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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  昨日・今日・明日 《ネタバレ》 
1話目はですね、私はてっきり、恩赦が出ていい気になって意気揚々とローレンが帰ってきたら、マスロトヤンニは「もう君とはやっていけん」みたいな書き置きを残していなくなっている、ローレン呆然、みたいなオチになると思っていたのです。すみません、私の心は汚れているようです(でも、面会のシーンなんて、普通に見ればそっち方向に振っていますよね)。●2話目はほんのりジム・ジャームッシュ風というかヴィム・ヴェンダース風というか、いずれにしても、このトリオっぽくはないです。●そしてメインはやっぱり3話目ですね。あの憎たらしい隣のババア(表情も怖い)をあっさり招き入れて相互理解してしまうという、衝撃的でトリッキーな展開。そこから動き出す関係者の心理の綾。最後に「誓い」まで巧妙にオチに取り入れてしまいますが、ここでさっき喧嘩したばかりのマストロヤンニを受け入れるところも含めて、この作品でのローレンはまさに「聖女」です。しかも脚本上なくてもよいはずのストリップシーンまで入れ込んでしまう(それも結構上手い)という素晴らしいサービスオプション付でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-04-30 00:43:51)
2.  恐竜100万年 《ネタバレ》 
最初のところで、「これ、明確な言語が生まれる前設定なんだな。しかし、どこでどうジャンプするんだろう?」と思っていたら、まさかの最後までそのまま行くというのでまずびっくり。制作側の強力な信念を感じます。一方で、話の展開からすればみんなで恐竜をやっつけるあれこれが出てくるんだろうと思いきや、それは確か1回だけで、あとは目の前で見ているか、せいぜい追い払うだけ。かえってそれが生々しさを醸し出していますし、恐竜の強さも実感させます。何とも、独特の熱さ、そしてシュールさを感じさせる作品です。●一方で、セクシーなお姉ちゃんはみんな大好きというのは時代設定も場所設定も問わないという点において、人類普遍の定理を証明してみせた作品でもあります。
[DVD(字幕)] 6点(2024-04-22 22:02:23)
3.  キングコング対ゴジラ 《ネタバレ》 
高島忠夫がどこまでも脳天気なだけで、主役として機能していないのが最大の難点。佐原健二が地道な存在感で危機をアピールしても、結局元に戻ってしまう。●この二大怪獣を対決させるんだったら、コングはコングの意思で、ゴジラはゴジラの意思で、それぞれやってきて遂に激突!その覇権争いの推移やいかに!というのがメインテーマになるはずなのだが、そこを「コングを眠らせて無理矢理ゴジラの下まで運ぶ」って、おいおいハブとマングースかよというか何というか、一番大事なところでそんな人工的なプロセスを介在させているのがダメ。●唯一インパクトがあったのって、実は原住民の舞踏のくだりかな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-10-09 23:11:26)
4.  君も出世ができる
和物の集団群舞ミュージカルというのは、それだけで貴重(というか、何で作品自体がこんなに少ないんだろう?)。随所で曲がぶち込まれる「しつこさ」も良い感じだし、それを支えるテンションの高さもまずまず。よって、それに流されながら見ているだけで十分楽しめるのですが、よく見てみると、肝心のフランキー堺が意外とコメディとして機能していない。というか、この主人公、ほとんど何もしていない(笑)。とぼけた味わいの高島忠夫の方が、ずっとコメディになっていたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-01-09 02:51:57)
5.  霧の旗(1965) 《ネタバレ》 
柳田が依頼を断ったことにはきちんとした理由があり、どこがいけないのかまったく分からない。一方で桐子は、依頼先が自分のために十分に仕事ができるかどうかを合理的に判断することなく、ただ「この高名な弁護士なら兄を救ってくれるはず」と思い込んでいるだけである。つまり、事態を解決することが目的でなく、依頼をすること自体が目的になってしまっている。よって、スタートからして間違っているので、この話は通り魔的な理不尽話であって、例えば「ケープ・フィアー」とか、もっといえば「ファニーゲーム」みたいなものである。それをこの作品は、桐子にもそこそこ同情の余地があるかのように描いているので、わけが分からないことになっている。一方で、後半の柳田は「高名な大物弁護士」とはとても思えないノーガードぶりを連発しており、ハードルが下がりすぎているので、復讐ものとしても達成感は希薄である。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2022-04-16 23:18:38)
6.  斬る(1962) 《ネタバレ》 
何とも不思議な作品。いろんなエピソードが継ぎ接ぎされているんだけど、継ぎ接ぎどころか、そもそもこのパートは完結しているのか?というレベルでさっさと先に行ってしまう。それでいてバラバラ感はなく、一応は一つのトーンでまとまっている(ように見える)。タイトルに反して爽快なチャンバラは見られない、じとっと濃い内容。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-11-07 18:23:52)
7.  奇跡の丘 《ネタバレ》 
イエスの台詞はほとんどが新約聖書そのまんま、出てくるシーンも「ああ、あれ」と思い当たるものばかり。しかし、その愚直なまでの誠実な作り方と、主演の彼の奇妙な迫力、余計な装飾ゼロの役者のリアクションなどが相まって、湧き出るようなインパクトを与えている。再三背景に出てくる不毛の荒野の映像も強力だし、一方で街というか集落にしても、斜面に辛うじてへばりつくような感じで設置されていて、こういう一貫した「別世界感」が、その発言や行動などとは別の角度から、主人公イエスの存在そのものを浮かび上がらせているのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-23 04:43:42)
