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S&Sさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2388
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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61.  クラッシュ(1996)
私の中では「変態と言えばこの人!」という位置づけなのがジェームズ・スペイダー、その本領を遺憾なく発揮しているのが本作と『セクレタリー』と言えるでしょう。でも本作はスペイダーだけでなく出てくるキャラが全員変態というところが『セクレタリー』とは大きな違いです。だいたいからして、J・G・バラードの原作自体が原稿を持ち込んだ出版社から出版拒否を喰らったぐらいの代物で、それを映画化してカンヌ映画祭で上映したら賛否両論が巻き起こり物議をかもしたというのはある意味当然の成り行き、それにしてもこの映画に“賛”を与えた人がいたってのが信じられない。 ほとんどポルノ映画と間違われそうなほど露骨な描写に加えてさっぱり理解不能な登場人物たちの行動、これはもうどこを褒めたらいいんでしょうかね。バラードはニューウェーブSFの旗手として評価されていますが、このストーリーのどこにSF要素があるというんでしょうかね?車社会の現代を機械文明の行き着いた荒野として呪詛したいのは感じ取れますが、自動車の事故(クラッシュ)がどうやったら性行為と結びついてゆくのかは凡人の理解を超越しています。これはもう、ハッパできまった脳内妄想を映像化しただけの代物、としか言いようがないストーリーでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-09-02 23:15:39)
62.  グリーンランド -地球最後の2日間- 《ネタバレ》 
すい星群が大挙して地球に衝突してついに人類絶滅か?というお話しですけど、たった二日間の猶予しかなく政府内部の動静はいっさい描かれず、ひたすらジェラルド・バトラーと家族の視点だけでのストーリーテリング、スピルバーグ版『宇宙戦争』と似た感じですね。実際のところ地球に接近する小惑星や彗星は全部把握することは不可能で、恐竜絶滅のきっかけになったような規模の小惑星の地球との衝突は一億年に一回の割合で起こるらしく、自分が生きている間に起こっても不思議はない災害イベント。だからこそシミュレーション的に考えて撮ればリアルな映画になったかもしれないけど、そう言う志向は皆無の脚本なんでとうてい面白いとは言えない映画になってしまいました。キリスト教的価値観のお国柄か、ハリウッドの核戦争や天変地異が地球を襲う映画は、ほとんどが「選ばれし者が生き残る」という結末なのが肌に合いません。グリーンランドにある合衆国のシェルターに避難できる人間に、なんで一介の建築技師であるバトラーとその家族が選ばれるのかはまったくもって理解不能。あんな状態で三人が離ればなれになったのに大した苦労もなく再会できるというはご都合主義の極み。恐竜絶滅のときよりも巨大なすい星がヨーロッパを直撃したのに、わずか9カ月後には太陽光地表に届く状態に回復するってあり得ないでしょう。だいたい、そんなにデカいのなら、もはや彗星ではなく小惑星ではないのかな?「人類は絶滅しない」という結論ありきなので、科学的な考察は蔑ろにされているのは残念。グリーンランドのシェルターにしたって、最初は死人がでても選別された人間しか運び込もうとしていなかったのに、最後の方になると誰でもOKみたいな感じなのも雑過ぎる。災害イベントにしても意外と見せ場は乏しく、あの荒唐無稽な『2012』の方がよほど見応えがありました。 最後に言っておきたいのは、こういうディザスター・ムーヴィーにおいて子供や家族愛をダシに使うことはもう止めてほしいってことです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-02-22 23:30:30)
63.  クリープショー 《ネタバレ》 
オムニバス好きの自分だけど、これはほんとに面白くなかった。なんと言いますか、各話にオチもなければストーリーテリングにもキレがない。これなら『世にも奇妙な物語』の方がよっぽど愉しめます。まあこのグダグダな展開が「パルプ雑誌のくだらない漫画の映像化なんですよ」とロメロに反論されても、言い訳にもなっていません。各エピソードの登場人物に感情移入できるというかまともなキャラが一人もいないってところは、いかにもロメロ映画って感じでしたけどね。気が付いたところとしては第四話だけが他のエピソードに比べて妙に尺が長い。まあプロット自体は面白いんだけど、木箱に隠れていたモンスターの造形だけは文句をつけざるを得ません、あれじゃ単なるヒヒだろ!このエピソードの本当のモンスターは、あの不細工な鬼嫁だったのかもしれませんがね。