1. 桐島、部活やめるってよ
好きではないけどとても興味深い映画で、最初から最後まで飽きずに楽しめた。もともと自分は高校まで学校というものが大嫌いだったけれど、この映画を見ながら、高校以前の時代には何があっても絶対に戻りたくないと改めて思った。鉄筋コンクリートに閉じ込められ、好きで同じクラスになったわけでもない人々と強制的に毎日顔を突き合わせ、勉強やら部活やらやり続けなければならなかった地獄の日々。そのとき自分を覆っていたどうしようもない閉塞感をとても久しぶりに思い出し、あの時代を切り抜けて今が幸せなのは嬉しいことだと感謝した。それぐらいリアリティがあった。だから映画としては成功してるんだろうと思う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-18 00:38:03)(良:1票) |