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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  グレイスランド
突然現れた頭のおかしいらしい男が、人の心の傷を癒して去って行く…という、全くお決まりのパターンのファンタジー映画ながら、これは感動しました。それは一にも二にもハーヴェイ・カイテルの「味」のお陰。どっからどー見てもエルヴィス・プレスリーとは似ても似つかない怪しいおっさんが、もの凄くカッコ良い。唯のだらしないイカサマ師ではなく、ちゃんと「器の大きさ」を感じさせてくれる。しかも「サスピシャス・マインド」を振り付きで熱唱するシーンは、確かに「エルビス・オン・ステージ」に見えてくるから不思議…。エルヴィスと名乗る男を「家」に送り届ける主人公は、その男に導かれて彼自身のグレイスランドへと辿り着くことになる。“grace”を受けられる場所を知る者こそ、本物のエルヴィス・プレスリーなのです、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-03 00:02:37)
2.  Queen Victoria 至上の恋
イギリス最盛期の女王・ヴィクトリアは1861年以降、最愛の夫に先立たれた悲しみから長期に渡って喪に服し、公務にも支障をきたす様になる。乗馬の為に招聘された馬番のジョン・ブラウンは、物怖じしない性格で女王に接し、女王も徐々に心を開いていく。やがてブラウンは宮廷で侍従長よりも頼られる存在となっていく。人々は女王を揶揄してブラウン夫人とあだ名していた(原題が「MRS BROWN」。邦題は多分に「不滅の恋/ベートーヴェン」の影響)。ジョン・マッデン得意の歴史物。果たして二人の間に恋愛感情があったのかどうかは分からない。しかしブラウンは、女王ではなくヴィクトリアという個人に必至に仕えようとする。真に見返りを求めない行為の中にこそ愛はある、7点献上。
7点(2003-01-12 19:02:42)(良:1票)
3.  クリフハンガー
どんなに馬鹿にされようとレニー・ハーリン好きなんです。ものすごくよく考えられたアクション・プロットの連続で、ハラハラしっぱなしでした。スタローンの間延びした演技なんか問題じゃありません。とりあえず7点献上します。
7点(2001-08-01 13:54:27)
4.  クール・ランニング
何で一人しかレヴューしてないの? けっこう良い映画ですよ。前向きな主人公たちに本当に励まされます(ジョン・キャンディもいいんだ)。確かに定石通りの甘い作りだけど、なぜか彼らを応援している自分がいます。レゲエのリズムで7点献上。
7点(2001-07-10 18:03:05)
5.  クアトロ・ディアス 《ネタバレ》 
60年代末、軍事政権下のブラジルで起こった、共産ゲリラによる米国大使誘拐事件を基にした犯罪映画。本作はサスペンスやイデオロギーの対立を描くのではなく、革命を夢見る「子供達」の青臭さと無力感を冷徹に見つめた映画となってます。序盤では頭でっかちの理想を偉そうに語ってても、そこに「大人」が登場してくると、途端に彼らの浅はかさが見えてくる。肝の据わった歴戦のゲリラ幹部、彼らにとっては「敵」である有能な捜査陣、そして知識と経験の豊富な人質・米国大使。やがて彼らは一人、また一人と当局の手に落ちていく。幼き革命家達は国外追放の為、飛行場で別人の様になって再会を果たす。これは官憲の拷問の厳しさと共に、夢破れて大人になったことを表しているのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 00:02:35)
6.  黒い家(1999)
いつもは作品を破壊する方に向かう森田芳光の馬鹿演出が、ここまで作品を盛り上げたのは珍しいんじゃないでしょうか。この話、普通に演出してたら地味な2時間ドラマのままで終わってますよ。不気味な人しか出てこないなんて最高じゃないですか(私的に唯一普通の人っぽかったのは、唯のおばさん・友里千賀子だけ)。これは狂気に覆われた世界の中での狂気を描いてるんだと思います。つまり現実の映し絵(無理矢理な好意的解釈)。それに「乳しゃぶれーっ! ヘタクソーッ!」には余りにも意表を突かれて大爆笑! これだけ楽しませて貰えれば充分です、ハイ、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-11 00:06:20)
7.  クロッシング・ガード 《ネタバレ》 