まあロメロ信者には悪いけど、彼は自作のゾンビ映画以外になると腕の悪さがバレてしまうんですよ。 そしてやっぱり言及しておかないといけないのは、第五話です。あれだけ大量のゴキブリをどうやって集めたんですかね。『フェイズⅣ/戦慄!昆虫パニック』では蟻の調教師を使って撮影したそうですが、ハリウッドにはゴキブリの調教師なんてのも存在するのかも。まあゴキちゃんたちは演技してるようには見えなかったですがね(笑)。でも殺虫剤やら足で踏みつぶすやら、あの撮影で何匹のゴキブリを殺したんでしょうね、これは倫理にもとる昆虫虐待にほかなりません、香川照之に怒られるぞ(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-01-27 21:06:05)
64.  クライム・オブ・パッション 《ネタバレ》 
80年代のケン・ラッセルのフィルモグラフィは奇作・珍作ぞろいなんですが、その中でも本作はかなり酷いというかしんどいというのが結論です。昼は有能な服飾デザイナー、夜は“チャイナ・ブルー”と名乗る安ホテルで営業に励む娼婦、これを演じるのがキャスリン・ターナーというのは、いかにもなキャスティングではあります。でも彼女は娼婦にしてはエロくもないし予想外な貧乳で、これにはがっかり。こういうプロットのお話しはまあ良くあるわけですけど、その客や彼女を取り巻く男たちが訳の分からない連中ばかりで、とくに完全に逝っちゃってるアンソニー・パーキンスが強烈です。『サイコ』以降のパーキンスが演じるのはたいていキチ〇イというのが定説ですが、期待にたがわない変態牧師でした。考えてみると、ケン・ラッセルとアンソニー・パーキンスの組み合わせはちょっとヤバかったです、まさに「混ぜるな、危険」という感じです。このお話しはケンちゃん版『アイズ・ワイド・シャット』だという解釈もできなくもないですが、このお下品さにはキューブリックも裸足で逃げ出すでしょう(笑)。ケン・ラッセル映画の題材は、D.H.ロレンスの小説や音楽家の伝記などつまり古典的な時代設定が多いんですが、彼独特のサイケなストリートテリングはリアルタイムな時代設定の物語では粗が目立ちすぎるんですよね。これは失敗作としか言いようがないですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-05-13 22:49:47)
65.  クリムゾン・キモノ 《ネタバレ》 
もう題名からして『クリムゾン・着物』ですよ、これじゃ日本未公開だったのもしょうがないですね。ちなみにこれは『赤い着物』とでも訳するのが適切みたいです。監督はB級映画の鬼才サミュエル・フラーで、彼はこの4年前にも日本でロケした『東京暗黒街・竹の家』を撮っていますが、本作にも彼なりの日本愛が詰まっていると言えます。 舞台はLAのリトル・トウキョウで、日系二世の刑事とその相棒刑事の友情物語と言う感じです。この日系刑事役はジェームズ繁田(『ダイハード』のタカタ社長ですよ)で、これが記念すべき映画デビューです。相棒の白人刑事とは第二次大戦では戦友だったと言う設定で、と言うことは二世部隊で相棒が将校で繁田が部下ということになります。この映画での日系米人の描き方はおおむね好意的で、本筋に関係ないのですがわざわざ日系兵士たちの墓地をアイゼンハワーが送った賛辞とともに映すシーンがあったりして、サミュエル・フラーの日系人に対する敬意を感じさせられます。この映画の脚本はどうも『カサブランカ』の焼き直しだったみたいで、戦友だった両刑事が殺人事件の鍵を握る女性をめぐって三角関係に悩むお話しがメインとなっていて、肝心のストリッパー殺人事件の捜査自体は途中からグダグダになっちゃって訳の判らない結末になってしまいました。この監督は特異な設定のストーリーでの人間関係を撮らせたら侮り難い力量を見せるんですけど、どうもまともなストーリーテリングとなると粗が出てしまいます。 でもジェームズ繁田や他の日系人役が訛りもない自然な日本語を喋るのにはちょっとサプライズですし、陰影のはっきりしたモノクロ撮影などもあってけっこう丁寧に撮っている部分も有ります。でも肝心のストーリーがこれじゃあねえ…
[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-05-12 23:21:07)
66.  クリスティーナの好きなコト
わたくし、シモネタやおバカな映画は決して嫌いじゃないですが、この映画はちょっと趣味ではない。いくらなんでも、くだらないにしても限度があるってもんです。キャメロン・ディアスは下品でおバカな女を演じたら天下一品ですが、『メリーに首ったけ』の方がそりゃ良かったのではないかな。本作自体が『メリー』の二番煎じ企画ですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-03-04 21:19:30)
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