1. グロリア(1999)
《ネタバレ》 ジーナ・ローランズのイメージがあまりにも強いオリジナルに挑戦した姿勢には拍手したい。シャロン・ストーンはビジュアルの人という評価になりがちなんですけど、意外にがんばっていると思いました。あまり強さが感じられない風貌の彼女が立ち向かっているところに、ギャングとの絶望的な力の差も感じられました。ただ、グロリアとニックの関係については、厄介者としての側面が強く、最後にとって着けたように仲良くなって唐突な感じでした。オリジナルの空気を大事にしたかったのか、車は80年代風でしたが、どの時代を描きたかったのかは不明でした。 [地上波(吹替)] 6点(2008-07-27 12:02:06) |