1. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
テンポ良くダレるところがなく、役者さんたちも脇役含めてなかなか良くて、途中まではとても面白くて、これはシリーズ最高傑作かとワクワクしながら観ていたら、最後の最後で拍子抜け。コロンボは、理詰めで犯人を逃げ場のない状況に追い詰めるような、詰将棋みたいなドラマであって欲しい。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2024-11-25 00:45:10) |
2. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
《ネタバレ》 コロンボと犯人のやり取りや、ちょっとした綻びから犯人が追い詰められていくお馴染みの展開も見事で、ミステリーとして及第点の作品だと思うが、それ以上にこの作品の魅力は、放映当時すでに時代遅れになりつつあった陸軍幼年学校というものにスポットが当てられているところ。時代に取り残されてしまった学校やそれにしがみ付く校長の姿に哀愁を感じた。学生たちの様子や、スパルタな教官など、今見るとなかなか興味深いものがある。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-05-19 19:32:03) |
3. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM>
《ネタバレ》 いつもの倒叙スタイルだと思ってたら、実は犯人が別にいた!ってところがキモなので、この作品を「犯人の分からない作品」などと紹介するのは、本当にダメだと思う。作品の最大のウリを殺してる。ところがところが、私はそれを知らずに観てたので、えっ、あいつが犯人と違うんかったんかい!と驚いたものの、悲しいかなそもそもつまらんのである。コロンボシリーズは実は犯人の方が主役なわけだが、そこんところが弱くなってしまったのと、コロンボが犯人を炙り出す仕掛けもいまいちだった。意欲は買うんですけどね。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2022-05-12 12:56:43) |
4. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
《ネタバレ》 ストーリーは良く出来てると思う。犯人にハメられているように見せかけ、実はその上を行っていたコロンボ。意外性はあるし、被害者の元奥さん奥さんなど登場人物もなかなか魅力的。それにもかかわらず全体にピリッとしないというか、冗長な感じを受けた。何が原因なのかうまく言葉にはできないが…。 [地上波(吹替)] 5点(2015-11-07 16:23:13) |
5. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
ピーターフォークが若々しく、くたびれた感じが無くて颯爽としているが、一作目からコロンボのキャラがほぼ確立しているところはスゴイ。このシリーズは、コロンボのねちっこさと、犯人のしらばっくれぶりを楽しむものだと思っているが、そこは存分に満喫できる作品となっている。 [地上波(吹替)] 6点(2015-11-07 15:52:01) |