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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2517
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1.  汚れなき悪戯 《ネタバレ》 
昔、テレビで何度か見ていて(『水曜ロードショー』がよく放映してたんじゃないかな)、大筋は知っていたつもりでしたが、改めて劇場で腰を据えて見て、あまりに記憶に欠落箇所が沢山あった事にびっくり。回想形式の映画だという事をまるで覚えておりませんでした。その回想のきっかけとなる冒頭の少女のエピソードを見て、これは幼い子供を亡くした人々に対する救済の映画なんじゃないかと思いました。パンとワインのマルセリーノ(という字幕よりもテレビ版の「マルセリーノ・パンとブドウ酒」の方がピンと来ますが)は、信仰心の厚い良い子という訳ではありません。いたずらっ子で言う事を聞かなくて。もしかすると、暴力を爆発させようとしてサソリに刺されたあの瞬間に、彼の命は失われる事が予め約束されていたのかもしれません。でも、そんな子供であっても、その心は神によって救済されるものなんですよ、っていう。幼くして散った命に対して、私達はどうしようもない無常感を抱きますが、信仰がどうであれ、その子供達の魂が救われたと信じる事ができるならば、それは残された者への救済へと繋がる、そんな映画なのかなと。広い広い空の下に立つ人の姿を捉える映像は自然という大きな時を刻む世界の中に生きる、束の間の時を刻む人間を表すようで、白黒・スタンダードながら印象的に映えていました。
[映画館(字幕)] 8点(2011-08-07 15:29:46)(良:2票)
2.  原爆の子 《ネタバレ》 
原爆は日本人全体の奥深いところに傷を付けたのだと思います。この映画は原爆によって直接もたらされた悲劇ではなく、終戦後も続いてゆく悲劇を描いています。親を失った子供、後遺症によって命を奪われようとしている子供、生活の全てが破壊され、何もかも失い、僅かな希望だけを頼りに生きる老人。原爆によって破壊された広島の街は、現実にフィルムに焼付けられた廃墟と瓦礫と、そして復興の兆しを見せる世界。悲劇に対比するように、原爆とは無関係な世界を生きているような人々の姿も焼付けられてゆきます。しかし、目を背けてもその傷が消える事はありません。この映画が撮影された終戦7年後と違い、今は61年もの歳月が経過し、その傷は消え去ったようにも見えますが、実のところ永遠に消える事はないのだと思います。その悲劇の上に今の生活が成り立っているということ、それを忘れる事で悲劇は繰り返されることを、この映画は力強く示しています。飛行機の音に不安げに空を見上げるラストシーンは、その不安が的中しなかった訳ではなく、今もまだずっと続いているものなのですね。
[DVD(邦画)] 8点(2006-08-15 00:41:34)(良:2票)
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