1. 県庁の星
物語のほとんどがスーパー。これじゃあ織田版「スーパーの女」でいいじゃん。エリート県庁職員である必要性がどこにも感じなかったよ。 [DVD(字幕)] 0点(2006-12-03 03:12:13)(笑:1票) (良:1票) |
2. 月世界旅行
すばらしいSFファンタジーですね。テリーギリアムの原点はココだったんですね。この世界観が虜になってしまう。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-07 23:43:24) |
3. 幻燈会
下宿屋の女房との不倫を上手くやったはずが思わぬところでバレちゃったというオチですがまずまずかな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-04 19:26:41) |
4. 剣
大学の剣道部主将として剣の道に一途に生きる、ここまでバカ正直に生きられるのかという程の国分・雷蔵と剣も女も同じ遊び感覚で楽しむ副主将賀川・川津。国分のカリスマ性に嫉妬し色々事件が起きていくわけですが、私は雷蔵似合ってた、むしろ雷蔵以外無いのではと思ってしまう。この一途な生き方こそ三島由紀夫の目指したところでしょうか。三島と雷蔵イメージかぶるのは短命で伝説的だからなのかな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-20 00:05:02) |
5. 源氏物語 浮舟
源氏物語・宇治十帖が元の戯曲の映画版、地獄門同様のイーストマンカラーの平安王朝モノ。地獄門と比べるとあちらの方が色使いが鮮やかだった気がします。衣笠監督の幾重にも重ね合わせた奥行きのある絵、この作り方は大好きなんですがどうもイーストマンカラーとは合わない気がします。イーストマンカラーの絵は初期のデジカメ画像のプリントアウトしたものみたいに、色鮮やかな割りに平板なので奥行きが十分に伝わりません。また地獄門が評価されてしまったから二匹目のドジョウなんでしょうが、壁や襖が少ない建物、平安の寝殿造り、これも衣笠監督の作る絵には適していない気がします。物語自体は薫君”二枚目”長谷川一夫、匂宮”女遊び大好き”雷蔵、浮舟”おぼこ”山本富士子の悲恋物語です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-05 00:15:34) |
6. K2 ハロルドとテイラー
「運命を分けたザイル」に感動しつつ、どっかで見たよなあと思ったのがこの映画。K2登頂のかかるまでに家族と揉めたりシェルパと揉めたりでなかなか進まずイライラした。山に登ってからはスケールのある美しい映像が見られるが、もっと山の厳しさを描いて欲しかったので物足りなさも残った。 5点(2005-03-23 00:14:18) |
7. 刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>
IRAなど出てきてやたら話がでっかいですが、犯人とのお決まりの対決とともに、出港していく船をいかに食い止めるかという時限性もありなかなか楽しめます。米国が今や自国内に巣食うテロの脅威にさらされる国になろうとは、世の中変わったものです。 6点(2004-11-20 17:44:38) |
8. 刑事コロンボ/攻撃命令<TVM>
条件反射を活かした凶器?はなかなかのアイディアで感心しました。がコロンボも指摘するとおり、動機に結びつく証拠品や遺留品を残しすぎ、というかコロンボにかなり贔屓されてるのが残念。ローズバドを思わず口にしてしまうのはこれが人間なのかなあと思ってしまうが、コロンボがラストで再利用するのは下品でやりすぎ。 6点(2004-10-22 00:06:16) |
9. 刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
初期のコロンボっぽい薫り、2分で犯人を見つけるコロンボ。正直、私もここに引っかかったのに、コロンボが毒が入ってるかもしれないイタリアンをがっついてる姿に騙されてしまった。小津さんは誰かと思えばマコでした。 5点(2004-10-16 00:31:00) |
10. 刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM>
コロンボいきなり事故って鞭打ち症です。痛々しいコルセットとともに整体?カイロ?で首をボキボキ鳴らされて最高にいい表情のリアクションを見せてくれます。トリックは「忘れられたスター」と同じなのだが、時限性を持たせることによって緊迫感が増している。またエレベータの密室の中でのコロンボとのやり取りも良いです。犯人の心理はわからないが、あんな場所にいつまでも凶器を隠しておくのかなあ?一時的に隠しておいてもすぐに処分するよねえ。 6点(2004-09-24 18:42:51) |
11. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
