2. キャットウーマン
長髪の時は気付かなかったが、髪を切りアイマスク(宝石強盗を倒すときの)を着けたときのハルベリーが研ナオコに見えてしかたなかった。思えば目から下部分の骨格が、そっくりだからなのだろう。それからはもう何してもナオコ、ナオコ、、。この辺のハリウッドセンスは日本人には合わない感覚なのだろうなあと、実感。それにカメラが常にレールで流れ、ズーム・アップの繰り返しで、若干酔いそうになる。躍動感をだすには効果的な技法だが、多用するのは勘弁して欲しい。キャット演技でいうなら、ミシェル・ファイファー(バットマン・リターンズ)かアニメ版のキャットが実に生き生きして素晴らしい。この映画でキャットは自由奔放に誰にも縛られずに生きる、というがまだその辺が出し切らずに終わった感じ。いうなればこの映画はまだ誕生編で、これからが彼女の独壇場なのかもしれない。そう思うとなかなか貴重な作品に見えてくる。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-27 04:24:02)(笑:2票) |