61. きみの鳥はうたえる
《ネタバレ》 「プレイバック」でファンになった三宅唱監督作品。 青色の画面で、三宅ブルーなんだろうか? ブルーの画面の映画といえば、北野武監督やジャンジャックベネックスがそうだよね。 どんな映画を創っていくのか、今後が楽しみ。 さて本作であるが、女性の不可思議さがよく出てる。 ラストをあのような形で終わらせるということは、やはりそれがテーマなのだろう。 原作の佐藤泰志の映画作品は、どれも地方の閉塞感が漂っている。 この映画は?北海道の都会の閉塞感・・ (あんな広い書店、もう地方にあるのだろうか?書店業界の閉塞感も感じられた) 三宅監督の次作に期待! [DVD(邦画)] 6点(2019-08-10 11:04:20) |
62. きょうのできごと a day on the planet
《ネタバレ》 嫌いではないです、こういう映画。そもそもが未だにモラトリアムから抜けきってない自分には、旅立ってしまった友人たちとの絡みを思い出しつつ、俺もこんな時間を作品にしてみたいと思っていました。妻夫木くんと麗奈ちゃんは九州出身のコンビなのに、関西弁を喋る二人にちょっと現実を感じて、寂しかったです。本物の関西人の池脇千鶴ちゃんの存在感を前に同じ九州人として哀しかったです。それにしても、この頃ってクジラがキーワードですよねぇ。とりみきの漫画にもクジラが出てくるのがあったし、社会全体がモラトリアムになる前の、まだまだいける日本経済の頃って感じの、寒くない頃の空気がよく出てたと思います。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-26 14:15:44) |
63. キャタピラー
《ネタバレ》 前作「連合赤軍」も、これでもか!これでもか!って感じで描いた作品でしたけど、これもそうですね。途中から、もういいよって感じになります。戦争で下半身が麻痺してしまった兵士と女性との恋を描いた「帰郷」を観てたので、これも女性映画かな?と、どこか救いを求めて観たのですが、この監督はそんなに甘くはなかった。もうとことんです。寺島しのぶの演技も「どうよ!」とこちらにぶつけてくるような演技で、どう思えばいいんだ!と思っちゃいました。彼女が、軍神である夫がセックスを怖がりはじめたところで、戦場で何があったのかに気づくという展開もあったのではないでしょうか?そこから寺島しのぶ演じる女性がどうふるまうのか、その辺の演技を観たかったです。反戦のメッセージは大事なので、こういう映画が賞をとったのは良いことだと思います。学生たちが「都の西北~」を歌っている部分はほっとしました。 [DVD(邦画)] 6点(2011-06-17 01:43:03) |
64. キングの報酬
《ネタバレ》 途中までは情報を会話で説明することが多い為、しんどいのだが、終わってみるとこの映画もルメットの映画だった。この感じ「ネットワーク」でもそうだった。ルメットは舞台モノとかは面白いのが多いのだが、社会派で勝負する時は説明が多い。「セルピコ」「評決」などストレートにドカンとメッセージが来る映画もあるが、演出が冴えない時は会話での説明を良く使う。でも最後に必ず、彼の言いたいことが用意されているので、面白い。出来れば、ルメットの作品を全部、観てみたいのだが、自分の住んでいるところには、そんなレンタルビデオ屋がない。悔しいなあ。どこか安価なDVDでルメット全集を作ってくれるといいんだが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2009-10-19 05:34:59) |
65. 君がいた夏
ちょっと「寂しい」青春映画。この「寂しい」ところが青春時代に観たら、はまるんだろうなあ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-04 23:15:25) |
66. キャバレー(1986)
《ネタバレ》 う~ん。「レフトアローン」の曲を覚えることになった映画。確か学生の頃、CMか何かで頻繁に流れてました。今回、それを観てみることに・・。芸に深みを与える人生の哀しさって、この映画の内容のようなことなのかなぁ・・。疑問。角川社長が監督なんだね。ちょっと角川文庫そのものを疑ってしまいそう(笑) [DVD(邦画)] 5点(2015-11-28 15:44:36) |
67. 恐怖と欲望
《ネタバレ》 退屈させないだけでもスゴイ・・やはり天才は別格か! [DVD(字幕)] 5点(2014-02-09 06:06:46) |
68. キャノンボール2
字幕なしで観たので、会話がほとんど聞き取れず、役者がヘラヘラ笑っているのをボーっと観ているだけでした。レースのシーンを期待して、疾走感を味わう為に観たため、ちょっとがっかりです。字幕なしでも、キャノンボーラーたちの粋なところは伝わってきましたが・・・ [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-05-22 15:09:56) |
69. キャノンボール/新しき挑戦者たち
これくらいバカバカしいほうが楽しい。「激走!5000キロ」のネタがかなりあった。デイトナは出てたし、走りながらトラックに乗り込んだり、パトカーでレースに参加したり。「激突!」のパクリもあったし。創るほうが楽しんでたような。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-05-14 00:03:11) |
70. キャノンボール
まあ、これはお祭りだからね。楽しかった。でも車にカメラを載せて、飛ばしているシーンが観たかった。カウンタックの疾走感を味わいたかったなあ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-05-06 08:24:24) |
71. キリング・ミー・ソフトリー
評価低いッスね。でも、カイコー監督のこの次の作品が「北京ヴァイオリン」ですからね。僕はこの監督好きなんですよ。この作品は、ひどい脚本に監督もどうすべきか、考えたんじゃないでしょうか。またエッチなシーンも、今まで撮れなかった場面なので、たまってたものを出すかのように撮影したのかもしれません。話の方は「ラストタンゴ・イン・パリ」とヒッチコックの作品「断崖」とか混ぜたような、サスペンスと言えるほどの意外性も恐怖もなく、つまり何というか、う~ん。やはりエッチなシーン以外は心に残らないですね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-06-16 17:49:21) |
72. 危険な情事
《ネタバレ》 グレン・クローズは好きな俳優なので、こういう役では見たくない。彼女はガープの母ちゃんのように颯爽としてるのが似合います。よってこの映画は嫌いだ。でも何度も観てしまう。もてる人間が追い込まれるのは見てて楽しい。奥さんもこの旦那を許せるまで家に近づけないだろうし、これからが彼の脱落人生が始まると思うと、ざまあみろ!と言いたくなる。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-19 03:31:59) |