代に生まれ平和な環境下の中で育っていればそりゃあ平和な考え方が理想だと思うでしょう。でも不安定で先の分からなかった時代に生まれ育ってたらどうだっただろう。分からないけど、人の中には誰しも”闇”が潜んでいるから、もしかしたらヒトラーの考えを支持していたかもしれない。ブラックユーモアが人々に受け入れられるのも、弱いけど残酷な人間の本性を、笑ってごまかせるからなんでしょう。本当はすごく恐ろしいのにね。  それにしてもトンデモない映画です。終わり方も秀逸で素晴らしかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2016-12-25 18:16:52)
14.  ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 
結果的に一人の女好きな男に振り回された哀れな女3人の物語、て終わり方で、悪いのはあくまでも男で、女3人は被害者というのが、なんだか底の浅い取り立てて騒ぐようなものとは感じなかった。だってさ、奥さんがいると知って浮気をする2人に、子供が産めないと分かって自暴自棄のように酒に溺れる1人。3人とも非があるのになかったかのような、むしろ被害者で勝者のようなあの結末は、男の自分には納得がいかなかった。もっと崇高なミステリーを期待してましたが、弱い女性を庇護するだけのなんの魅力もない映画でした。残念・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2016-11-21 06:58:18)(良:1票)
15.  家族はつらいよ
こういった映画を作ってくれる監督って他にいないのかな~。いいんだよな~こういうの。この味はハリウッドには出せないもんね。日本人による日本人のための日本映画。万歳!とてもほっこりできました。  ただラストがちょっと私はう~ん・・・でしたね。だってあれじゃあまるで東京物語を観て、その中のセリフに感化されたみたいで、他人の作品の力を借りるの?ってちょっとモヤモヤした。そりゃね分かりますよ私だって、山田洋次監督がめっちゃ尊敬している人のだっていうことくらい。ただね、それはそれこれはこれ、でキチンと分けて欲しい。作中に出すのはいいけど一番重要な役目として出すのはいかがなものかと、はい。  まあでもね、この映画の持つ独特の空気は、今の日本映画には貴重ですね。
[DVD(邦画)] 6点(2016-08-16 23:12:30)
16.  仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
ここ最近の「MOVI大戦」は、昭和ライダーや東映の懐かしきキャラを登場させたり、話や作り方がシリアスなものが多かった。それはそれで楽しいし個人的にはアリなので問題ない。しかし今作はそれらのモノとはちょっと一線を画している。鎧武はシリアスに。ドライブはコミカルに。その両者がいい感じにまとまっていて非常にバランスの良い仕上がりに。特にお互いの変身アイテムを交換しての変身は最高にバカバカしくも、絶妙な楽しさを提供してくれた。ラスボスの本陣に突っ込んでいく過程での漫才みたいな掛け合いも、他のMOVI大戦ではあまり見られなかった光景で、そうそうこういうのを見たかったんだよな~、てすっげぇ歓喜しちゃいました。本当に面白かった。  まあね、重箱の隅を突けばそりゃあいくらでもアラは出てきますよ。でもね、私は先にも述べた楽しめた要素だけで十分腹八分目になれたので、これ以上言うことはありません。
[DVD(邦画)] 6点(2016-06-04 20:35:09)
17.  仮面ライダー1号
仮面ライダーゾンビ!? いやぁ~記念すべき45周年と、1号という冠を付けた華々しい作品・・・のはずなのに、色々とやらかしてくれちゃいましたね。もはやツッコむとかいうレベルじゃないです。友達とライダーごっこをしたり、ライダーカードを集めまくってた少年時代。永遠のヒーローで普遍的な憧れである仮面ライダー1号、そして本郷猛。そんな1号ライダーをよくもまぁ~イジリ倒してくれたもんだ。「子供だまし」という言葉があるが、この映画はまさに「大人だまし」ですね。制作サイドは役者「藤岡弘」に心酔しすぎ。気持ちは分かるけどもっと「1号」と「本郷猛」をしっかりと見て欲しい。ついでに言うなら「地獄大使」もね。とにかく「藤岡弘」の色が濃すぎます。何人かの子供は途中飽きてましたよ。(^_^;)   次はなんだ!V3か?頼むから同じ轍を踏まないで!お願い!
[映画館(邦画)] 3点(2016-03-26 18:03:36)
18.  神さまの言うとおり 《ネタバレ》 
安っぽCGもアイデア次第。使い方によってはその安っぽさが逆にいい味になる。この映画がまさにそう。ブッ飛んだ設定でもうほとんどマンガ。マンガだからこそ安っぽいCGがマッチする。結果的に違和感がなくなる。そして変なリアリティが生まれる。なので何の抵抗もなく受け入れられた。テンポもよく飽きさせないのも良い。次々現れる遊びをどうクリアしていくのか。その辺のアイデアも良かった。ただダルマはちょっと強引過ぎかな。ラストのオチさえ何とかしてくれたらもっと高評価できたかも。広げた風呂敷をたたまずに終わるのって嫌いなんで。
[DVD(邦画)] 5点(2015-12-20 17:56:51)
19.  駆込み女と駆出し男 《ネタバレ》 
駆込みが成就するまでがやや退屈。そこからはテンポもよくて飽きずに観れた。ただそのテンポのせいか全体的にオムニバスな仕上がりとなり、個々の話に強い感情移入は出来なかった。平均点止まり。そんな平均点止まりに貢献した役者さんたちの演技は、片意地張らぬ自然体な感じでこの作品に大きな魅力を吹き込んでくれてます。そして大泉洋はいつもの大泉洋のままなのだが、それが功を奏している。彼だからこその味がとにかく気持ちいい。まあ結果的に「大泉洋」という役者が好きか嫌いかでかなり評価の分かれるとこかな。得意の話術が見せ場となる回数の多いこと多いこと。吉原の連中を追い返す行はお見事としか言いようがない。あと想像妊娠の治療も面白かった。現代言葉を流用するとこも好きだし、それと対になる方言の暖かさも好き。じょごとお吟の別れのシーンでのあの方言にはやられました。
[DVD(邦画)] 5点(2015-12-06 16:55:48)
20.  風に立つライオン 《ネタバレ》 
B級テイストの作品を得意とする三池崇史監督が、まさか壮大なヒューマンドラマを手掛けるなんて・・・。もうビックリ!でその感想ですが、確かに感動はしますし、いいお話だな~とも思います。主役の大沢たかおもなかなか良い!しかし何というか、大沢たかおの日本の恋人さん関連のシーンがちょっと多すぎで、少々ダレます。その分をカットしてもう少しコンパクトにまとめた方が良かったかも。まあそうは言うても原作がそうなら仕方ないのかも。サンダーバードがシュバイツァーの伝記になってしまったとこは、良い終わり方でした。好きです、こういうの。
[DVD(邦画)] 5点(2015-10-22 22:33:59)
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