1. 空母いぶき
《ネタバレ》 原作未読。きっかけは例の問題から。私は右側の人間ですが、その思想は評価に影響しなかった。右左関係なくつまらない映画だと言えるでしょう。 この映画、佐藤浩市氏の原作改変があって問題になりましたが、それ以前の問題でした。ってかレンタルで観たら問題のシーンは入ってなかったわけ(後で調べたらトイレでのシーンで個室から出てくるだけという・・・それじゃ分からない) 無駄なシーン(コンビニのシーン全般、原作にない記者、謎のツイッター演出)が多く、原作改変してまで登場させたよく分からない敵国をちゃんと説明してないし、そのくせテーマの割にスケールが小さく壮大さもなく、これからというタイミングで打ち切りみたいに助け舟が来て助かるという展開に拍子抜け、わずかな期待感を消化できずにいつのまにかハッピーエンドになってしまった。国連が来てあっさり終わるあたり自衛隊はあまり役に立たないみたいな印象を与える。 憲法9条、専守防衛の壁であまり行動できないままでも他国が守ってくれるみたいな全くもってリアリティがない 一番嫌なのは結局はみんな仲良く戦争ダメだよ的なそういう無難なラストにしてよかったねーって・・・。壮大にさわやかな現実逃避を見せられて嫌になりました。 原作改変がいかにダメか(上手くやれば成功するが)というのを改めて思い知らされたが、原作通りでもどこまでいくか・・・ [ブルーレイ(字幕)] 2点(2020-03-02 02:31:03)(良:1票) |