最初「クロッシング・ガード」という意味が解らなかったんですけど、日本で言えば交通指導員、通称「みどりのおばさん」のこと。つまりこのタイトルは、本作のジャック・ニコルソンを心の安全地帯へと導いたデヴィッド・モースのことを指してたんですね。ところで、最初から全く普通の人に見えないニコルソンは、本作では明らかなミス・キャスト。この役は「イン・ザ・ベッドルーム」のトム・ウィルキンソンみたいな人でないと、普通の人が背負わされた悲劇に見えない。そんなこともあって、中々興味深いテーマではありましたけど、今一つ感動には至りませんでした、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 00:38:56)
8.  暗い日曜日
死へと誘う名曲「暗い日曜日」を巡る哀しい物語を、大胆に創作した戦争メロドラマ。映画は東欧産の暗いタイトルの作品ということから連想されたイメージとは違って、作りがかなりハリウッドナイズされてて観易かったです。また、エリカ・マロジャーンは、「マレーナ」のモニカ・ベルッチに匹敵する程の美しきマドンナ振り(【大木眠魚】さんの仰る様に彼女の存在がある種の説得力を与えてます)。しかし私的には、危うい三角関係ドラマからユダヤ人迫害モノへと変遷するストーリーに、「暗い日曜日」がほとんど絡んでこないので少し肩透かしを食らいました。この危険な曲はどういう風に生まれたのか、何故アンドラーシェは死んだのか、何故この曲は人を死へと誘うのか? この辺のミステリーの方に私は興味があります、6点献上。
6点(2005-02-15 02:21:42)
9.  クレイドル・ウィル・ロック
大恐慌時代のアメリカの政治状況を背景に、当時の様々な芸能人・芸術家達の実情を丁寧に描いていく、「ほとんど実話」の群像劇。一般の労働者と同じ様に、芸能人に対しても国が「職」を斡旋していたというのは面白いですね。そうなると表現活動も政府のヒモ付きになる訳ですから、軋轢が生じるのも無理からぬこと。また同時に、労働運動・組合活動からも制約を受けてしまうという二重苦。これは思想的背景を抜きにしても、金の工面と人権の行使の狭間に揺れ続けるプロデューサーの苦悩がそのまま描かれていた様に思います。「ゆりかごは揺れる」がどういう内容なのか解り難かったので、今一つピンと来ませんでしたが、俳優達が舞台に上がらずに徐々に形作られていく舞台劇は、やはり感動的でした、6点献上。
6点(2005-02-03 00:06:09)
10.  クリミナル・ラヴァーズ
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」風の逃避行型ロード・ムービーかと思いきや(だってタイトルが「クリミナル・ラヴァーズ」だし、二人が典型的なバカップルなんだもん)、途中から「本当は怖いヘンゼルとグレーテル」へと変貌。確かに【SAT】さんの書かれている様に、ここにはありとあらゆる悪徳が描かれてる。虚言、誘惑、嫉妬、殺人、強盗、監禁、男色、カニバリズム…。フランソワ・オゾン作品は消毒臭の漂う様な映像が多かったですけど、本作はやけにヘヴィでダーティ。何を伝えたいのかは今一つ解りませんでしたが、サスペンスフルな展開で最後まで見せてくれました、6点献上。
6点(2004-09-14 23:16:27)
11.  クイック&デッド
皆さん、この映画を真面目に観ちゃいけませんよ。これはマンガであり、ファンタジーであり、otakuが作った自主映画。1セット(!)の中で少年ジャンプ連載のマンガの様に、単なる早撃ちトーナメントが開かれるだけの映画です。驚くべきは、こんなショボい映画にジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ、ゲイリー・シニーズ、ランス・ヘンリクセン、そしてシャロン・ストーン等のそうそうたる面子が顔を揃えていること。しかも、そのほとんどがやられ役。ある意味、これは大作だった「マーズ・アタック!」より凄いことです、6点献上。
6点(2003-01-12 18:43:15)
12.  黒猫・白猫
えっ、これどっかで観たことあるぞ、このやたら発砲しながらブラスバンドを従えて行進する一人でハイテンションな口髭のキャラクター…。そうか、やっぱり「アンダーグラウンド」(大傑作)のエミール・クストリッツァの作品なんだ。にしては皆さんご指摘の、前半の余りのつまらなさはいただけないぞ(前半の苦痛を我慢して初めて得られる後半の至福)。しかしユーゴスラビア人って皆こんななの?(必ず発砲しながらブラスバンドで行進するの?) 因みにクストリッツァとすると言語はセルビア語だと思われます(確信無し)。ということで、6点献上。
6点(2002-04-13 14:21:33)
13.  狂っちゃいないぜ!