8.  切られ与三郎 《ネタバレ》 
与三郎という人が結局何をしたかったのかよく分からないし、そもそも話の軸足自体が短時間の中に次々に別の方向に移動してしまうので、ますます何を言わんとするのか分からなくなってしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-02-12 04:23:41)
9.  キャット・バルー 《ネタバレ》 
「若く可愛いアイドルのジェーン・フォンダ」が全編にわたって見られるのはありがたいのだが、それ以外の部分があまりにも雑すぎて・・・復讐譚のはずなのに、緊張感のない部分があまりにも多いので、物語の基盤が揺らいでしまうのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-15 23:02:49)
10.  危険がいっぱい 《ネタバレ》 
真面目なサスペンスの体を装いつつ、ギャグとしか思えない場面が随所に差し込まれているので、見ていておかしな気分になってしまう。ただし、ピチピチ時代のジェーン・フォンダが見られるのと、無理矢理な隠し部屋や裏通路がある家の構造が面白いのと、突然皮肉たっぷりに着地するエンディングは、なかなか好ポイントでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-16 02:15:17)
11.  喜劇 女は度胸 《ネタバレ》 
●1人1人の行動はどうということはないよくあることなのに、そのすれ違いや誤解が積み重なると、クライマックスの全員口論のようなスリリングでドラマチックな結果をもたらす。その辺のサスペンスなどぶっ飛びそうな、手に汗握る10分間。●その中に、それまでさして目立たなかった清川虹子のおっかさんが、さりげなく人と人の間に現れて立っている。それだけで「あ、この後何か起こる」と思わせる迫力。●倍賞美津子は、後のやせてクールになった頃よりも、この頃のふっくらした感じの方がはるかに良いですね。 
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-09 13:22:24)
12.  喜劇 にっぽんのお婆あちゃん 《ネタバレ》 
ミヤコ蝶々と北林谷栄が雑談をしながら並んで歩くだけで醸し出される、このど迫力。その中でも、何か楽しいことが起こっても、その後2人は行くところも帰るところもないんだろうと常に感じさせるほどの、人格的な背景の作り込み。これだけで十分に楽しめます。しかし、市原悦子も、この中に放り込んだらぴちぴちのお姉さんなんだな。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-24 02:48:38)
13.  紀ノ川
連ドラの総集編を見ているような感じ。どの時代も全体的に同じようなペースで、起伏に薄く、ドラマとしての上下動がありません。登場人物の描き方や行動自体、時代背景からすぐ設定できるような範囲内であり、深みがあまり感じられません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-01-13 05:23:50)
14.  キューポラのある街
散発的なエピソードが特に起伏もなくつながれているだけであって、面白みが感じられない。ただし、無難で優等生的な芝居しかしないと思っていた吉永小百合が、あそこまでいろんな表情を見せていたのは珍しかった。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-06-23 04:04:55)
15.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 
バンクロフトとパティ・デュークの名演は認めるが、全体に、何となく舞台用の脚本からあまり変えずに持ってきましたという雰囲気が漂っているため、その分、インパクトは薄くなっている。食事指導のシーンなど、映画としても大成功している部分もあるが、冒頭の唐突な展開、俳優の台詞回しややりとりのタイミング、周辺人物の造形(特に、父親が不自然にステレオタイプなのは、はたして史実に即しているのか?)など、気になる部分も多い。それと、すでに多く指摘されているが、あそこで作品が終了というのは何とも残念である。名詞の概念を知ったというのはあくまでもターニング・ポイントのはずで(それが終着目標ではない)、その後にも2人には多大な努力と鍛錬があったはずなのだから。
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-14 13:27:50)(良:1票)
16.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
元が優れた作品だから、普通に再現するだけで質の高いものになるのですが、後半に重点を置きすぎて、途中からはその辺の刑事ものになってしまったのが残念です。まず、函館で、下北で、そして東京で、弓坂刑事がいかに執念の捜査をしていたのかをきちんと描写しないと、後半の展開に実感が出てきませんし、樽見の「どこまでも追われる立場」にもつながっていきません。また、八重の東京生活は10年くらいになっているはずなのですが、その時の経過も今ひとつ表されていません。そもそも八重自体、妙に芝居に力が入りすぎていて、役に本来必要な可憐さとか純粋さが表現できておらず、むしろ、八重という人物は精神的に不安定だったのかとすら思わせるような役作りになってしまっていました。●ところで最後、得意気に爪とか古新聞を突きつけてますけど、あれ実は、何の証拠にもなってないんですが・・・(樽見との関連性は何も立証されていないから)。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2004-08-19 01:52:09)
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