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1.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
たわいない会話と不思議な人達 萩上直子監督で最高傑作 以降めがねはまぁまぁで後は右下がりでダメになって行く 悪い意味で記念碑的作品 ネコを抱いたオヤジとかエアギターとかプールとか明らかに後付けでその後の映画のテーマとなっているシークエンスが含まれているのもこの映画が記念碑的である所以じゃなかろうか のんびりとしたたわいない会話と少しずつ増えて行く食堂の客や印象的な風景や衣装などが絶妙なバランスでちりばめられていて飽きる事がない さりげなく押しつけがましくなくギリギリのバランス どこかが飛び出すと嫌みになっただろう この辺のバランスが崩れていったのが以降の作品の失敗になったと思われる ダイナーの料理は見直すとさほど気を使っていない事がわかる 見直すと凄くおいしそうというイメージは無かったがフィンランドで家庭的日本料理は新鮮なインパクトがあった 特にもたいまさこがおにぎりを食べるシーンは凄くいい 常に壁や柱を水平にしたカメラワークとか画面の中央に人物を配した安定したカメラワークは見る人にバツグンの安心感を与えている 店の片側が鏡になっていて背景の建物の水平線が完全に地続きになって映るフレーミングも安定感を与える緻密な計算が有るように見える 今後こんな萩上作品が見れるのだろうか?
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-27 18:51:06)
2.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 
登場人物がやたら泣く映画 特にクゥの号泣ぶりは時に感動的ですらある 哀しいから泣く、てらいない泣きぶりがこちらの慟哭をも誘う 反面メインキャラ以外の人間が余りにもバカに描かれているのが気になった クゥを取り巻くマスコミや観客、主人公の友達までも、クゥ達妖怪よりもわがままでどうしようもない動物という周囲のザコキャラ的描き方で安易すぎる 家の前で犯罪者に対するように詰問するマスコミとか、実際にはドラマ以外では見た事が無いし、むりやり主人公を羽交い締めにしてバックの中のクゥを撮るカメラマンとかいるはずが無いだろう オッサンを轢いた若者達も、出てきたとたんに「クソやろー」で、こいつらがオッサンを轢くぞと思ったらその通りになった この映画は日常的な生活がリアルに描かれているので、逆にステレオタイプな人間達が出てくるとそこだけが現実感が無くて違和感がある 初めての一人旅に不安もなく振り返りもしない主人公の成長ぶりに、親離れがちょっと寂しい涙を流す母親の気持ちがまったくわからない父親とか、家族の機微にはめちゃリアルなのに、家族を取り巻く人達の気持ちとのバランスが悪くてたびたび感情移入を妨げられた ラストもハッピーエンドに落とすのは難しいと思っていたが、他の妖怪が突然救いの手を差し伸べるとか安易じゃなかろうか まぁバットエンドよりはずっといいけど、ちょっと唐突すぎるかな 途中で「ああこれだったのか」と思わせる伏線を仕掛けられなかったのか?
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-16 16:05:44)
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