1. クローズド・ノート
《ネタバレ》 沢尻エリカの態度が映画内容よりも評判になってしまった映画だけれど、映画自体に罪はないので観てみることにした。 内容は切ない恋愛映画で、沢尻エリカ演じる香恵の切ない片思いや、香恵の想い人の石飛リュウ、そして日記の筆者である真野伊吹。 3人の気持ちが切なく交差するとき、深い愛と切なさを感じた。 沢尻エリカは片思いにひたむきな女性を好演しているし、いい女優さんだと思う。 でも一番よかったのは竹内結子。 この人は「いま、会いにゆきます」といい、ファンタジーな感じの作品がとても似合う女優さんになったなぁと思った。 とても透明感があって、存在しているだけなのに陽だまりのような温かさがあって、「真野伊吹」が彼女じゃなかったら、こういう雰囲気の映画には出来なかったんじゃないかなと思う。 内容の展開は容易に読めてしまうけど、わかっていても最後まで見てしまう感じ。 映画館で観なくてもいいけど、DVDになったら家でまったり観てもいいのではないでしょうか。 [映画館(邦画)] 5点(2007-11-11 13:38:23)(良:1票) |