1. ゲッタウェイ(1972)
高評価につられてみてみたが、余計なセリフを廃した独特な雰囲気で、最後まで魅了された。 ずっと張り詰めた緊張感のある映画は苦手で、もともと無闇に人がたくさん亡くなるのも好きじゃないのでこの点数になったが、最後までどうなるかまったく読めない展開ばかりで、サスペンスとして大成功している。 主人公の男と女の関係も場面場面で絶妙に変わったりするところも面白い。 ラストの展開もどうなるかまったく予測がつかないなか、良い終わり方をしていたと思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-07-17 18:03:37) |
2. 劇場版 呪術廻戦 0
《ネタバレ》 某アニメの碇シンジ君と鬼滅の刃っぽい作品でしたね。 心理描写を過剰に説明するセリフとか、迫力だけで突っ走る戦闘シーンとか、今流行りなんでしょうけど個人的にはおっさんなんでついていけない。もっと単純で分かりやすいほうがいいなぁ。 五条悟が夏油に語りかけたセリフとか、ラストの意味とか、解き明かされないまま終わるのも何だか。 人間の負の面を鬼ならぬ呪いとして、それを打ち破る方法がたくさんあり、音霊で敵を倒すというアイデアは良かったし、パンダとか五条悟とかキャラはたっていたので、それなりに評価はされるんでしょうけど、最近の少年向けアニメはこういうのばかりで疲れるよ。 TBSの放送で見たんだけど、放送前の談義が20分もあって長かった。でも「ぶっ殺してやる」「愛ほど歪んだ呪いはない」とかのセリフを前もって取り上げていたのは成功だったかも。 [地上波(字幕)] 5点(2023-07-10 21:58:27) |
3. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
《ネタバレ》 原作はパラパラと読んで知っており、良い歳した大人が金払ってみるべきじゃないと敬遠していた本作。 神回と呼ばれる話が二時間に伸びたような印象。 さすがに戦闘シーンの充実さや、煉獄さんのカッコ良さなど話題になっただけのことはあると納得。 煉獄さんが主人公かと思いきや、あくまで竈門丹次郎たち三人(ネズコを入れれば四人)が主役なのね。 どこまで原作に沿っているのか分からないけれど、あまり知らない人でも楽しめるようにうまく工夫して作っていると思う。 でもうようよグロい電車内での描写はあまり好きじゃないし、ラストも泣かせようという魂胆が見え見えなのよね(感動したけど)。 結果的に家で字幕解説つきでじっくり見れたのは良かったのかも。 [地上波(字幕)] 7点(2022-12-15 22:18:48) |
4. 劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族
《ネタバレ》 ネコ歩きはテレビでよく見ていて馴染んでいた。 ナレーションが中村倫也ということも大きな違いだが、北海道とミャンマーのインレー湖という大きな二本立てというところもTV版とは異なる。 取り立てて大きなドラマは起きるわけでもなく、とびきり可愛いネコが出てくるわけでもないが、丁寧に家族を追った佳作といえよう。 牛の背中に飛び乗ったり、仔牛と遊んだりと、ほかの動物とは相入れない動物だと思っていたが、こういう場所もあるのかと微笑ましい。 最後にネコの世界もいろいろあるんだね、とうまくまとめたところで終わり。ネコ好きなら一見の価値あり。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-26 20:19:10) |
5. ゲド戦記
噂にたがわぬアニメ映画でした。 生と死、光と闇という重いテーマを扱ったのは挑戦していると思いましたが、終始暗い雰囲気で楽しめませんね。 ジブリを冠した子供向けのアニメなんだから、もっと分かりやすくて夢と希望を与える作品を作れると思いますが。 次作は評価が少し上のようなので期待しています。 [地上波(邦画)] 3点(2018-01-14 09:42:17) |
6. 劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
あいかわらずニヤリと笑わせてくれるトリック節満載で楽しませてくれる。 かなりバカバカしいんだけど、そこが良いのだ。 マツケンの存在感もさすがだし、彼にまつわるエピソードも説得力がある。 後半にかけて少しダラけたのは残念だけど、シリーズファンは楽しめる出来。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-11 22:01:10) |
7. 劇場版 NARUTO-ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ!!
前作もそうでしたが、ナルト本編と比較したらストーリーがバタバタしていて見苦しいです。映画は子供向けと割り切ったほうがよいかもしれないですね。 [地上波(邦画)] 4点(2009-08-08 19:06:25) |
8. 劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ THE FIRST GAME
絵がアニメと違って変。それぞれの必殺技も妙に違和感がある。それよりストーリーの陳腐さにがっかり。 [地上波(吹替)] 3点(2006-05-06 20:31:37) |
9. 劇場版 NARUTO-ナルト- 木ノ葉の里の大うん動会
最低なものを見てしまった(苦笑)。。。上映時間が短いのが唯一の救い? [地上波(字幕)] 2点(2005-08-17 22:01:46) |
10. 劇場版 NARUTO-ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!
レベルの高いアニメ映画として評価した場合、いま一歩の感じでした。敵キャラがあっさりとやられすぎたり、ナルトがシリアスなキャラすぎたり、あちこちで違和感を感じました。対象が子供向けならば、もっと夢のあるストーリーを作ってほしいと思います。あきらめないことが大切、というメッセージは伝わりますが、実際のところ、現実社会にはあきらめずに頑張りすぎて、神経すり減らしちゃった日本人が多いのではないでしょうか。作中「オラ、クソ狐、こんなところでくたばってんじゃねえよ!」というセリフだけは非常に良かったです(笑)。 [地上波(字幕)] 4点(2005-08-04 20:02:22) |
11. けんかえれじい
これが日本を代表する青春映画なのか。たしかにテンポの良い、男のための映画という感触はあった。それでもB級感漂うチャンバラと軍国主義の嵐が吹き荒れる印象は拭えなかった。男気と暴力的さは、紙一重だ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-03 10:57:07) |
12. 解夏
同じ原作を題材にした「愛し人よ」というテレビドラマがあった。その第6話は長崎を中心に話が進み、映画に近い雰囲気だったとある関係者が言ったらしい。私はその第6話が大好きであった。果たして、この「解夏」も同じように、長崎の情緒溢れる風景を織り交ぜながら、主人公とヒロインの葛藤がうまく描かれ、心の深いところでの感動を与えてくれた。TVドラマにはない「解夏」と主人公の運命を重ね合わせるあたりは、この映画ならではの魅力。下で【TANTO】さんが指摘されるような疑問点や長崎の方言の不自然さも感じないわけではなかったが、プラスの評価をしたいと思う。 [地上波(字幕)] 7点(2005-05-03 12:53:44) |
13. 化粧の王様
ここでもジョルジュ・メリエスの編集のうまさが目立っています。それにしても、この人ってば人を喜ばせるのがそうとう好きだったんでしょうね。 4点(2005-03-11 19:33:44) |
14. 月世界旅行
期待しすぎたせいか、けっこう普通でした。それでもSF映画の先駆けとして、この映画が与えた影響は計り知れないものがあるのは良くわかりました。 6点(2005-03-11 15:46:39) |
15. 化粧師
あまり期待していなかっただけに、日本の風景を切り取った映像美と独特の静かな雰囲気が良かった。でもストーリーの希薄さと余韻はそれほどでもなかったのは残念。椎名桔平も素晴らしかったが、いしだあゆみ扮する女将さんの存在が際立っていた。化粧されるという経験が欠如している男性より、女性向きの映画だと思う。(TV) 6点(2005-01-07 22:17:20) |