1. キャンディマン(1992)
《ネタバレ》 冒頭、別の女性に呼ばれた時は速やかに殺害したのに、主人公に対してだけ嫌がらせを繰り返す理由が分からない。好きになっちゃったから?怪人は主人公以外の目には見えないし、「エルム街の悪夢」のフレディを超える神出鬼没ぶりなので対抗しようがない。結局、翻弄された末に命も失ってカタルシスもない。ついでに恐怖感もない。ラストのあれもありがちだった。右手の凶器以外、特徴のないいでたちのキャンディマンだが、元々ちゃんと名前のある人間だったので、都市伝説化しても、この程度が普通なのか。ジェイソンとか個性的な怪人を見過ぎたのかもしれない。 [DVD(吹替)] 5点(2018-01-03 10:59:41) |
2. ギルバート・グレイプ
感動しそうでしなかった。動かない母親、手のかかる弟、不倫とその破綻、旅人との出会いと新たな恋、弟との確執、母親の死、いろいろ事件はあるんですが、いまいち心には響かなかった。 [DVD(吹替)] 6点(2013-09-20 12:11:40) |
3. 虚栄のかがり火
●マリアが絵に描いたような馬鹿で辟易。●シャーマンは冤罪が晴れただけで、ヒーローじゃないだろう。ひき逃げ車に同乗してたんだし。 [DVD(吹替)] 5点(2011-04-03 16:48:03) |
4. キャプテン・スーパーマーケット
《ネタバレ》 衝撃だった「死霊のはらわた」から3作目。死霊たちももひょうきんになったな~と感慨深い。ブルース・キャンベル一人のために作ったような作品ですね。主人公も、また演出も妙に一生懸命さを感じて楽しい。チェーンソーと合体とか、チビアッシュと小競り合いとか笑い無しでは観られません。自分の中では「ブレインデッド」「バタリアン」と並ぶバカホラー映画です。そして、DVDに収録されていた劇場公開版エンディングの取って付けた様なハッピーさにまた笑った。 [DVD(吹替)] 7点(2007-05-06 00:04:03) |
5. CUBE IQ
原題はCUBEとは縁もゆかりもないので、「CUBEの名を汚しやがって」と怒られるのは気の毒。ということを差し引いてもかなりつまらない。理系いじめられっこが、憎い奴らを閉じ込めて楽しむというストーリーは脚本家が鼻くそほじりながら考えた程度の安易さだし。もうちょっと復讐を果たしている本人にも想像できないハプニングがあればよかったのに。 3点(2004-05-23 03:54:09)(笑:1票) |
6. CURE キュア
黒沢作品は意味を理解できないものが多いんですが、これは良い。作品全体が精神のたがを外しかけたような不気味さに覆われている。伝道師の言動も不快さをあおってくれる。ラストはあっさりしすぎなので減点。 7点(2003-07-02 17:03:23) |