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コメント数 91
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自己紹介 ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。
個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。

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1.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 
タイトルからやばいと思っていたが、内容は想像通り、父ちゃんのコピー=ロボとーちゃん、という話。 ドラえもんでは絶対にこの路線は作れない、という次元をやってのけるのがすごい。 最初はとーちゃんがロボットになった、という流れで それを受け入れられなかったみさえもだんだん受け入れだして、  といったところで「本物」の人間とーちゃん登場。 これによりみさえにとって人間のとーちゃんがただひとりのとーちゃんとなるが、 しんのすけにはロボとーちゃんも人間とーちゃんも等しくとーちゃんなのだ。 もうここには全くの等価値である、という、この時点でしんのすけはまたしてもすごい。 普通の哲学的クイズの場合、人間のほうがよりとーちゃんである、ロボは偽物、で終わる。 そこで終わらず、等しい存在であると言い切るのがしんのすけである。  まぁ意地の悪いことを考えると「本物の本物」がロボのほうだった場合、どうなるかという話。 この話の場合は物語を終わらせるためにロボとーちゃんは自分が偽物であると自覚して死んでいく。 大人帝国もなかなか良かったが、この作品もPKディック的で非常に良い。  その非常に良い映画もラストのあたりのコロッケがうざすぎた。 これさえなければアニメによらず邦画の中でもかなり上位になれたのに。 だが、コロッケ以外は非常に良いので8点献上。
[DVD(邦画)] 8点(2020-09-25 22:31:17)
2.  クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ 《ネタバレ》 
一年半前の投稿。  神原駿河(物語シリーズ)、峰不二子(ルパン三世)と続いてふとやっていたクレしん映画を見たらシリリ役が沢城みゆきさん。  というわけで見ていたら、何も起きない。  子供の宇宙人シリリが不時着して父ちゃん母ちゃんが年齢だけ25歳若返るとかあるんだけれど、大してすごくない。  で、なんだかんだで春日部から種子島までのロードムービー開始も、これも大してロードムービーっぽくない。  種子島にはすぐに着いていろいろネタバレされる(私もこれからする)。   で、シリリの父ちゃんが後半メインになるんだが、これが宮迫なんだが、うまい、うますぎる、正直不安でしょうがなかったが全然あり。  というわけでなんだかミニマムな話だなーと思っていたら、ああ、これ、大筋でオトナ帝国のオマージュなんだなと。  ただ、違っていたのはあっちが大人になりたくない人だったのに対してこちらは宇宙人ということ。  モラトリアムかそうでないかは割とこれに関しては大きくて、そこがあちらは大作、こちらはテレビスペシャルでいいんじゃない?と言われる差かと。   ちなみにみさえが記憶を失うところはちょっとうるっと来たが、結局のところ、体は子供、頭脳(記憶)は大人、なら良くても記憶がなくなっているというのはあかんのですね。  まぁ、これを見るくらいならロボとーちゃんのほうが圧倒的にいいと言わざるをえないんだけれども、よくよく考えると一年後に必ず放映されるのに映画館でドラしん見る人たちってすごいよなぁと思う。
[地上波(邦画)] 6点(2019-10-14 20:57:58)
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