2. Kids Return キッズ・リターン
誰でもふとしたきっかけで自分の才能を知り、未来にキラキラした未知の希望を抱くものだと思います。でも一方で誰にも弱点はあり、その弱点はいつになっても自分の前に現実として厳然と立ちはだかる。主人公たちのそんな体験を群像劇のように描いてあるところが面白かったです。ストーリーは淡々としてるものの監督の感性は話を通してストレートに伝わってきます。そこに北野ブルーの映像と久石穣の音楽が加わればもう映画として鉄板でしょう。 [DVD(字幕)] 8点(2009-11-14 12:15:26) |