1. 黒猫・白猫
正直、戸惑いは感じた。でも、このテンションに慣れれば楽しくって仕方ない!ジプシー音楽とは、当然の如くベストマッチ。出てくる人たちが、限られたなかでの自由を最大限に謳歌していると言うか、元気を沢山くれます。見慣れたものでも、コノ作品の中にあれば生き生きして見えるんだもん。むちゃくちゃ加減も、度を超せばいとおしく中毒に。圧倒されながらも、思う存分楽しめました! 9点(2004-08-15 17:25:43) |
2. クリミナル・ラヴァーズ
最初っからグッサグサ!別にそれがって訳じゃないけど、こっちにもグサグサ刺さってくる。あの小屋のあたりは童話っぽかった。跳ねっ返りの現実に狂気する女に鳥肌。ってか、アレに。おやじ、オヤジ、おやっさん・・こわキモかった。ラストはオゾン故にそ~来るのんね♪落とすんかい!展開は少しノロく感じて、日常から離れた話だったので多くを求めてしまったのかも。オゾンらしくないなぁ~、なんて思ったけど。時間をおいた今は、じわじわオゾン菌に侵されて、なるほどオゾン作品だ!と、納得したり。ちゅーか思い出し笑い出るんが不思議だわ。もしや、あのオチをしたいが為に、長々と前振りしたわけじゃあるまい? 7点(2004-06-27 19:19:26) |
3. 紅の豚
加藤登紀子の素晴らしい歌声、夕暮れ時に優雅に飛ぶ飛行艇。。登場人物はみな自己主張強いけど互いに引き立てあってて。何より、悪党も含めて人生を楽しんで生きてるから好感度高し。ノスタルジー溢れる作品だねぇ(笑)好きなセリフ多々。。「戦争で稼ぐヤツは悪党だぁ、賞金稼ぎで稼げねえヤツは能無しだ~。」・上手いねぇ!「飛ばねぇブタはただのブタだ。」ウンウン(爆)そして「この軽薄な赤。~」この一言を発するカーチス。。あんたの性格丸裸(爆)ただ勝負決着が痛々しくて・・。あそこだけ好きになれないんス 9点(2004-06-22 20:35:01) |
4. クローズ・アップ
なんて素敵なんだ・・!そう思わずにはいられない。。雪ダルマ式の嘘も、犯人像も(そして横顔も)、あの家族も、事件を見つめる眼差しも・・そして感激のラストも大好きだぁ!!!こんな風に映画が作れてしまうイランという国がいとおしい。。ラストの何と素晴らしいことか。音声も聞き取れなくて、、いーじゃな~い♪ ここには『ニューシネマ・パラダイス』と並ぶくらいの、映画への愛がたらふく詰め込まれている。んで、セミ・ドキュなんざんス。・・マフマルバフの『サイクリスト』やら、『パンと植木鉢』やらを先に観てれば、尚ヨシ。すんばらしい映画! 10点(2004-06-19 19:37:54) |