1. CUBE ZERO<OV>
《ネタバレ》 この映画を見る限りではカザンは結局助からないってことか・・・。1作目「CUBE」で人間の狂気や世の中の不条理さが描かれてた中で唯一救いだったのがカザンの生還だったと思うんだけどなあ・・・。まあこの理不尽さありきがCUBEシリーズ最大の特徴かなとも思う。(注:CUBEシリーズにCUBE2は含まないものとする) [DVD(字幕)] 5点(2006-05-05 00:26:21) |
2. CUBE2
製作者一同をCUBEの中に放り込んでやりたい。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-14 16:32:10)(笑:10票) |
3. キリング・ミー・ソフトリー
《ネタバレ》 アダムさん、それでいいのですか?人の頭をあんだけぐちゃぐちゃにしておきながら求婚って・・・、そんな状況でOKする女性がこの世にいるわけ・・・・・・「OKよ!」~~~~~~~~ッッ!!しからばYESッッ!!この女っ、粋!!世界一周りの空気がよめてねぇ!・・・アリスさんもそれでいいのですか?冷静に、冷静に考えてください、向こうではあなたの友人が完全にドン引きしていますよ。友人の胸中はきっとこうでしょう「地上最強のバカップル、ここに極まれり」とね。ああ、もう何を言っても無駄ですね、されば私はあなたがたバカップルなんぞはほっといて何も見なかったことにします。どうかお幸せに。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-30 08:23:34)(笑:2票) |
4. CUBE
《ネタバレ》 サスペンスの常識を根本から覆した傑作。衝撃的なオープニングから始まり、何の説明も一切なく立方体の部屋の中に閉じ込められた6人の男女。まず導入部分が今までのサスペンスの型にはまらない切り口で攻めている。この映画に“何故”か?と問いかけても答えは返ってこない。その思いは見ている観客の思いであると同時に、CUBEの中にいる彼らの思いとも一致しているというのが特筆すべき点だと思う。当然CUBEの中に閉じ込められた彼らは分けがわからないままも生を求めて脱出を図ろうとする、つまりは彼ら自身も何故閉じ込められたのかを当然ながら知ろうとしているのである、その一方で観客達も分けがわからないままも次々に起こる展開に手に汗握りながら、エンディングが近づくたびに“何故”の答えがもうすぐ明かされるだろうと予想するだろう。そこへもってあのエンディングである。結局、誰が何の目的でCUBEを作ったのか?、出口の先には何があるのか?といったもろもろの答えが謎のまま終わってしまった。自分なりの解釈では答えは始めから“存在しなかった”のだ。このことは作品の中でもある人物がそのことについて言及している。恐らくこの映画が伝えたかったことは単に極限状態での人間の恐ろしさだけでなく、世の中は不条理に満ちていて才能や人柄などは一切関係ないんだ!という強烈な皮肉なんではないだろうか?唯一生き残ったのが身体障害者のカザンだというのがその事への暗示のように自分には思えた。 [DVD(字幕)] 10点(2005-10-30 00:30:14)(良:1票) |
5. ギフト(2000)
《ネタバレ》 なんか自分の読みがことごとく外れた作品だった。まず犯人はストーリー中盤辺りで「ああ、ケイト・ブランシェットが実は犯人だったってオチなんでしょ」って思ってた。消去法でいっても意外性があるのは彼女ぐらいだったし、もし他の怪しすぎのやつがそのまま犯人だったらそれはそれで普通すぎるオチだろ、って思ってた。あとラストで彼女が犯人に殴られる際に見たデジャビュ、これを見て「ああ、実は前半で見たあの映像は犠牲者が殺される場面の映像じゃなくて自分が殺されるってことへの伏線だったのかあ」って感心してた矢先に邪魔・・・じゃなくて助けが入るんだもんなあ・・・。あのまま殺されて終わってたらよく出来たサスペンスっていう評価だったのに、何故か最後に感動の空気で終わるってのも予想外。多分脚本がいい、って言うよりはサスペンスにしては普通すぎて裏をかかれまくったんだと思う。なまじっか浅はかな経験ではサスペンスは予想出来ない、っていう教訓にはなりました。だから映画って面白いんですけどね。 [地上波(吹替)] 5点(2005-10-28 19:11:21) |