警部VS警部の対決、って割にはルーサン警部が一方的に追い詰められてる印象が強すぎてコロンボ警部の相手としては力不足といった感を抱きます。終始コロンボ警部に余裕がありルーサン警部を小ばかにしてる気がしていたが、こんな犯人はコロンボ警部の最も嫌う人間なんでしょう。 3点(2004-09-20 00:24:06) |
12. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
ミステリー作家にしてはお粗末という印象は否めない、が感心したのは被害者のダイイングメッセージ。あんた死ぬ間際によくそんだけ考える余裕あったねえ。ありえねー!ムチャクチャだよ。こんな事件を謎解きしちゃうコロンボ恐るべし! 3点(2004-09-20 00:09:44) |
13. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM>
少々設定にこだわり過ぎていて説明がないと判りづらいストーリーといった印象。犯人との対決についても割り切れない思いがある。小ネタ的にはプジョーの前席シートにオッサン3人乗り込むシーンや座禅の組めないコロンボが好きです。小舟を沖へ漕ぎ出すラストシーンも言われるとおり印象的なシーンでした。が満足度は低いです。 2点(2004-09-19 19:29:35) |
14. 刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM>
滅多に見られないキチッと整髪されたコロンボは必見ですが、途中までは横溝正史のような血の因縁とかの含みを感じたていたのだが、オチが灰皿だったりバックルだったりでなんやそりゃと突っ込んでしまうようなくだらなさを感じた作品でした。 2点(2004-09-19 00:42:12) |
15. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
犯人の天才ゆえの落とし穴、自分こそが選ばれた人間であるという高慢さが自ら墓穴を掘ることとなる。どんな天才であってもプライドを傷つけられ激昂した状態では罠にはまってしまう人間臭さが良いです。コロンボとパズルの天才のカミさんのⅠ.Qはいったい幾つなんでしょう。 8点(2004-08-10 19:14:04) |
16. 解夏
二人の関係、親子関係、行と言われた失明の恐怖等どれをとっても淡白です。良いか悪いかは好みかもしれないがもっとドロドロしてくれた方が入り込みやすい。最初っから「私の姿が見えてない」と言われればこれキーワードねって思っちゃうし、生徒の手紙を読んで聞かせるときも石田にもっと嫉妬させても良いのでは?田辺誠一の長崎弁はあまりにも可笑しいし、止めはラストの霧の中の石田、とにかく変な脚本、演出で全然合わない。とは言いつつも泣いてしまった。 5点(2004-08-03 17:50:10) |
17. 刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM>
コロンボシリーズの名犯人、ジャック・キャシディ。この人こんな大掛かりな手品師役が実に良く似合う。犯人が手品師だからでしょうか、ウィルソン刑事を介しながら珍しく犯人のトリックを一つ一つ種明かししていくコロンボ。そして2人のマジック対決、なかなか見ごたえのある作品。 7点(2004-06-28 00:24:51) |
18. 刑事コロンボ/仮面の男<TVM>
庶民派コロンボとはおよそ縁が無さそうなCIAのスパイ、遊園地に射的、パンダのぬいぐるみ、安易に写真を撮られるなど、緊張感がなく胡散臭いスパイたちがなんか笑えてきました。オリンピック中国不参加なんてあったっけ?と思ったらそう言う事ね。犯人はパンダを女の子にあげ、恋人達のジャマをしないとっても粋なスパイでした。 5点(2004-06-21 05:46:04) |
19. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
隣の国まで響き渡るコロンボ警部の名声、5kmでクビが折れる被害者、警官に脅されて捜査に乗り出すなど流石メキシコ。殺人の動機がマタドールとしてのプライド、自らの名誉を守るためというのが実にいいですね。事件そのものは大した事件とは思えないが、凶器が牛というのも面白いです。子牛に追われるコロンボに爆笑、休暇中なのに仕事を持ち込む仕事の虫コロンボをマヌケと一刀両断するのも大爆笑。 6点(2004-06-21 05:35:23)(良:1票) |
20. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM>
治外法権や外交官特権を持ち出すとなると、そもそも他国大使館内で起きた殺人事件をコロンボが捜査に乗り出すことができるのか?ラストのオチ、犯人が自ら網に飛び込む様は面白いんですが、どうも納得いかないなあ。 2点(2004-06-17 10:27:13) |