1. 奇跡のシンフォニー
《ネタバレ》 この映画と観て、皆さんと同じようにあまりにも都合の良い展開に呆れるばかりだった。しかし、後で考えると、少し違った見方もできる。冒頭で孤児院に預けられた主人公は星空を眺め、未だ見ぬ親への思いを募らせる。その夜、年長者からのいじめにある。そして彼は夢のの中で己の空想の世界を実現する、夢だから、自分の思うように偶然が重なる。そして最後に両親との出会い。しかし、映画は抱き合うとこまで行かず、顔を見た瞬間に光り輝いてエンディング。そうそこで夢は醒めたのだ。夢から醒めれば両親の顔はハッキリとは思い出せない。そして現実社会。そう、この映画は、そんな孤独な少年の夢を描いた作品だったのだ。なんて勝手に想像してみました。そう考えると、ハッピーというよりも、なんだかちょっぴり切ない映画でしょ。まあ、点数は一般的な見方で3と辛口のままにしておきます。 [DVD(吹替)] 3点(2009-06-29 12:48:21) |