1. グラスハウス
ネタバレ 周りを固める人たちの人物像の描き方が希薄だと感じた。それによって、誰にも助けてもらえないという緊迫感を表現するつもりだったのかもしれないが、ルビーには、助けを求める時間が沢山あったはずだとしか思えない。だが、警察に駆け込んでも相手にしてもらえないといったシーンを入れてしまえば、ありきたりな作品になったことだろう。で、それを避けるために、人質代わりの弟の存在が必要になったのではないか? 最初に戻して、人物像に関して。ラストで、母親の弟に引き取られていくシーンで終わるのだが、母親とその弟は、10年間も音信不通だったのではないのか? ルビーが、その理由を問いただした時、その弟は、ひじょーに曖昧な答え方をした。それでもハッピーエンドなのだろうか?それとも、叔父の家でも、ルビーたちには新たな恐怖が待っているという思わせぶりな演出だったのだろうか? どっちにしても、詰めが甘いだろう。…ってことで、この作品は、新進女優をどんどん売っていくための作品であり(ヘレン・ハントとダブるけど、若い役者さんとしては、なかなかだと思う)、そのために、円熟した俳優人が脇を固めてあげてる作品ってことで、紹介するのはいかがでしょうか(お勧めはしませんが)。 5点(2004-06-14 21:58:44) |
2. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
燃える紙片に飛びついた教授。へたりこむ姿が辛かった。あの教授が一番偉い! 6点(2004-06-11 23:37:11) |
3. クリムゾン・リバー
いいトコは沢山あると思うんだ。でも、もうひと工夫・ひとひねりが欲しいかな。 5点(2004-06-07 10:33:42) |
4. 黒い家(1999)
原作を先に読んでしまった者を襲う、苛立ち&脱力感…もう一度、本を読み返すしかなさそうだ。 3点(2004-05-29 16:19:24) |
5. クリスティーナの好きなコト
20年前の作品だったら赦せたかも。 1点(2004-05-28 07:34:16) |
6. 狂っちゃいないぜ!
ネタバレ ジョンQが航空パニックを救う映画かと思ったら、彼自身が救われる映画だったのね。途中からそういう方向性なんだな、と気づき、脱力しながら鑑賞した。と、そこへ、BBソーントンのぶっ飛び映像が来たので、思わず爆笑。それ以外の展開はどうってことないんだけど、人命を守る場所が舞台なのにも拘わらず、ノリが軽いので、私自身のバランス感覚を乱されたような気がした。これがこの作品の目論見なのか? 6点(2004-05-03 19:12:20) |
7. クラッシュ(1996)
登場人物全員に不快感を抱く作品ってなかなか無いんじゃないかな~。私にはありえない性愛の形だと思いつつ、エロ度上昇。とどのつまり、欲情を感じる対象は違っても、セックスという行為を傍観して興奮するのは一緒ということか?…これは私だけか?…だとしたら、かなり不安。それを確かめるために友人に勧めてみたかったりして。 7点(2004-02-21 09:06:18) |
8. クリフハンガー
悪役が三流だったらダメダメ作品になってたろーなー。 6点(2004-02-21 08:41:23) |
9. クール・ランニング
国籍を超えて応援したくなる映画。臨場感もあって楽しかった!! 8点(2003-12-26 00:02:35) |
10. 蜘蛛女(1993)
レナ・オリン。好きです。大好きです。スカートをたくし上げて裏町を駆け抜ける後姿、最高です。G・オールドマンの腰抜け野郎ぶりも見事です。…でもでも、本当は、切なくてどうしようもなかったです。馬鹿な男のある種の純粋さを見せてもらいました…って、こんな男、本当に存在するのか??? 9点(2003-12-19 19:56:33) |