↓普通この邦題からは航空パニックものは想像しないでしょう(笑)。ジョン・キューザックが優秀だけど(お決まりの)思い込みの激しい情けない男を好演(ケイト・ブランシェットから「目を見て」と言われて、本当に目で浮気がバレるシーンは爆笑)。キューザックの役と対比させる為だろうけど、ソーントンの役はちょっとカッコ良すぎる。しかも劇中「若い美人を妻にするな」とか言ってたくせに、よりによってアンジェリーナ・ジョリーかいっ!(嫉) 映画的には【びでおや】さん同様、ラストはいっそ妻さえも吹っ切った展開の方が良かったかも…。中の上ということで、6点献上。
6点(2001-12-14 20:55:54)
14.  グース
とにかくラブリーなアンナ・パキンの可愛さと、ただパラグライダーと雁の群が飛んでいるだけの映像の気持ちよさ、美しさを堪能。特にラスト近く、空の映った湿原を低空飛行する「群」を上から空撮したショットの、この世の風景とは思えない美しさは絶品。ストーリーなんてどうでもいい(とか書いてますけど、結構泣かせる話です)、それだけで充分6点献上。
6点(2001-11-20 22:17:10)
15.  クルーレス
女子高生の当時の最新言語と風俗を散りばめた、言ってみればアメリカ版コギャル映画(日本の「コギャル」とは違って、こちらのファッション・リーダーはハイクラスのお嬢様)。中身自体は、至って代わり映えのしない単なる学園ラヴ・コメディなので、今となっては風俗的価値だけで語られる作品となってます。外見だけを気にしてた主人公が徐々に中身の価値を見出していくという、当たり障りの無い展開もかなり保守的(これを打開するには、6年後の「キューティ・ブロンド」の登場まで待たされる)。アリシア・シルバーストーンにとっては最初で最後の打ち上げ花火でした、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-22 00:04:17)
16.  グロリア(1999)
そんなに悪くはないと思いますけど、どうしてもオリジナルと比較してしまう。以下、二本の比較考察。①オリジナルのグロリアはもっと強くてカッコ良かった印象がある。本作ではか弱い女性の面を強調してる様に感じた。②ジーナ・ローランズは貫禄たっぷりの「情婦」、しかしシャロン・ストーンは唯の「愛人」。③そして、ここが最も大きな変更点だと思いますが、それはグロリアと少年の関係。オリジナルには「恋愛」関係に近かった印象が残ってますが(それでこそ「レオン」の元ネタになり得る)、今回は明らかな「母子」関係になっている。この辺は現在のアメリカのタブーみたいなものが垣間見えて興味深い。ま、「レオン」もアメリカではチャイルド・ポルノ呼ばわりですから、この変更は致し方なかったのかもしれません、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-03 00:01:24)
17.  g:mt/グリニッジ・ミーン・タイム
夢を追いかける若者達の挫折と恋愛と葛藤を描いた、恐ろしくオーソドックスな青春群像劇。仲間の一人は事故に遭い、一人はドラッグ・ディーラーの道へまっしぐら、一人は父親コンプレックスに苦しみ、理想と現実の狭間でバンドは解散…と、全てのエピソードがどこかで見たことのあるものばかり。青春時代ってこんなことしかないのか? 特別演出が優れているとも思えず、「グリニッジ標準時」をタイトルにするだけあって本当に標準的な仕上がり。彼らの音楽も私には良く解らない(ボーカルが加入してからはシャーデーを思い出したゾ)。そういった訳で標準的な点数、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-20 00:09:31)
18.  草ぶきの学校
こういう映画を撮らせたら全くソツのない中国映画の中では、本作はかなり凡庸な仕上がりだと思う。その一番の原因は、細かなエピソードを積み重ねただけで、全体を通した物語に欠けていること。一人の少年の目を通した個々のエピソードは、もちろんそれぞれがノスタルジックで良い話ではありますけど、それらが細切れのままなので大きな感動には至らない。成長した少年の回想がナレーションされるという形式にも能が無さ過ぎる。これならいっそ、全体が緩やかに繋がりつつも、エピソード毎に視点を替えていくオムニバス映画という形態にすれば良かったと思う、5点献上。
5点(2004-10-22 00:04:39)
19.  クリクリのいた夏 《ネタバレ》 
観てる間はゆったりと沼畔ののどかな生活を満喫。しかし観終わってみれば後には何にも残らない、そんな映画。大体ラストで皆死んだか行方不明、沼地は潰されて巨大ショッピング・モールになってます、なんて説明要らないって。一体何が言いたいの? 戦争反対? 環境破壊反対? 毒にも薬にもならない婆さんの思い出話はもう聞き飽きた。大体「クリクリのいた夏」って、クリクリがいなくなる様な馬鹿な邦題付けたのは何処のどいつだ? クリクリ「だけ」が最後まで「いる」じゃんかよー(↓皆さん怒ってるじゃないか!)。少しは日本語文法勉強しろ! 5点献上。
5点(2004-09-24 16:12:59)(笑:1票)
20.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
邦題って大事ですよね。私、今の今迄、この映画って「何かの狩りに旅立つ映画」かとばかり思ってました。このタイトルが主人公の名前だったなんて…、いや、お恥ずかしい。私、特にロビン・ウィリアムズが嫌いって訳じゃないんですけど、彼がいつも演じている「個性の強い善良なキャラクター」って奴と肌が合わないらしくって、どうしてもダメなんです。あと、ミニー・ドライバー(この時、彼女何歳なの?)の顔もダメなんです。そんな訳で、皆さんの様には感動することが出来ませんでした、ごめんなさい。そんなことで、才能ある若い二人に5点献上。
5点(2003-08-14 05:31:01)
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