1. クール・ランニング
とりあえずやってみよう、という好奇心、チャレンジ精神。今の日本人に欠けているものなんじゃないかなぁ。周りからどんな目で見られてもいい。カッコ悪くてもいい。実際に行動に起こすとはなかなか出来ることではないでしょうけど、こういう映画を見ると勇気付けられます。 4人のジャマイカ人と1人のコーチがボブスレーでオリンピック出場を目指すお話です。 最初はみんな面白黒人だったらどうしよう、という不安があったのですが、それぞれ個性、役割がハッキリしていたので見やすかったです。 DVDのパッケージの右端の人。一見すました風なのに意外な暴れん坊でビックリ。 静かではありますが着実にラストに繋がるエピソードを積み重ね、そして、最後には爽やかな風が。泣くことは無かったですけど、目頭が熱くなりました。この映画に涙は似合わないですもんね。 約10年かけて150を越えるレビュー数が、ジャマイカチームの地道な活動と重なります。 [DVD(吹替)] 9点(2010-05-25 21:18:03) |