1. ケイナ
使い方次第なので別に全否定はしませんが、CGは映画文化から個性と心を奪う劇薬です。いやほんと使い方考えんと。特にこんな作品を観た後なんかは特にそう思います。控え目に言っても、駄作です。心が全くないし、オリジナリティもないし。言ってしまえば、監督が影響を受けたと公言する日本アニメの、亜流の亜流の亜流の亜流です。お願いもう公言せんといて。どうしてこんなの作っちゃったんだろう。フランスは本当に凄いアニメいっぱい作ってるのに。 [DVD(字幕)] 2点(2006-06-03 11:21:08) |
2. ゲーム(1997)
当時、先に観た友人に感想を聞いたら、「お前はオチに間違いなく切れる」と言われた。そいつは「シックス・センス」や「ファイト・クラブ」の感想を聞いても「お前は切れる」と言った。この野郎、私を何だと思ってるんだ。全部好きだったぞ。貴様はイライジャ・ウッドをCGだと思ってたくせに(「ロード・オブ・ザ・リング」レビュー参照)。…いや~、騙されました。私は素直に面白かったですよ。あの不気味な人形可愛い。欲しい。 7点(2004-02-11 22:33:37)(笑:1票) |
3. ケープ・フィアー
ロバート・デ・ニーロの指をアドリブで舐めたジュリエット・ルイス。何か…凄いです。色々な意味で(笑)。只者ではないです。でも可愛かった。実年齢よりも随分下に見える。この頃凄く好きでした。この作品も今なら「ストーカーもの」となるのかな。デ・ニーロの付きまといぶりが半端なかったです。 6点(2004-01-03 21:18:30) |
4. ケロッグ博士
これはどこからどこまで実話なんですか?ケロッグ博士という人物の背景を全く知らないので何とも言えないけれど、どの部分が実話でも何か嫌だ。とにかく変な映画。コメディタッチにしているのは分かるのだけれど、全く笑えない。加熱する健康ブームを風刺しているのだけれど、そのメッセージもいまいち伝わらない。ただ、「ガンモ」に出ていた不気味な子供が、博士の息子の少年時代を演じているのにはびっくりした。あの配役は最高。だけど、アンソニー・ホプキンスがケロッグ博士の役を演じる必要性はあったの?どうなのよ、これ。 2点(2003-12-28 20:16:31) |
5. 倦怠
男の愚かで馬鹿で幼稚な部分と、女の怖くてしたたかで得体の知れない部分を濃縮したような映画。観終わってげっそりした。いや、観ながらこんなにイライライライライライライライラした作品は久しぶりです。いや、初めてかも。でも確かにあの女優は、綺麗でもなんでもないのに、物凄く不思議な吸引力を持っている。たまに、ああいう無言でも生々しく人生を語る女優って出て来たりする。若いのに凄い。それは買い。でもこの映画は私には重過ぎる。滑稽で、馬鹿馬鹿しく、くどい。まあ、人生、そんなもんですけど。 3点(2003-12-10 15:30:24) |