1. カプリコン・1
《ネタバレ》 初見は高校3年生、友人から「今度の日曜洋画劇場でやる映画、面白いぜ」と聞かされ視聴。いやあ面白かった~公開時に観ればよかったと反省しつつ、またまた友人に感謝です(笑)。内容的にはサスペンス要素が濃いのだけど、そもそも、有人宇宙船の飛行・着陸・帰還の状況すべてをいわゆる「やらせ(当時は違う言い方かな?)」で欺こうとする計画が実に大胆で、しかもその方法が大掛かりなセットを組み、飛行士に芝居をさせるといった実に少年心をくすぐるシチュエーションもあいまって、本当ぐいぐい引き込まれました。当時は翌日の学校で映画そのものの話題はもとより、「ヘリとの追跡シーン凄かったよなあ」とか「東京湾炎上の内容となんとなく似てるよねえ」といった感想や、「サンダーバード1号のスコットや謎の円盤UFOのストレイカー長官の声だったねー、あとテリーサバラスの声は大平透さんも好きだけど森山周一郎さんでも良かったなあ」といった小ネタも含め、映画ファン同士しばし盛り上がりました。大人になって見返すと確かにみなさんおっしゃるとおり突っ込みどころ満載ではあるものの、初見時の思い出重視で9点献上します。マイナス一点は、やっぱりこの先どうなるのがちょっと観たかった! [地上波(吹替)] 9点(2020-04-09 04:54:16)(良:1票) |